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重心/らせん

 梅の蕾がほころんで参りました。皆様いかがお過ごしでしょうか。数年前できなかったことが今はできるようになった、というところから、安定してできるようになっていることも中にはあります。よく映画をみて「勇気をもらいました」と観客が感想を言っているCMがありますが、実際に自分が困難や乗り越えないといけない事柄に遭遇して克服できるかというと、妄想と現実は違うので、架空の映像と物語に影響、投影された自己のイメージはおそらく役に立ちません。っていうのと、前で先生がやってるみたいにならないんです~ってなるのは、似てるのかな?先生のお手本は現実だから、師範と自分は違うけれども近づくにはどうしたらよいのか「見てとる、受けて感じる」んでした。以上!現場からお届けしました。 1月29日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち(転換)呼吸投げ、③四方投げ、④回転投げ、⑤後ろ両手持ち呼吸投げ、⑥胸持ち二教おさえ込み、⑦相半身片手持ち/逆半身片手持ち呼吸投げ(天地投げ)、⑧横面打ち一教おさえ込み、⑨座り技呼吸法、 背伸びの運動 など ②今日は手を返すことをする。ガチッと持つ。①大事なものを持つ→返す。座る(お辞儀。高さを変える)自分は傾かない。立ってする(腕の回転)らせん。本当にまっすぐいくとぶつかる。必ずらせんがある。 ③(大事なものを持つ、座る)クロス。振りかぶって斬り下ろす。 ④(①→手を返して外側へ転換)斬ることが投げること。投げようとしない。 ⑤開いて閉じる。所作。 ⑥雑巾絞り。(切り返す)。合気道の剣は手刀。手と一体。剣と別物ではない。剣を振らないといけないとはならない。 ⑦入り身。(肘のコントロール)そのままいけば二教。縦の回転、横の広がり、そのミックス。触れる時に振りかぶる。触れた時に斬り下ろす。 ⑧手の平で。自分から進んでいく。重心。斬る、おさえる。 ⑨(指1本でも同じ) ➡合気ガールより:抽象度が上がる

合気剣

 冬の寒さが一層厳しくなりましたね。皆様お変わりありませんでしょうか。さて、相手を制すると言いますか、コントロールするという状態について。相手が自由に動けるようでは逃げられてしまいますから、おさえ込みとか体の転換とかよく稽古するんでしょうね。それをかんがえてたら、私が見ても分かるくらい明確に実践しているのが…やっぱり宇良。本当に守りながら攻めたらこうなるんやな~と。あれだけ崩してたら技かかるんかと思ったら逆に返されることもあるんですね。油断大敵。合氣道の稽古中にそんな返してくる人はあまりいませんけど、だからと言ってボーっとしてていいわけないので、ちょっと宇良のことを片隅におきながら稽古しよう。 1月27日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち角落とし的に、③呼吸投げ、④胸持ち一教おさえ込み、⑤肩取り面打ち四方投げ、⑥呼吸投げ、⑦二教おさえ込み、⑧相半身片手持ち一教おさえ込み、⑨正面打ち入り身投げ、⑩逆半身片手持ち(内転換)呼吸投げ、 背伸びの運動 など ②力を抜く(振る)。足を進めても良い。 ③肘→中心。天秤と同じ(自然なてこ)。吸い込む。肘のコントロール。体捌きとは足捌き。 ④(持たせる)肘にぶつけるのではない。(持たせない)待たない。合気剣。相手の行こうとする重みが乗る。自分から進む、動く。切り返す。 ⑤ひとつにまとめる。 ⑥(受け身の腕の形) ⑦全体をまとめる。 ⑧(手鏡を見る)内面操作。上が右回転なら下は左回転。だから弾ける。 ⑨案内する。手は返す。 ⑩(スーッと出していく。イヨーッ!) ➡合気ガールより:反射道は感謝道

間を取る

 ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。1月も早かったですね。さて、今は何でも入力しますので、たくさん字を書く機会って普段はあまりないですよね。しかし書いていたら、それぞれの書き文字が美しく見えるには絶妙なバランスがいりますし、字と字の間や全体の大きさ、高さ、斜めにずれていくのとか、色々注意点はあります。全体を見ていないと綺麗にはならないですね…。それに、文字の中心が必ずしも真ん中にあるわけではないので、軸ってどこなんやとか空間ごとみるとか、ちょっと合気道にも通じるものがあるのかもしれません。書いてたら集中して、楽しくなってきました。 1月25日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③逆半身片手持ち四方投げ(裏)、④(転回)入り身投げ、⑤(転換)天秤投げ、⑥(転換)小手返し、⑦自由技、⑧(転換)三教おさえ込み、⑨座技呼吸法 など ③相手の手が離れないようにする。 ④(てほどき)相手の手から離すには、そのまま引っ張ると指に引っかかるので、親指の方へ回転させて。相手の腕と自分の腕の間から手を入れる。(体の変更)足は引かない。相手と同じ方を見る。そのままだと相手と離れているので一旦相手の方へ向き直ってから(密着して)技をする。 ⑤今度は受けから取る。次に下から取る場合は上から取って次の動きを邪魔しないようにする。(危ないので上腕の方へずらすが)本来は肘を逆関節にきめるため相手の腕をそのままではなく掌が上になるよう回転させる。 ⑦普段と手が逆になるが親指、薬指小指の付け根をおさえるのは同じ。小手を捻るだけではなくしっかり返す。相手が①で回り込んできて自分の前になるので技が出来る。相手がそこまで出てこなければ横では技ができないので自分が間を取る。 ⑧転換して、相手の腕をくぐるようにして外へ転換する。(相手の動く方へ) ➡合気ガールより:受けは中心をおさえる/取りは持たせる

体全体の力/縦の回転

 今日は粉雪が舞っていますね。皆様ご機嫌いかがでしょうか。1回のお稽古は1時間半ですが、最初の「お願いします」から最後の「ありがとうございました」で明らかに、私、別人とまではよう言いませんけども、同じではないです。私が私のままでいるから全然あかんというのが大きいですが、ピッとしてくるというかスッとしてくるというか…させられてるわけですよ。それでまたオフになって素の自分に戻ってはしまうんですが、体に残っているものもある。だからよりよく吸収してよく体に入られるように、変なところを直す。ってなると、人がいてくれていることの有難さというか、良いものを真似るとか、人が失敗するところは自分も気を付けるとか、そういうのは一人では味わえないダイナミクスなんだろう。感謝! 1月22日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち/胸持ち呼吸投げ、③諸手持ち(転換)呼吸投げ、④諸手持ち(転換)一教おさえ込み、⑤胸持ち一教おさえ込み、⑥肩取り面打ち四方投げ、⑦半身半立ち呼吸投げ、⑧後ろ両肩持ち側面入り身投げ、⑨天地投げ、 背伸びの運動 など ②(めぐり。循環)縦の回転、横の回転。中心とつなげる。できそうなら返す(突く。受け身の手の形) ③ひとつにまとめる。自分が進む。体全体の力を使う。なるべく体全部を使えるように。力はいらなくなる。 ④ひとつにまとめる、体の転換、一教おさえ込み、分解してする。相手が(不用意に)回り込んで来たら(当身)。受けも取りもそういう気持ちで(中心の取り合い) ⑤相手に取らせない。横面打ちと同じ回転。つかまずに掌~指で合わせる。相手を来させようと手で引っ張らず自分が進む、動く。縦ライン(前方向か逆かの)2通り。 ⑥肩持ちなのでらせんの回転がないと危ない。受けはいつまでも握っていないで(自分が)危なくなれば離す。縦、横、そのミックス。ただし認識すること。他と比べてどうということではないが我々の会は色んな捌きを知っている。 ⑦前後(左右)。イヨーッ!(中心をとる)今分からなくても体に入れば後で分かる。数年後とか。 ⑧渦(に巻き込む。道を作る) ⑨(スーッと伸びていく) ➡合気ガールより:鎧をとっていく/舞ふ

中心ライン/めぐり

 大寒となりました。一年の内で最も寒い季節ですが、皆様お元気でしょうか。この冬は暖かいですから動くとよく汗をかいています。今年もたくさんお稽古できて有難いですね。鏡開き式の奉納演武を拝見して「あれ何やろう?」と気になっていたことを今回先生が言ってくださって「おお~っ!」そしてその後…それをすっごい感じる機会があったので、全部繋がってるんだなぁって更に感動しました。さて、今年の抱負は何ですか。私の場合は…重なる、合わさるに間で人間だから、本来の姿になれる、もともと備わっている力を発揮できるように、合気道の体の使い方を稽古いたします。 1月20日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち(転換)四方投げ、③諸手持ち呼吸法、④正面打ち一教おさえ込み、⑤逆半身片手持ち/両手持ち呼吸投げ(天地投げ)、⑥諸手持ち呼吸投げ、⑦後ろ両手持ち三教おさえ込み/呼吸投げ、⑧正面打ち小手返し、⑨胸持ち二教おさえ込み、⑩半身半立ち両手持ち呼吸投げ、 背伸びの運動 など ②前後。中心を通る(上に添える)。(自然なてこ) ③(下!)自分の正面、中心を体に入れ込む。相手が持つのに合わせる。持たれてからどうこうするのではない。突かれてからどうにもできないようなもの。 ④(合わせる)ぶつけない。下から。空気に溶け込む。 ⑤(イヨーッ!)中心→らせんが生まれる。但し認識しないといけない。 ⑥(吸い込む)ガチッと持つ。(前後、転換、一重身) ⑦中心ライン。自分をまもる。 ⑧中心を守る。相手を感じる。 ⑨恵み、巡り、循環する、気。→吸い込む、自然なてこ ⑩準備運動と同じ。手だけでない(中心、軸) ➡合気ガールより:伸び/的確に

止めない

 寒風の候、冷え込むようになりましたね。お体おいとい下さいませ。さて、今年に入って何か良いことありましたか?せ~の、門川師範六段ご昇段おめでとうございます!2024年は甲辰。これまで誠実に積み上げてきたものが実を結ぶ年だそうです。こつこつと蓄えられた学びが芽を出し、活力に満ちた草木のようにすっくと伸びて、努力が花を咲かせるということです。なんだか呼吸法みたいだから、今年は合気道の年ですね。また、甲辰は降竜とも言われ、幸運を地上に届けてくれるとか。先生はいつもすべて丁寧にされていますからそれを見習って、大阪合気会の更なる発展と合気道の普及啓発に尽力すべく積極的に稽古をいたしましょう。 1月18日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③正面打ち一教おさえ込み(裏)、④入り身投げ、⑤呼吸投げ(天秤投げ)、⑥小手返し、⑦自由技、⑧(③からの)三教おさえ込み など ③裏の形で。(相手を無視して)体を開くのではなく自分の体は常に相手の方へ向いているようにする。 ④(相手の攻撃を)止めない。それには体で避けるのか、今は手捌きで(軌道を変えることで)避けながら。深く入る。 ⑤うつ伏せにするのか、仰向けにするのかで腕を回転させる。そのまま(うつ伏せ)、掌を上に(仰向け)逆関節にきめる。 ⑥(転換、手が替わる)。相手の手だけ下がるのではなく体ごと(中心を捉える)。正面で受けたり止めるのではなく(半身で)相手の腕の外側へ通したら攻撃が当たることはない。 ⑦(整理する) ⑧相手の掌と自分の掌を合わせる。③をしてから三教をするのではなく、おさえたときに三教をきめられるようにする。 ➡合気ガールより:相手の行く方へ合わせてする

芯から

 寒中お見舞い申し上げます。皆様お加減はいかがでしょうか。先日の鏡開き式では4年ぶりとなる直会が盛大に執り行われました。今年も気持ちを新たに開祖や田中万川先生の目指された合気道を追い求めて参りましょう。さて、阪神・淡路大震災から29年が経ちました。こうして毎日稽古に励み、鏡開き式で集まって歓談できるのも当たり前のことではありません。一日ずつ、お稽古できることに感謝して、今年一年も皆にとって良い年になりますようお祈りします。そして合気道は他の武道と違って相対的な勝ち負けを競うのではなく絶対的な不敗ということですから、様々な厄災から身をまもり、また自分自身に打ち克つことのできるよう「合気道」の稽古をいたします。 1月15日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち呼吸投げ(上/下)、③突き側面入り身投げ/小手返し、④逆半身片手持ち(内転換)角落とし的に、⑤逆半身片手持ちで誘って相半身片手持ち角落とし、⑥四方投げ、⑦逆半身片手持ち呼吸投げ、⑧正面打ち一教おさえ込み(立/座)、⑨逆半身片手持ち(内転換から外側へ転換)呼吸投げ、⑩天地投げ、 背伸びの運動 など ②前後(体の変更)(必ず中心を通る) ③ ②を突きでする。中から。芯から。足がもたつくのは外からしているから。 ④中心。軸。中が回る。(剣を持っているのと同じ) ⑤張りを作る。手繰り寄せるように。下! ⑥独楽と同じ。芯が回るから弾く。外が回ってもふらつくだけ。 ⑦足を残す/転換。足を残して手足が逆になっても捻るのではない。もう片方の手も使う。 ⑧外側を鍛えると居着いて動けなくなる。いつでもスッと座ってスッと立てる。 ⑨つながっているのが大事。切るのではない。空気に溶け込む。 ⑩(イヨーッ!) ➡合気ガールより:同化的

肩を返す

 小寒のみぎり、今日は雪も降っていましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。越年稽古のときに、剣やんなぁと思ったんですが、それってどういうことなのか懇親会で理事のお話を聞いて納得~。それを自分の体で行わないと仕方ないので稽古あるのみですね。合気道の体の使い方はその時の内容にもよりますが、受けがうまくてやわらかいそれですら普段やっていないことをいきなりすぐできるわけじゃないみたいです。しかし、普段の積み重ねがあるからこそ、しばらくお休みされていてもこちらがやっていることを感じてスッとされたりするからやっぱり皆すごい。やってるこっちもよくわかってないのに。そうやって人が感じてしてくれるんだったら私の日々の稽古にも良い波及があることも…。先生たちのなさっていることは世直しみたいなものですか。ということは私も受けがよくなれば自分が出ていない稽古、人様の積み重ねの一端でも吸収できるようになるんだろうから、積極的に取り組みます。 1月11日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③相半身片手持ち一教おさえ込み(裏)、④入り身投げ、⑤(外転換)四方投げ、⑥自由技、⑦(③からの)腕絡み、⑧二教おさえ込み など ③指先から振りかぶってきり下ろす。相手の腕を引っ張るのではなく肩を返す。 ④ ③は相手と横並びになるが、今度は深く入る。 ⑤振りかぶって相手が上から乗ってきた→外転換(いなす)。そうでなければおさえ込みをすればよい。 ⑦ ③でしっかり崩して足元へ落としてから(起きるのに合わせて) ⑧振りかぶって相手が出てくるのに合わせて ➡合気ガールより:無理なく受け身を取れるように(相手の邪魔をしない)

中心に落とし込む/正面を見失わない

『おほぞらにそびえて見ゆるたかねにも登ればのぼる道はありけり』新しい年を迎えました。皆様お変わりありませんでしょうか。旧年中は田中万川先生を偲ぶ会の開催等各方面の皆様に大変お世話になりありがとうございました。こうして皆が揃って息災に本年も稽古ができることに感謝いたします。合気道は人間つくりの武道ですから、私たちは仕事や学業等の日々の営み、稽古を粛々と行い、皆で協力して世の為人の為に働き、それぞれの立場で覚悟を決めて力をお尽くしいたしましょう。あいにく初日の出は見られませんでしたが、先生のお姿に立ち昇る朝日を見ました! 1月6日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち側面入り身投げ/回転投げ、③両手持ち側面入り身投げ/回転投げ、④正面打ち一教おさえ込み(表/裏)、⑤入り身投げ、⑥小手返し、⑦逆半身片手持ち四方投げ(転換/内転換など)、⑧諸手持ち呼吸法、 背伸びの運動 など ②(体の変更。スッと通す)。一重身/下!中心から。 ④(合わさる)まず合わす。それから方向を決める。がら空きにしない。中心に落とし込む。 ⑤体の変更。(足元。中心、軸、重みが乗る) ⑥剣を持っているように⑤を小手返しでもする。技に囚われて正面を見失わない。 ⑦合気剣。正面を見失わなければ振りかぶる動きになる。必ず中心を通っている。 ⑧(イヨーッ!)ガチッと持ちに来てもふりかぶる電波を出しておく。体の変更、転換、一重身。手で持ち上げようとしない。淀む。バラバラにしない。ひとつにまとめる。 ➡合気ガールより:広げる/半身とは