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股関節をやわらかく

 桜が咲きました。皆様お変わりありませんでしょうか。さて、京都は観光都市なので大きな声では言えませんが、オーバーツーリズムの問題があり、住民からするともう観光客には来てほしくないというのが本音です。観光客のマナーが悪いというよりは、観光客が多いために住民が不便を強いられることへの苛立ちを、特に市バスに乗ると目の当たりにします。自分が理不尽な目に遭ったからといって他者への横暴が許されるわけではありません。これと同じ構造なのかは不明ですが『イデオロギーは思考を曇らす』ものです。大層なものでなくても何等かの信念があって正義と思い込むと、人は根拠になり得ないものを理由にして行動できてしまうのですね。ちなみに、一定の年齢層で「そんなことは常識や!」と言われることがままありますが…『常識とは、18歳までに身に付けた偏見のコレクション』だそうです。それらを脱ぎ捨てる、そんな自分に打ち克つことが合気道の修行ですから、一生ものですね。 3月23日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②相半身片手持ち入り身投げ、③ ②の上段、④諸手持ち(転換)呼吸法、⑤後ろ両手持ち呼吸投げ、⑥相半身片手持ち一教おさえ込み、⑦突き入り身投げ、⑧後ろ両手持ち三教おさえ込み、⑨両手持ち呼吸法、⑩諸手持ち呼吸法、 背伸運動  など ②前後。体を変更する。股関節を弛めて吸収する(→可動域が広がる)→奥行きが広がる。∞固いと動かないので大きく捌かないといけなくなる(やわらかく使えれば最小の動きが可能) ③ℓ②は中段、③は上段。体をほぐす。下半身が使える→上半身で詰まらない。 ④(股関節を弛めて、一歩出し間を取る→相手が出てくる→上下、相手の戻るのに合わす) ⑤(④を後ろ両手持ちでする。股関節を弛める→最初の手、次の手どちらの方向にも振り向ける) ⑥固まらず、合わせていく。振りかぶる。9月にフランスから先生を呼んで講習会をするが、同じと思って見ない。奥深い。 ⑦(払わずに防ぐ。重なる。入り身の状態。螺旋に喰い込む) ⑧呼吸法。その時、その場所、その状況、相手によって最適な動きをする。それが武道の礼。心して動く。無意識は死に体。 ⑨(座技呼吸法を立ってする)沈む→相手は同期する。自然な動きでないと相手は止まる。それと同じように振りかぶる。 ⑩固い稽古。相手の腕の間に自分の肘が入る。(股関節を弛めて腰を回す...

(何のために捌くのか)

 ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。早咲き桜が次々と開花していますね。(前々回の再提出)3/14名古屋講習会について【趣旨】技を指定せずその時々の変化に応じる【自らのアプローチ】①集中して変化を感じる(相手や周りの状況)、②何かをしようと決めて一点に囚われず体全体を使うことを意識する(自分の状態)、③考えてから動くのではなく一瞬一瞬の変化に反応して動く【普段の稽古にどう活かすか】『相手を見る』自分で形を決めて制限している意識を変え、相手の動きや反応の変化を感じて対応することで自分の体全体、周りの空間(時間)を使う。それを繰り返すことで考える前に変化に対応し体が動くようにする。【一年後のなりたい姿】相手の全体に目を向ける、耳を傾ける。【感想】動く禅。 3月19日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③横面打ち一教おさえ込み、④四方投げ、⑤回転投げ、⑥入り身投げ、⑦三教おさえ込み、⑧腕絡み、⑨座技呼吸法 など ③~ 斜めに捌く(六方)。当身が入る(中心を攻める)。捌いたら相手の中ではなく外にいる。相手の中で横にずれた状態で無理に技をするのではなく、自分の前で技をする。 ④捌いた後に相手のいない方を向いているのが散見されるが、四方投げをするために捌くわけではない。いつでも(当身が入る等何でも)相手を攻撃できる状態にする。四方投げ以外はできない捌きをしない。 ⑤(④→足元へ引き出す)相手の強い方ではなく弱い方へ導く ⑥手首で受けて反対側の手で流す(止めない) ⑦ ⑥を肘を曲げ片手で行う。三教…相手の小指側を掴む。持ってから三教をきめるのではなく、掴んだらきまるようにする ⑧(中心→)巻き込む。肘の骨が上から下へ回転する ➡合気ガールより:自分を守って中心を攻める

重なり合う

 仲春のみぎり、皆様ご機嫌いかがでしょうか。さて、先日あおり運転(妨害運転)に遭いました。私は原付で相手は車でしたが、車体を近づけられ幅寄せ、後ろから追い越された後に前方で急停止して進路を防ぐという典型的な危険行為です。後から考えると悪質な攻撃でしたが、私は何も思わずただ相手の動きを見て対応しました。動じずに速度を落とす、止まる、距離を取るという普通の行動をしただけです。避けたり逃げたりしたら事故に遭っていたでしょう。私がうんともすんともしないのでドライバーが出て来て数言恫喝していましたが、目バキバキのガチギマリでした。どうも、工事の影響で二車線道路を交互に停止させて交通整理をしていたことでドライバーは既に苛立ち立腹していた様子で、その腹いせに言いがかりをつけているようでしたが、幸い会話は成立しそうでした。丁寧に謝ると気が済んだようで車は立ち去りました。この道はガードレールもそこそこの坂道で小学生の通学路。ちょうど私の斜め後ろにも子どもがいて立ち止まって一部始終を見届けていました。この手の人のやばみの程度が分かりませんから、なんとしてもここで収束させないと下校の列に突っ込まれでもしたら大惨事です。というわけで事なきを得たという話。合気道、役に立ってますよ。 3月16日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち(転換)呼吸法、③(転換)四方投げ→入り身投げ、④横面打ち(転回)入り身投げ、⑤逆半身片手持ち(転回)入り身投げ、⑥(転換)半身半立ち四方投げ、⑦正面打ち一教おさえ込み、⑧横面打ち(内転換)四方投げ、⑨相半身片手持ち腰投げ(呼吸投げ)、⑩逆半身片手持ち(転換)呼吸投げ、⑪両手持ち二教、 背伸運動 など ② ①で重なり合う。そのまま投げようとしてもいかない→送った足を進めて中心(の線)をずらす。 ③ ①+振りかぶる→(首根っこ+天)。重なる ④払わない(前後)重なる ⑤(相手が来ようとするのを活かす)ℓ(上がったら下がる) ⑥(下段→相手は起きようとする)立ち直る ⑦(払って前へ進ませる)足を送って中心を外すが避けたり逃げたりしていない。ポジティブに(反対側が出る) ⑧握らずに引っ掛ける(姿勢) ⑨重なり合う ⑩返す(①でしっかり重なる) ⑪呼吸法(重なる)→(中心へ)尻もちをつく ➡合気ガールより:迎え撃つ/入り身転換の体捌きに呼吸法の息...

方向

 天地も躍動する春となりました。皆様お元気ですか。年度末ですね。さて、この一年間で自分は何が変わったでしょうか。去年のテーマは重みを感じる(やすやすとグラビディ)でしたが、一年前と比べれば良くなっていると思うもののまだまだこれからですね。どう変わりたい、どうなりたいかをイメージすると、宮本武蔵の『惣体自由』という言葉を賜りました。何かをしようとすると途端に囚われて姿勢が崩れ足も動かなくなります。~しなければならないという自らの呪いから己を解き放つ。私のある発見は、春ですが虫の聲がしていて、耳を澄ませばかえってざわめきがおさまるという体験をしました。そして、動かされたら私の体は動くし、自分が動けば相手との関係性も変化が生まれる。だから、自分が感じて動けば良いということを身をもって知りました。もっと良くなれる、そんな気がしています。 3月12日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③後ろ両手持ち一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤回転投げ、⑥四方投げ、⑦側面入り身投げ、⑧自由技、⑨三教おさえ込み(表/裏)、⑩座技呼吸法 など ③(呼吸法→相手は浮く→)振り向く。(転回)前後。振り向ける方向は決まっている為(相手が回り込む際)一歩出して半身になる(→沈む) ④足を引いて入り身(網代)。相手の前に足を残さないようにする ⑤(沈む→)足元へ。(①の要領で)相手とひとつになる ⑥足を引いて相手の手だけでなく足も一歩出るようにする ⑦ ⑥→上下に開く ⑨表…前に進む(呼吸法で振りかぶり三教に取る)。裏…足を引いて(振り下ろしながら背後に回り込む) ➡合気ガールより:空間を認識する

機能する

 桃の花が咲きました。今朝は山の方は雪化粧でしたね。ご自愛下さいませ。(前回の続き)そういうわけで、私が合気道部の監督になって何を指導するのかについて先生方や皆のお蔭で大きな目的が明らかになりました。それは合気道の稽古上の心得にも符号しますが奇しくも母校の創設者の言うところの適当不羈でありました。私自身が現役プレーヤーであり互いに高め合うための環境づくりを立場は違えど当事者として関わるということに身の引き締まる思いです。迷いがないのは、職場にしろ道場にしろ長い時間をかけてこの場を皆にとって良いものにするという地道な行動を続けてきていずれも結果があるからです。私の強みは他人にどう思われようが信念を貫けるところでしょう。行動し続けることによりムーブメントが起きれば後は流れに乗って各々が行動してくれるというのを私はもう知っています。それ自体関わる全ての人が作り上げるものなので、誰かの手柄ではありませんが、トリガーとなる人物の登場には感謝してもしきれません。 3月9日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち四方投げ(表/裏)、③(②と同じ)、④呼吸投げ、⑤肩持ち二教呼吸投げ、⑥逆半身片手持ち二教おさえ込み、⑦(転換)回転投げ、⑧諸手持ち(転換)呼吸法、⑨正面打ち入り身投げ、⑩天地投げ、 背伸運動 など ②自分では握らない(クロス)(中心で振りかぶって振り下ろす) ③今度は握る(①横に引っ張らず縦に流す) ④体を開く。腰を引かない。肩が機能する。固まると機能しない ⑤技をしようとしない。下から。やわらかく肩が機能する。反対側の手を取るように ⑥下から(→浮く)ストン ⑦下から。首根っこをおさえる ⑧片手持ちなら指先から意識すれば振りかぶるようになるが、相手が両手だとそうはいかない。肩肘を張ると相手は離れて遠くなる。肘を弛める。 ⑨入り身の稽古(止めずに合わせて流す)。手で投げようとせず肩が機能するように(肩口につける) ⑩昨日(春季特別大会)の復習。ぶつかると固まる(体を開いて肩を通す) ➡合気ガールより:体全体の力

勢い

 草木の新芽が萌え出ずる頃となりました。皆様お加減はいかがでしょうか。本日は吹田洗心館にて春季特別大会が開催されました。午前は講習会にて体の転換や座技呼吸法など基本の動作を稽古し、寒い日にも関わらず会場内は参加者の熱気で夏のようでした。午後は演武会で心気体、調和のとれた演武を参加者が披露しました。先生方の演武は自分が見ていることを忘れて引き込まれ、その場の空気と流れの一部となるほどに没入させられました。私は演武の受けを信頼と実績のかしこいズ(メンバーは毎回変わる)にお願いしたので自然体で行えました。私も個人練習しましたが、彼らも春合宿でレベルアップして臨んでくれたので、やっぱり賢い人は自ら考えて行動に移すのだなと感心&納得しました。一緒に稽古してくれた皆様に感謝申し上げます。撮影も含め有難うございました。 3月7日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち入り身投げ、③(転換)呼吸投げ、④半身半立ち両手持ち四方投げ(表)、⑤横面打ち(内転換)入り身投げ、⑥逆半身片手持ち(転換)二教おさえ込み、⑦四教おさえ込み、⑧演武の練習 など ②準備体操と同じ。手の水を払うように指先まで(通す)。鋭くなる。相手の来ようとするのを流す。静止の中に流れ、勢いがある。体の変更、前後。 ③中心を取る。相手が起きてきても取っているのでコントロールできる。 ④進んでいく ⑤(鍔迫り合い。姿勢、エネルギーを保つ。進んだり下がったりできる) ⑥(中心、喰い込み)。ぶつかっていかない→下から(螺旋) ⑦技に走らない。(下から。振りかぶる→)相手が浮く(→振り下ろす)。おさえ込み…中心へ。 ➡合気ガールより:心気体の気は姿勢

攻撃を防ぐ+攻撃する

 啓蟄の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。菜の花畑が広がっております。さて、先生は実際より大きく見えるし感じるのですが、ひとつは先生のゾーンが人並外れて大きいことが関係しているんじゃないかと私は思っています。それはおそらく立体の同心円状に広がり、何年か前の私の実体験(階段を降りようとしても足がすくんで降りられない)からすれば結構な高さもあるんです。普通の人は自分の見えている範囲くらいがゾーンのようですが…多分先生は死角について追究している内にそれが無くなったんじゃないかと思ってます。一朝一夕にはいきませんから、私自身が工夫するならば、まずは、動いて見える範囲を増やさないといけません。…Relax!! 3月5日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③肩取り面打ち(転換)一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤四方投げ、⑥二教おさえ込み、⑦自由技/演武の練習、⑧座技呼吸法 など ③自分から正面打ち。流す。自分が下がると相手に入られて詰まるので、相手が持っている肩を軸に、肩を出すようにして転換する。 ④ ③→親指と人差し指の間で取る。相手の攻撃を防ぐ手でもあり攻撃する手でもある。上から当てているだけだと防げない。 ⑤ ③→相手と横並びになる。 ⑥ (肩取り面打ちの)③~⑤は正面打ち、⑥は肩取りの方で行う。どちらでもできるようにする。 ➡合気ガールより:渦に巻き込む/誘い