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前進する方法

 さくらんぼがツヤツヤ光っていますね。日中は暑いですが夜は肌寒いこともしばしば。お体おいとい下さい。武道センター道場門人会費の会計は夏季冷房使用料によって健全化しました。道場に関わる全ての皆様のお蔭で国内外からビジターや門人も増え、喜ばしい限りです。心より感謝申し上げます。更なる高みを目指し、私たちは師範から合気道を教わり稽古している身ですので、師範の講習会を武徳殿で行うために諸課題をクリアすべく活動して参りましょう。時代が変わり、社会的にはハラスメント防止について関心が高まるようになりました。一方で、元大阪地検検事正による部下である女性検事への性的暴行事件は結局声をあげた被害者が辞職するに至りました。道場の一員として環境作りに寄与しますが、一個人としては自分の身は自分で護るよりありません。周りの状況を見てリスクを回避、低減するとともにいざとなれば闘う意思と覚悟を持つ。それは道場の稽古に於いて本物と対峙することで磨かれていくのです。 5月9日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②天地投げ、③逆半身片手持ち(転換)呼吸投げ、④(内転換)角落とし、⑤四方投げ、⑥(転換)呼吸投げ、⑦手合わせ一教おさえ込み、⑧正面打ち一教からの二教呼吸投げ、⑨肩取り面打ち前に進んで斬る、⑩逆半身片手持ち一教呼吸投げ、⑪座技正面打ち一教おさえ込み、 背伸運動 など ②(掌を上下に分ける)火が出るように擦り合わす(イヨーッ) ③天。掌を上に向ける(お盆を支える、荷物を担ぐように) ④地(相手とのつながり。起きようとしたらそれを使う) ⑤(中心)自分が上げるのではなく相手の力を使う ⑥(剣の重みが乗り)剣がはしる。鞘で操作する(反対側)。股関節を折りたたむ→掌を返す。お辞儀。やわらかく体全体を使う ⑦相手の来てくれるのをありがとうと山を登る ⑧二教…下から(汲み上げるように)股関節を折りたたむ ⑨切り返す。前進法。前に進む方法…山を登る、股関節を折りたたむ、切り返す(魚の術) ⑩(斜)結果的に45°になる。知識ではない。受け…転回して受け身をとる。受け身ができるから投げができる。 ⑪正座→膝立ち(姿勢が変わることで相手に変化がある)止めて押し込むわけではない。相手が起きようとするのを無理やり押さえつけるのではなく支えにして立つ ➡合気ガールより:肚で響き合う

間合い

 立夏の候、皆様お加減はいかがでしょうか。先日、詩仙堂の庭園を散策しました。京都の良いところは、都会からすぐ喧騒を離れた別世界へ行けるところです。写真だけでは分からない小川のせせらぎや蛙の声に心が洗われるようです。この静寂の中にあっては、ししおどしの音が大きく風流というよりは獣よけの本来の意味が身に沁みました。合気道部の学生で、急に上手くなったなと感じるときがあります。特異点といいますか、経験が浅い方が成長も目覚しいでしょう。何年もやっていればそんな曲線になることはあまりないかもしれませんが、ざわめきを鎮めて集中することで見えないものにも注意が向くようになれば良いと思います。 5月7日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③正面打ち一教おさえ込み、④回転投げ、⑤四方投げ、⑥三教おさえ込み、⑦腕絡み、⑧半身半立ち正面打ち入り身投げ、⑨半身半立ち正面打ち小手返し、⑩座技呼吸法 など ③(一歩引いて出す)止めるのではなく下から(すり上げる) ④最初から避けない ⑤ ④→相手の腕の向きに注意する ⑥ ⑤→相手が四方投げをさせないようにすれば反対の三教をすればよいだけ。相手に合わせるのだから、自由技であれば間違いではない。技のできる間合いが違う(相手の間)という誤りはある。常に自由技となれば前で見本をしている意味がないので決められた範囲で稽古をしている。 ⑦ ④→自分から相手の腕を取りに行くのではなく、自分の腕に絡める ⑧相手の腕を取ろうとして自分の不利な体勢にならず、相手が打って自分へ届くのを待つ。 ⑨相手の手だけでなく体ごと下がるように ➡合気ガールより:何処から合わせるのか

工夫

 若草萌ゆる時季となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。この日の稽古は後ろ両手持ちで、先生に受けをしていただいた時に、こうするしかないという動きが出てきました。次の日に吉田先生のお手本を見たら、(まるで初めて見たように)前日に絞りでたそれに既視感を覚えたので、これは先生の受けが余程的確なんだなと尚更衝撃を受けました。私がしたというよりそれしか道がなくそうさせられたという方が正確でしたので、神がかるというか降りて来るのに近いんじゃないか、「かんがえる」ってこういう事なんじゃないかと思いました。それは先生の圧倒的なパワー(山や自然のように一般人にとっては想像を絶する威力)によって半ば強制的にそうなったわけで、そうでなくてもそれを産み出すという今後の展望が持てました。忘れないようにしたいです。 4月30日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③後ろ両手持ち一教おさえ込み、④(転換)四方投げ、⑤(転換)入り身投げ、⑥後ろ両肩持ち呼吸投げ、⑦三教おさえ込み、⑧座技呼吸法 など ③(相手が回り込んだ際に)足を一歩下げ相手と密着する。この時、上半身が下がらないよう注意する。 ④⑤ ③→前の手を下げて相手の外側へ転換する。足が残って内側にいないようにする。 技をするためには自分の行く方に相手が向いているとできない。回転をかけて相手の向きを変える必要がある。前の見本をそのまま繰り返すのは(形の)練習。自分の体格に応じて工夫するのが稽古。 ⑥ 当身をするようにして体を振り相手を外側へ出す。くぐろうとして傾かずに姿勢は保つ ⑦ ⑥→相手の手を肩に付けたまま出す。手で三教をするのではなく肩を出すことで三教がきまる ➡合気ガールより:高さを変える/膝をやわらかく

肚が動く

 花の蜜を吸いに蝶が飛んで来るのをよく見るようになりました。皆様お変わりありませんでしょうか。1952年4月28日はサンフランシスコ講和条約が発効され日本の主権が回復された日ですが、昨日ホルムズ海峡を出光丸が通過したそうです。日本政府によるとイランへの通航料は払っていないとのことで、出光丸だからという憶測が成り立ちます。1951年にイランが石油を国有化した際にイギリスは経済制裁を行いイラン産石油の輸出を封鎖しました。その状況下で出光興産の日章丸は極秘にイランへ向かい英海軍の封鎖を突破し石油を積み帰国しました。昔の日本人は本当に日本のために行動していたんですね。合気道の目的は至誠の人を作ることなので、真心を持って人に接することが出来れば、みだりに試したりひけらかしたり痛めつけたり威張ったりしない筈です。先日合気道部で体験に来た新入生に現役生が一生懸命教えているのを見て、本来そうやんなあと思いました。後は感じてもらいましょう。 4月27日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち(転換)角落としの上段、③回転投げ、④入り身投げ、⑤四方投げ、⑥天地投げ、⑦相半身片手持ち入り身投げ、⑧座技正面打ち一教おさえ込み、⑨相半身片手持ち(転換)呼吸投げ、⑩座技呼吸法、 背伸運動 など ②(中心を捉える)無理に投げようとしてもいかない。スッパッといくところ。伸び伸びと。 ③ ①で相手の後ろが見えている。運ぶように ④(てほどき…押し出す/切る。後ろからサポート) ⑤(相手の腕を)上げようとするのではなく上がる(中心) ⑥掌。どこまでも天、どこまでも地 ⑦開く。肩口につける。またはそのまま(導いていく) ⑧肚で。もっと下でも良い。足腰。大地の力。肚で動く(支える)。手でやらない(吸収する) ⑨スッと伸ばす(捌いたときには相手が崩れている) ➡合気ガールより:円転自在

導く

 ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。最近は睡眠時間を確保するために、1年以上続けていた英会話アプリをやめました。仕事が終わってからの方が分刻みのスケジュールに追われている私、リソースは限られているので何を優先するかは自分次第です。生きていて特に困っている事はないので恵まれているなあとつくづく思います。それもこれも日本に生まれたからでしょうね。ご縁に感謝いたします。マウントをとる人は他者との比較で優越感を味わいたいのでしょうが、空虚でさもしいものです。私が充実しているのは合気道に出会ってただ実践においてのみ自己実現を追究するという修行をしているからかもしれません。スッとできたら一番良いのですけどね。 4月23日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③突き(転身)一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤回転投げ、⑥四方投げ、⑦角落とし、⑧腕絡み、⑨座技呼吸法 など ③手を内側に入れて相手の攻撃を防ぎ、足を下げて反対側で攻撃をできない状態を維持するように捌く。防ぐので自分の行く方に入れる。導いた後の状態を想定していなければ導くことはできない。 ④ ③はうつ伏せに、今度は背中を出す。 ⑤手だけ下げるのではなく(中心とつなげて体全体を)足元へ。 ⑥ ⑤→座る(半身半立ち)→返す ⑦相手と横並びになり後方へ崩す(倒そうと押し付けるのではなく中心とつなげる) ⑧ ⑦→自分の腕に巻き付ける ➡合気ガールより:ひとつの流れの動き

流れる方向へストン

 燕が飛び回るのを見かけました。皆様ご機嫌いかがでしょうか。テレビ番組のディレクターをしていた方が、最初に結論を決めてそれありきで撮りたい映像を作るのは典型的なやらせだと仰っていましたが、意図的でなくても、人は先入観や認識の歪みから自分が正しいと信じる考えに合う情報ばかり集めてしまう心理が働くそうです。合気道の場合だと、なんでうまくいったのか、いかなかったのか条件が同じことの方が少ないですから…。例えば合同稽古会や他の団体と交流するような行事等に参加すると、知らない人とする機会が増えるので、だいたい誰としてもこうなるとか相手に合わせて工夫する部分等が見えてきやすいかもしれません。最近は海外からビジターの方もよくお見えになり、有難いです。 4月20日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち(転換)呼吸法/角落とし、③(転換/外へ転換)回転投げ、④入り身投げ、⑤突き(内転換/転換→肘極め)二教おさえ込み、⑥正面打ち一教おさえ込み、⑦入り身投げ、⑧両手持ち呼吸投げ、⑨天地投げ、⑩座技呼吸法、 背伸運動 など ②流れる方向へストン。手でぶつけたり固まらない。 ③動いていく ④何がなんでも下げようとするのではなく相手が上げようとするなら上がる ⑤軸はぶれない。他が変化する ⑥(中心をとる→相手はやわらかくホールに落ちる)強い方が勝つ、速い方が勝つという力学ではない。和の力学。相殺するのではなく統合する ⑦動中の静。静中の動 ⑧一つにまとめる ⑨今度は上下に分ける ➡合気ガールより:肚が動けば軸ができる

中心を捉えて開く/剣が自然に上がる

 葉桜の季節となりました。皆様お元気ですか。高市首相は家事と介護が大変らしいですね。さて、私はオーラが見えたりはしませんので、この人は只者ではないなと実際の行動を見て感心するわけです。必死に稽古を重ねている身としては、しょっちゅう稽古しているわけではないのになんでそんな一瞬で感じて自由に動けるんだろうと憧憬を抱くのです。良く言えば、その方のそういう姿を引き出せたのは一緒にやってる自分…なんて言い聞かせられない羨望。なんか人として自分とは段階が違うんだろうと嫉妬すらできない。基本がしっかりしていると私は思うのに本人は逆のことを言う。立派だ!育てた先生も凄いけど、皆がそうなるとは限りません。稽古できることに感謝します。まあ、私も少しは良いところあったよね。固さに引きずられず開いて動いていけたよね。この調子、この調子。前だったらそうはいかなかった。私の場合は気の遠くなるような時間をかけてますが、稽古時間をどうにか捻出する『強い気持ち強い愛』が私の強みなんでしょう。"Stand up! ダンスをしたいのは誰?…" 4月18日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②相半身片手持ち(開く/転回)入り身投げ、③正面打ち(開く/転回)入り身投げ、④逆半身片手持ち(開く/転換)呼吸投げ、⑤四方投げ(裏)、⑥(転換)角落とし、⑦呼吸投げ、⑧相半身片手持ち一教おさえ込み、⑨正面打ち一教おさえ込み、⑩座技呼吸法、 背伸運動 など ②③ 中心を捉えて開く。または(進ませて)入る ④もらう(転換/斜) ⑤(中心を捉えて転換)巻き込む(自分の前) ⑥(地)袈裟に斬る。手で引っ張らず体が進む。 ⑦(天)体全体で。固まらない ⑧振りかぶって振り下ろす。手で上げるのではなく剣が自然に上がる、下がる。剣が自然に鞘から出ていく。 ⑨呼吸法。下がる勇気、出る勇気。 ⑩(膝行で)前に進む気持ちで ➡合気ガールより:触れる時に振りかぶる。触れた時に斬り下ろす。