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意識を出す/丹田移動

 暗くなるのが早くなって参りました。耳をすませば秋の虫の声が聞こえてきますね。日中は暑いですから、お体おいとい下さい。これまでと同じことをしていたらその延長ですが、染みついたものを変えるのは簡単ではないですね。何もしなければとにかく楽な方へいってしまいますが、しかし常に気を張って…というのも現実的ではないです。ちょっとのことでかなり変わりそうですが、一朝一夕ではいきませんから稽古するしかありません。形の中で姿勢がととのえば、そうなるようにできている筈なんですけど、それを邪魔しているのは自分だったり。無いわけじゃなくて私がそれを選ばないから。呼ばれたら考えるより先に返事するように、体の方へシフトチェンジする。全力少女! 8月28日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち呼吸投げ(下)、③(上)、④逆半身片手持ち(転換)呼吸投げ、⑤正面打ち一教おさえ込み、⑥逆半身片手持ち(内転換)四方投げ、⑦相半身片手持ち入り身投げ、⑧横面打ち小手返し、⑨座技正面打ち一教、⑩座技(片手持ち)呼吸法、 背伸びの運動 など ②手でいかない。自然に落ちる。それが捌き。力を抜く。受けは意識を出す。 ・「やった感」をやめる。姿勢を変える。位置が変わる。エネルギーが変わる。お辞儀するのも頭で押してアウトプットしていない。 ⑤(振りかぶって振り下ろす)方向を変える。中心を捉える。 ⑥相手の手や足を動かそうとしない。空間。ギリギリまで見ている。 ⑦つながり。(入り身して)相手とは離れていない。近い。振り向いて来ようとしても来れない。(足が悪くて椅子から自分で立てない場合、人の手を借りて支えにして立つ。)近い間でもできるだけ自分の力で立つ。 ⑧(中心を捉える。当身、)斬っていくのと同じ。掌をのせてつながりを感じる。潜在意識は奥ではなくここにある。 ⑨丹田移動。膝行の練習ではない。 ⑩肚を支点に。 ➡合気ガールより:鎧を取っていく

自然に落ちる

 8月も終わりですね。まだまだ暑い日が続きますが、皆様お加減はいかがでしょうか。最近のサーカスって、ベルトみたいなバンドを使うんですね。それを手首や足首にひっかけるのはまだしも、首に下げたり時にはお団子にした髪の毛と連結したりして人と人が連なって宙づりに…。そもそも紐で吊られているので、振り子といえば振り子です。物体を紐につけて回転させると、物体には常に回転の中心を向く力が働くそうです。力の大きさは紐の張力に比例し、物体と回転の中心間の距離によって決まります。だから糸をピンと張らないとよく伝わらないし、紐であって板や棒ではないという…。そして勝手に投げ出したらそこで終わるわけですね。怖かったりしんどかったりするのを乗り越えたら、良いことあるよねきっと。 8月26日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち呼吸投げ(上/下)/呼吸法、③正面打ち振りかぶって振り下ろす、④入り身投げ、⑤横面打ちでつながりを感じる、⑥四方投げ、⑦諸手持ち(転換)呼吸投げ、⑧突き(真後ろに)入り身して崩す、⑨座り技呼吸法、 背伸びの運動 など ②手でいかない。踏み込む。上がったら下がる。 ③自然に落ちる。まだ技じゃない。止めない。 ④合わせる。つながりを切らさない。 ⑤目線が大事。相手を無視して行ったら切れる。捉えておく。 ⑥(利用する→技) ⑦姿勢を変える。 ⑧三角。引っ張るわけじゃない。触れているところではなくこの空間。避けてはいない。ギリギリまで避けない。何気なくやっているようで物理。自然の法則に近づける。 ⑨準備運動はただ体をほぐすのではなく合気道で使える体を作る。腕力は絶対使わない。 ➡合気ガールより:エンジンかけとく

中心へ

 処暑の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。夕立の後は涼しくなりますね。さて、日の出や日没前の短い時間帯に空が美しい色彩を帯びるのをマジックアワーと言います。今年のお正月明け1週間くらいは身体感覚?が鋭敏になっていたのですが、すぐに戻ってしまいました。あの時はマジでぬか喜びしたぜ。だから密かにお盆明けどうかなと思っていたのですが…鋭敏とまでは言わないものの、休んでいた分余計な力は入っていないような感じでしたね。ただ、いつ力んだとか自分でもなんとなくは分かるので、どうせなら良い状態を持続させたいのですが、まだまだ修行が足りません‼ 8月24日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③相半身片手持ち一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤回転投げ、⑥四方投げ、⑦座技呼吸法、⑧相半身片手持ち二教おさえ込み、⑨天地投げ など ③(振りかぶって振り下ろす。肘を絞る)押さずに自分の足元へ。その場で、一畳くらいでする。 ⑤(一教裏→)相手が起き上がろうとするのを起き上がれないようにするため頭側をおさえる(肩が上がると起きられる) ⑥ふりかぶって相手が上に乗ってきてそれ以上いかない→腹の方へ転換。同じ方向へ二度回ることになる。 ⑧掌を返して相手の肘が上がってくるのを上げさせずに中心へ。④でも相手が進んでいくと離れてしまうが、それをいつでも止めることができるようにする。 ➡合気ガールより:隙がどこにあるのか/いつでも当身を入れられる状態(しないけど)

流れ

 ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。先日、女優名取裕子さんが観世水模様の着物をお召しになっていました。観世水は水が渦巻いて流れる様子を描いた格式高い紋様です。私が通っていた小学校の門を入ってすぐのところに神社と井戸がありました。そこは能楽で有名な観阿弥世阿弥親子が足利義満から拝領した地で、神社の傍らにある観世井と称される井戸の水面が常に波動し水紋を描いていたところから観世水と呼ばれる紋様が生まれたそうです。観世流の名前の由来は観世音菩薩で、救済に出向く時にその姿を変えるのが能楽の役者として様々な役どころを演じることと重なり、正に打ってつけの命名ですね。観世水模様はお宮参りの着物としても重宝され、困難や厄災をさらりと流す、流れる水は常に清らか、お浄めや火難除けの意味があるのだとか。…いつでもスッと…。 8月21日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②諸手持ち呼吸投げ、③逆半身片手持ち(転換)呼吸投げ、④突き角落とし、⑤正面打ち一教おさえ込み、⑥入り身投げ、⑦胸持ち一教おさえ込み、⑧逆半身片手持ち呼吸投げ/天地投げ、⑨座技呼吸法、 背伸びの運動 など ②力を抜く。上或いは下。相手はガチッと持つが自分は固まらない。位置を変える。振り子。流れ。動いている。流れが止まると死ぬ。 ③手でぶつかるのではなく姿勢を変える。力の働き方が変わる。達人コース。持ち上げるのではなく(上がったところに)相手が止まっただけ。 ④ぶつかり合いではない。(あじろに捌く)手と足は一緒に進んでいる。 ⑤半身とは後ろが強く。まだ技じゃない。止めない。流れを生む。 ⑥きりおろしたところに重みが乗る。 ⑦柳に風。根っこは強く。他は自由に動く。(あれをしろとかこれがだめとか限定的に言うのではなく)何でもできるのが良い。中心を捉えていれば良い。軸があるから動く。軸とは背骨のことではありません。独楽は心棒があるから動くのではない。 ⑧いかないところをどうにかしようとしない。肚を支点にする。 ➡合気ガールより:最初からスタート/攻撃の線を外す

利用する/軸を変える

 残暑お見舞い申し上げます。皆様いかがお過ごしでしょうか。今年の五山の送り火は天候にも恵まれ、鮮やかに大文字が浮かび上がりました。合気ガールは夏祭りに向けての盆踊りの練習会に参加しまして、盆踊り侮るなかれ。武器振ってるみたいに足がパンパンになります。振付は説明もされますけど大まかにどういうことをしているのか見てやってみて、出来るようになったら自主的に細部も…という感じ。皆同じ動きで同じ方へ進んでいますから、人の間違いは自分も気を付ければよいわけです。誰も腰を落とせなんて言いませんが、踊っていたらそうじゃないと成立しないよなと分かります。合気道の場合は武道ですし一人ではしませんから、相手がいることで己に気付かされるわけで…。そういう自分の弱さに打ち克つために、何を稽古するのか。人に助けてもらってはいますが、自分次第です。厳しい! 8月19日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち/胸持ち呼吸投げ、③諸手持ち(転換)呼吸法、④正面打ち(振りかぶって振り下ろす)、⑤相半身片手持ち(振りかぶって振り下ろす)、⑥正面打ち入り身投げ、⑦天地投げ、⑧座技呼吸法、 背伸びの運動 など ②天地投げの上または下。立ったり座ったりする。高さ、位置を変える。力を抜く。鉄筋コンクリートにならない。 ③相手を動かそうとするのではなく自分の軸を変える。姿勢。(捌いたり手を動かして)相手に影響がなければ意味がない。高さ、幅、奥行きが変わる。普段の生活ではそんなことはしないのに合気道になると力を込めて、やろうとする。我。しかしだから良い。そういうものではないと気付く。深化する。 ④まだ技じゃない。利用する。力いらない。相手の力が強ければ強いほど、自分の力が弱ければ弱いほど。力でやっていれば年をとると引退しないといけなくなる。利用するという表現すらいらなくなれば反射となる。 ⑤ ④を相半身片手持ちで。合気道は実践哲学。どうやるんですかと聞かれて「こうするんですよ」と言うのは我。体でいかに分からせるか。軸を変えると前でしているのに「手をこうする」とか部分だけ見るのではなく、今何をしているのか。 ⑥誘い。相手が受け身を取りやすいところへ捌くのが上品。 ⑦天地投げを道具に稽古をする。天地投げをするのが目的じゃない。 ➡合気ガールより:間取り

回転

 立秋を迎えました。外は嵐ですね。皆様ご機嫌いかがでしょうか。青い空、白い砂浜、夜空に開く大輪の菊の花…夏の思い出は増えましたか。各自天の使命を果たせとか、師のなさることは何でも真似びと言いますが、先生はいつも神対応だから、器が違うのか?豆皿、いいえお猪口な私は霊験あらたかなところで器を空けて磨いてきまぁす!と、いうわけで熊野古道へ行って参りました。夫婦杉が有名なあの幻想的な風景は坂の入り口で、参道は登山なのですが、石段をひたすら上るそして下りるので足腰の鍛錬になりましたよ。その先にある熊野那智大社、お祭りされている熊野夫須美大神は古名が熊野牟須美神で夫須美は「むす」生成発展を意味し、かつては結びの宮と呼ばれていたとか。那智の滝をお参りした時、ちょうど雨がサーッと降って水のカーテンがオーロラ状にたなびく姿がとっても神秘的でした。武道センター本館も、大雨だとナイアガラの滝みたいになってますけどね。 8月10日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③逆半身片手持ち一教おさえ込み、④四方投げ、⑤側面入り身投げ、⑥呼吸投げ、⑦座技呼吸法、⑧逆半身片手持ち二教おさえ込み など ③斜めに捌く。親指を使って親指を殺す。手を握るのは親指とその他の指でしているので、親指がない状態になれば握ることにならない。 ④今度は掌を上へ返す。技をするときにくぐらずにまっすぐ進む。 ⑤相手の手首側の手は自分の腰につけておく。 ⑥相手の掌が下を向く。 ・前で見本をするのは、説明もするがそれより視覚からの情報が多い。言葉で一から十までがんじがらめには言わない。相手の動きや状況によって変わる応用を潰すことになるので。⑥ならその場から動かず相手の来た方へ投げているため、どの方向に回転がかかっているか分かる(相手の行く方に投げるなら転換するがしていないことから)。 ⑧捌いて崩したものを上げて戻さず上げずに高さを変えずにする。 ➡合気ガールより:何故その動きをするのか/吸い込んで吐き出す

臍下丹田と結ぶ

 台風シーズンとなりました。皆様お元気ですか。自分のことをもう一人の自分が観察しているというような感覚を忘れずにいれば、片寄っていないか分かるかもしれませんが、なかなか難しいですね。ぶつかったりつながらなかったりすると、どうにかしようと益々逆のことをしてしまいます。例えば数年前の自分と比べれば多少ましになっているところがあるとしても、もう少し短いスパンで見れば、ちょっと良くなったかと思ってもすぐ変になるし、それも自分で気付いていなかったり。だから見てとる、受けて感じる訓練をさせてもらってるんですね…。取りと受けをわけて考えるからおかしなことになるんだろうな~と思いますが、言われたことをその時だけやればよいというものでもないですから、ずっと意識して行うことができれば…!?出来る出来ないじゃなくてやるんです!ハイ‼ 8月7日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②半身半立ち両胸持ち呼吸投げ、③諸手持ち(転換)呼吸法、④両手持ち四方投げ、⑤逆半身片手持ち角落とし、⑥正面打ち合わせる、⑦ ⑥から入り身して起きてきたところを角落とし的に、⑧逆半身片手持ち(転換)回転投げ、⑨一教おさえ込み、⑩座技呼吸法、 背伸びの運動 ②胸をなでおろす。振る(準備体操と同じ) ③転換する動きとふりかぶりを合わす。中心へ合わせる。 ④いきなりいくのが難しければ捌く。後ろ足から。振りかぶって振り下ろす。 ⑤通す。突く。固めない。肩に力を入れてからではなく最初から抜く。 ⑥(下からくいこむ) ⑦まだ技じゃない。握らない。体術と思わずふりかぶってきりおろす。 ⑧臍下丹田と結ぶ。 ⑨下から(中心を捉える)。 ⑩姿勢が傾くと思想も偏る。色々やる(上中下)。 ➡合気ガールより:三本目の足

進む動きと振りかぶりを合わす

 蝉時雨の降り注ぐ頃となりました。夏本番、くれぐれもご自愛くださいませ。さて、サウナは氷河やフィヨルド、オーロラなどで有名なフィンランド語です。フィンランド人にとってサウナは古くから肉体や精神の浄化の場所として存在してきたそうです。それほど熱くない温度で家族や友人と団欒しスモークやスチームを浴びてリラックスするのがフィンランド式です。国土の1/3が北極圏という冬の極寒に1日の仕事を終え、サウナで心身をリフレッシュするのがフィンランドの人たちの幸せなんですね。先月合気会より各道場へハラスメントについての注意喚起のお願いがありました。人の価値観の変容は容易くないとして、日本人は日本人らしく、例えば正座ひとつとっても地道に作為的な正しさではなく心と体の落ち着きを習慣づけていけば、民族的な記憶としての礼儀や礼節へつながっていくと願ってやみません。稽古のし甲斐がありますね! 8月5日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②諸手持ち(転換)側面入り身投げ、③肩取り面打ち一教おさえ込み、④(転換)呼吸投げ、⑤正面打ち入り身投げ、⑥両手持ち四方投げ、⑦逆半身片手持ち(転換)回転投げ、⑧手刀を合わせて一教で合わせる、⑨正座して姿勢の確認、⑩座技呼吸法、 背伸びの運動 など ②転換するのと振りかぶりが一緒になる。バタバタしない。ととのえる。 ③進む動きと振りかぶりを合わす。受けも振られながら(立ち直って)中心へ。腕で行こうとしない。前後の軸をどうするのか。力をほどく、それと軸。吸い込む。 ④剣を鞘から抜くように振りかぶる。 ⑤避けたり逃げたりしていない。 ⑥前に入り身。肩取り(面打ち)と同じ(肩取りの方の腕に引っかからないようにする)。捌いてから引っ張るのではなく、進む動きと振りかぶりを合わす。手で持ち上げない。肚でする。 ⑦下がっても同じ。手で投げようとせず進む動きと振るのを合わす。 ⑧腕に車輪がついているように(流す)。 ⑨子どもに姿勢を正すよう言うと胸を張るが、それは作られた弱いもの。正座して胸を張る。そこから胸を撫でおろす。自然な美しい姿勢が強い。植物のように。臍下丹田と胸がつながっている。 ⑩50%50%、手で押さず⑨からお辞儀。肚で投げる。 ➡合気ガールより:『姿勢とは姿に勢いエネルギー』

(自分の前Ⅱ)

 夏はとうもろこし!皆様お加減はいかがでしょうか。トマト、きゅうり、お茄子などの夏野菜にスイカや桃。旬のものは何でもおいしくいただけますね。ただ、夏の終わりの名残り鱧や季節初めの青くかたいかぼちゃなど…それぞれに良さがあります。先日ワインバーに連れて行ってもらう機会に恵まれ、マスターが葡萄の木の若木と成熟した木の差について教えてくれました。通常若木からはワインを作らないのですが、その理由は、収穫した実からワインを作ってもざらついて酸味の強いものになるから。地表に出ている部分に違いはないのですが、若木は子どものようなもので、根っこの吸収が違うそうです。見えない部分が重要なんですね。合気道の稽古で何を鍛錬するのか…そういうところを意識して、意識して…見る人が何かが違うと感じるような、円熟味や安定感、鋭さ等が醸し出されるのは、そういうことなのかもしれません。派手さとか奇をてらった動きではなく。 8月3日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③諸手持ち呼吸法、④(転換)一教おさえ込み、⑤入り身投げ、⑥呼吸投げ、⑦座技呼吸法、⑧諸手持ち(転換)十字投げ、⑨二教 など ③指先から動かすと相手の手が離れるので、そうならないようにする(肘を絞る) ④捌いて相手と向かい合うと転換した意味がないので、相手が回り込む前に(崩している状態に)する ⑤相手の後ろに入れるよう、しっかり手を外側へ返す。 ⑥今度はきり下ろす。 ⑧上の手→前へ受け身、下の手→後ろへ受け身をさせる。 ⑨相手を上げてから技をかけようとするのではなく、上げない。相手が技にかかりにくるようにする。 ➡合気ガールより:かき混ぜる/力を抜く

前後の軸

 8月になりましたね。ひと月続いた祇園祭も疫神社の茅の輪くぐりで幕を下ろしました。皆様いかがお過ごしでしょうか。以前大学の合気道部の練習に参加したときに後輩の方へ「今は~ということをやっています」と補足したところ「それはわかるけどそれをどうやるのか教えて下さい」と言われ絶句した覚えがあります。公式与えてくれて一つの解があるとでも?条件が揃えばそうなるようにできているのだと思うのですが、体格とか諸々人それぞれやし、同じようになるわけないやん。全く同じだったとしても一期一会でしょう。だからこそいつもできるというのはものすごいんです。どうやるのかなんて、稽古せえとしか言いようがないような…。合気道の稽古は師範が前で見本を見せて「やってみましょう」方式ですから、もっと創造的。ヒントは下さいますが。それを自分がするにはどうすればいいのか実際に体を使ってする。渋いんだって。…聞きたくなりますけどね。 7月31日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②諸手持ち呼吸投げ、③突き角落とし、④相半身片手持ち四方投げ、⑤胸取り小手返し、⑥逆半身片手持ち回転投げ、⑦呼吸投げ、⑧座技呼吸法、 背伸びの運動 など ②振る。杖や箒を掃くのと同じ。方向を決める。自分の肚の前、相手の出足の外。上下だけでなく前後の軸。 ③あじろに捌く。不可思議に思うかもしれないが物理。 ④内小手で取らせて返す。その時(自然に)捌く。受けは踏ん張って固まるようなことはしない。手で引っ張っていたら違うと(体で)教えてあげる。受けが大事。 ⑤(相手の腕の)内側→内側(でつなげる)(空間の張りを感じる) ⑥当ててぶつけるわけじゃない。その下。指先、切先を通す。相手にぶつかるのではなく内側を感じる。 ⑧(手を通じて)上げる ➡合気ガールより:通過点/肘がどうなっているのか