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手と足の連動

 青もみじが綺麗ですね。暖かくなり花粉も飛んでいます。ご自愛くださいませ。武道センター道場では随時見学や体験を受け付けております。体験は、有段者は通常稽古、それ以外は一旦門人会の方で個別対応致します。初心者は合気道はどういうものか体験していただき、経験者には大阪合気会の合気道を体験していただきます。合気道の攻撃や技の形は決まっているので、技に至るまでの過程が指導する師範、その時のテーマによりバラエティーに富みます。前のお手本は合気道の習得に導く全体最適で、模倣から始まり指導者から教わった基本を正しく理解し自身の習熟度や体力、体格等に合わせて行います。今回経験のある方の体験を担当し、体の転換をしてみて、半身さえととのえばなんとかなるという見立てで、私の力不足は多々あるものの、その方のポテンシャルでなんとかなりました。最初慣れない捌きに戸惑われていましたが、慣れると多くの人に難しいものでも普通にされており、受け身や固まらないことは重要だなと思いました。先生たちのいつでも最高のものを提供する、自転車乗れるか乗れないかそれだけという姿勢についていくばかりです。見るのと実際にやるのは全く違いますので是非体験をお勧めします。 4月16日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③胸持ち一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤四方投げ、⑥一教からの回転投げ、⑦(転換)小手返し、⑧(転換)三教からの五教、⑨座技呼吸法 など ③斜めに捌く(滑らせて肘)。手は手、足は足とバラバラに動くのではなく手と足を連動させる。六方に捌く際は―六方とは四方八方の真ん中の線を引いたもの―斜め前、横、斜め後ろに捌く場合があり、後の技につながるようにする。相手の外側に捌いて技 ④切るのではなくもらう。相手はついてくることになる。 ⑤相手と並行になる。くぐりに行くのではなくその場で回る(頭をつける) ⑥相手の肘を上下で挟んで返す ⑦(無理に押したり引いたりせず)手を添えて転換する。(相手が回ってくるので)胸を使って返す ⑧三教→相手は逃げようとする→肘を胸に当てて五教。胸は引かずに出す。きかなければ二教のように捻って締める。 ➡合気ガールより:感じて、間を考えながらする/相手を止めるのではなく技にかかりにくるようにする

結びを大事にする

 普賢桜に藤の花が咲き誇る頃となりました。皆様お加減はいかがでしょうか。私が一番大切にしているもの、それは自由です。好きなものを好き、嫌なものは嫌と言える自由。自分が何をするか決められる自由。自由には責任が伴います。内容によっては村八分になるリスクもありますから。自分で考えて行動する、その根拠は自らの良心です。これを私は教えられたわけではなく10代の頃に体得していったと思いますが、母校の教育方針はそのまま私の人格形成に影響を及ぼしたと言えます。子どもの頃から感じていた、だいたいみんなが言っていることはおかしいように思うが、異を唱えることが難しいという社会適応との矛盾に対して、真理を追究し判断の精度を上げることが自己への信頼を高めます。合気道では体を使って行うので誤魔化しがきかない分、思い上がれなくて良いですね。勘違いできるということは目標設定を誤っているのでしょう。 4月13日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち(転換/内転換)呼吸法、③回転投げ、④正面打ち入り身投げ、⑤一教、⑥肩取り面打ち呼吸投げ、⑦後ろ両片持ち呼吸投げ、⑧突き小手返し、⑨三教おさえ込み、⑩天地投げ、 背伸運動 など ②③ ガチッと持たれるとそこは動かない。動かせるところを動かしていく。 ④(開く)ぶつけて止めたり避けるのではない。迎え撃つ ⑤ストン(当身)。もう片方があるから返せる。(中心を捉える。鍔迫り合い)結びを大切にする ⑥積極的に ⑦(渦に巻き込む/返す) ⑧(中心から引き出す) ⑨そのまま/小手返しから返す ⑩(ビートを合わす) ➡合気ガールより:吸い取る/最初に流れがある

急がば回れ/撫で上げる

 すべてのものが清く輝く時季となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。さて、私は高齢者虐待の対応も行う仕事をしています。関係者や親族から虐待をしている者または虐待を受けている者を「行政の力で強制的に分離して施設等へ入れられないか」と期待又は恐怖されることがありますが、そのような恣意的な権力の濫用が許される社会であれば誰も安心して生活が送れなくなります。社会の大小に関わらず「正しさ」を強要するのではなく、主義主張の異なる人たちが互いに尊重し合える距離をとれることが私は重要だと考えています。たとえば学級で担任が「みんな仲良く」を理想と掲げれば、一人でいる子は悪いという空気が生まれ、同調圧力により一人でいるのが好きな子の自由を奪うことになりかねません。合気道では教え魔、喋り魔を講習会でも見かけますが…それも含めて、正義面して自己都合を押し付けるのは人との間の取り方が非常に不味く、畢竟合気道にも反映…。それならば、目指すべきは! 4月11日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち(転換)呼吸法、③(内転換)呼吸投げ、④天地投げ、⑤両手持ち(内転換)四方投げ、⑥一教おさえ込み、⑦正面打ち入り身投げ、⑧一教呼吸投げ、⑨座技正面打ち三教おさえ込み、⑩座技呼吸法、 背伸運動 など ②(無理に投げようとしてもいかない)足を送る。斬る ③(地)中心をとる(当身)裏拳、防ぐ。下から。撫で上げる(体が進む)。剣先に重みが乗るには近くではなく遠くを斬る。急がば回れ。距離を取る。近い場合は(ギュギュン) ④取らせない。伸び伸びと(広げる)。スッと伸ばす ⑤斬り上げる ⑥肘を曲げるのが悪いわけじゃないがしっかり伸ばす。曲げる場合はしっかり曲げる、しっかり伸ばす。 ⑦(外に)開く(相手は吸い込まれて崩れる) ⑧(中心をとる→撫で上げる) ⑨準備運動と同じ(捻り上げる) ⑩(広げる→外側から返す)鼓膜を破るところを(包み込む) ➡合気ガールより:手は足の動きの中にある

感覚を養う

 八重桜が咲き始めました。皆様お変わりありませんでしょうか。さて、AIは便利ですがファクトチェックは人間がしなければいけません。というのも、AIの仕組みは膨大なデータから最もそれらしい言葉のつながりを予測しているそうで、元となるデータが正しいのかという問題があります。他の人のことは知りませんが、これと同じようなことが稽古中にも起こっていて。感じてやれている時は良いが、ともすれば、自分のこれまでのデータの集積の中でそれらしい動きをしているに過ぎない。元となるデータにありふれている馬鹿力糞力を常識として繰り返し益々確固たるものになっていく。合気道の解像度が上がらなければ真実にたどり着くことはない。似て非なるものとずっと続けることになる。本質を見よう、感じようとしているか。目の前に本物があるのに私はどう向き合っているのか。これをしなければならないと自らを縛り無為な時間を過ごしていないか。この癖を変えるのがはじめの一歩です。 4月9日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③諸手持ち呼吸法、④(転換)一教おさえ込み、⑤角落とし、⑥四方投げ(裏)、⑦自由技、⑧(転換)四教おさえ込み、⑨座技呼吸法 など ③相手の中心とつなげて行動に移す。自分の手を引っ張って相手の腕が伸びるのではない。体が出て来る。(肘を絞る) ④やろうとすると別の力が働く。たとえば合掌をする。違う動作に変えてみる ⑤(③で相手が出てきたところで技) ⑥中心とつなげて相手の帯の結び目から出て来るように。相手の中心とつながっている感覚を養う。自分から相手の腕を掴みにいくのではなく、相手が自分の腕をずっと掴んでいられるようにする。 ⑧ ③一教の肘からすべらせて四教。一教でしっかり相手の前腕が縦になっている。横になっていると出来ない。技をやりにいくのではなく相手が起きようとするとかかる状態。 ➡合気ガールより:相手に向かわない/肘を回転させる

(螺旋に巻き込む)

 ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。9月の国際合気道講習会まで半年を切りました。『見てとる、受けて感じる』合気道の稽古を通して己と向き合う日々であります。かつて前のお手本を見てもよくわからんし先生が何を言っているのかもいまいちよくわからんということに課題を感じて特別コースの受講や本部の稽古に出るようになり、受けの重要性を見出し出来る限りとにかく稽古しました。見てとるも受けて感じるも常に課題であり続け現在進行中ですが、稽古を重ねるにつれて見える、感じる部分も増えました。但しそれは既知のものが増えたという見方もできます。技の形や動き自体は同じかもしれないが未知のもの、見えないものを知ろうとすること。今何をしているのかに集中する。できるできないじゃなくてやるんです!ハイ‼ 4月6日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②相半身片手持ち(転換)呼吸投げ、③後ろ両手持ち呼吸投げ、④逆半身片手持ち呼吸投げ、⑤正面打ち一教おさえ込み、⑥座技正面打ち一教おさえ込み、⑦逆半身片手持ち(内転換)二教おさえ込み、⑧横面打ち(内転換)呼吸投げ、 背伸運動 など ②(回って)くっつく。(但し押し込まれない)ましてや出そうとするわけでもない。全体を乗っける。(肘のコントロール。表三角) ③ ②を後ろ両手持ちでもする。自分が投げるのではなく相手が来ようとするのをいかす。受け身の腕の形。肩取り正面打ちとも同じ。 ④固い稽古(①で自分に喰い込む。相手に刺さる)舟漕ぎ運動(→返す)。やわらかく ⑤気結び(打ってきた手刀を制して上がろうとするのに合わせる) ⑥「(自分は)強いだろう」と打てばよいというものではない。雑な稽古をしない。自分より強い人がいたらどうするのか。力は要らない。(受けも)掴んで一歩下がればおさえ込んでいける。意地悪をするわけじゃない。相手の前で無理にやろうとしても仕方がない。合気道は相手と作り上げる。膝が入れば反応する。反応できる体を作る。 ⑦(波を重ねる。)知識や経験が邪魔になることがある。見取り稽古で、例えば手を返すこと、足の向きでここまで相手に影響があるのかというところを見る。同じと思わない。繊細なことをしている。 ⑧同化する。振りかぶって斬り下ろす ➡合気ガールより:縦の回転、横の広がり、そのミックス/斬ることが投げること

(中心を取る)

 陽春の候、皆様ご機嫌いかがでしょうか。先日雨の日に、さるイベントの主役の方に傘をさす係をしました。皆その方を観に来ているので邪魔にならないよう気配を消し、傘はもう腕いっぱい伸ばして持ちます。腕がだるくなったら持ち替えるのですが、後で上がっていた動画を観たら、半身?を入れ替えることで傘も微動だにせず私の動きも必要最低限で注目しないと動いているのも気付かず一安心。合気道のお蔭で軸が安定してるんですね。有難いです。また、最後に写真撮影タイムがあって、傘係の私が極力映りこまないよう本人の陰に隠れて顔も見えないように一重身?で都度配慮して頑張っていたわけですが、これも訪れた人のSNSにアップされた投稿を見て、なんて黒子に徹している私、誰も気付かないけれど良い仕事したなあと充実感と達成感に満たされ、短時間で熟睡できました。変な動きをしたら目につくものですが、背景に溶け込めて良かったです。普段振りかぶったりおさえ込まれたりしているからか、3時間で特に筋肉痛とかもなく傘の重みを流す鍛錬となりました。 4月4日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②諸手持ち転換入り身投げ、③回転投げ、④逆半身片手持ち一教おさえ込み、⑤四方投げ、⑥正面打ち入り身投げ、⑦相半身片手持ち四教おさえ込み、⑧半身半立ち肩持ち二教おさえ込み、⑨座技呼吸法、 背伸運動 など ②(上段で持たせる)同じ方に回る。(渦に巻き込む) ③踏ん張るわけではない。ストン。受けは体をほぐす。 ④∞ (もらって返す)おさえ込みと思わずにする。肩肘張らない。ストン(三角点) ⑤肚の前(振りかぶって振り下ろす) ⑥⑦ 裏拳…剣(杖)を返す。 ⑧(体を開く。広げる。相手が倒れて起きてくるのに合わす)。④と同じ、通る。 ➡合気ガールより:良い状態となれば、中心に重力が集まる

 新年度、桜花爛漫となりました。皆様お元気ですか。先月に高校の研修旅行で起こった辺野古でのボート転覆事故の御遺族がnoteで情報発信されています。私も系列校出身でこの痛ましい事件が他人事とは思えません。ご冥福をお祈り申し上げます。私は修学旅行で危険な場面はありませんでしたが、生徒や保護者であったとして少ない情報でリスクに気付けたでしょうか。船の事業登録なしという法令違反、波浪注意報下での決行、下見や学校と外部団体間の運航に関する取り決めの不備、外部団体の性質…と外部団体、学校側ともに安全管理の不十分さと生徒や保護者への事前情報の少なさが問題となっています。組織運営には法令遵守と内部統治が両輪で、組織の健全で透明性の高い運営は所属する人々が規律を守る土台となります。門人会でも、広く門人へ情報を開示し、意思決定プロセスを透明化することで、法令遵守を求める説得力を高められるよう努めて参りましょう。また個人としては稽古を通して危険や変化を察知する観察力を養わねばなりません。 4月2日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③正面打ち一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤回転投げ、⑥四方投げ、⑦側面入り身投げ、⑧小手返し、⑨座技呼吸法 など ③(足を送り)斜め後ろへ捌く(攻撃の線を外す)。止めずに流す(肘を曲げて)。詰まらないように(捌いて)間を取る。 ④ ③→引っ掛けて(斬り下ろす)。下へ押さえつけるのではない。回転を加える(相手の背中を出す) ⑤ ④→足元へ。手だけ下がるのではなく相手の中心とつなげて体ごと下がるようにする。 ⑥ ⑤→(呼吸投げの要領で相手を自分の向こう側に導く)どこまで相手とつながっているのか確認する ⑦⑧ (外側へ捌いて振り向く。転回)片手ではなく両手で振りかぶると方向を迷わずに済む(中心を守って中心を攻める。相手を制する) ➡合気ガールより:上下、前後、左右