投稿

1月, 2022の投稿を表示しています

コントロールする

 ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。仕事等の諸事情は別にして、単純な体力だけの問題(※質は問わない)なら、毎日稽古することも出来そうですが。ただ、自分のふがいなさとずっと向き合えるかと言いますと、メンタルがおかしくなりそうです。あくまでも合気ガールの場合は、ですよ。色々な方とお稽古して、皆すごいなぁ、私もできるかな、どうやったらやれるかな?と純粋に思えますし、これが全然わからない、と知れることも貴重ですね。なんにせよ、やらないと始まらないし、続けないことには…。だから無理なく続けられるように、そして自転車乗れるように…。欲を無くそうとすると不自然なので、意欲へと昇華する。中心にあるのが我でなくて義であれ!という修行中の身です。 1月27日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③逆半身片手持ち(転換)四方投げ(裏)、④側面入り身投げ、⑤回転投げ、⑥小手返し、⑦自由技、⑧三教おさえ込み など ・①を相手の後ろになるようにする(自分の肘の下に相手の肘がある) ・相手をとどめるのも、進ませるのも、こちらがコントロールする。相手次第にならない。 ⑤手だけ引っ張って下げるのではなく、肩を落とすようにする。 ⑥相手と横並びでしようとしない。手が逆になっても、相手の薬指の付け根を抑えて掴むところは同じ。 ⑧くぐるのではなく、相手を前に出す。 ➡合気ガールより:『常に主となる』

ふりかぶる/振る

 ついこの間まで松の内でしたのに、もう一月も終わりですね。早いものです。皆様お変わりありませんでしょうか。目の前で教えられているのに見えていないのは自分の眼が曇っているからで、それはつまり心が囚われているから…。若い人や新しい人の方が見たまま聞いたまま感じたままされているように思えますが、こちとら自我が鍋にこびりついた汚れのようです。心をきれいにするには体を正しく動かして、自らの常識や癖を取り去っていくことでしょうか。こころとわざとは密接に関連しているのかもしれません。とにかくもうやるしかない! 1月24日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち転換呼吸法、③呼吸投げ、④四方投げ、⑤一教おさえ込み、⑥入り身投げ、⑦横面打ち四方投げ、⑧突き小手返し、⑨逆半身片手持ち腰投げ、⑩座り技呼吸法 など ・ふりかぶる。 ② ①をして自分の状態を確かめる。相手との位置。整える。スッと通るところを探す。首元から。足は引いても(転換)残してもよい(変更)。 ・前で先生が何をしているのかちゃんと見る。「四方投げはこう」と思って見ていたら分からない。崩そうといかない。そういうのはもう卒業してそろそろ合気道の稽古をする。自分の状態が整っていたらこんなに響くというのを感じる。ガチッと持たれてもふりかぶるにはどうしたらよいのか。何をしているのか。相手とくっつく、一体感。 ・ふりかぶる、転換、切り下ろす。 ⑧振る。振れる位置でないと振れない。離れていたら出来ない。 ⑨(当身や膝蹴りができるくらい相手をとらえて食い込む)。相手と十字になる。 ➡合気ガールより:感じる。

隙がどこにあるのか

大寒とはよく言ったもので、大雪でしたね。今年は雪の日が多いです。さて、合同稽古会は申し込まれましたか。まだの方はお忘れなきように…。一週間ほど前でしょうか、大相撲で宇良が入り身投げできる状態になったんですよ。勿論入り身投げはしなくて、そのまま相手を後ろから抱えて押し出しました。以前、宇良が相手に後ろを取られた際は、なんと腰投げをしたんですよ。レスリング経験者の宇良は居反りという必殺技(後ろに反りながら相手を投げる)があります。反り系の技が決まらなくてもそれを捨て技みたいにして、次の攻撃にすぐ切り替えていますね。隙のない動きってこういうことですか~!?よく転換してるし。宇良先輩!! 1月20日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③相半身片手持ち一教おさえ込み(裏)、④入り身投げ、⑤回転投げ、⑥四方投げ(表)、⑦腕返し、⑧三教おさえ込み など ③常に相手の背中が見えているようにする。 ④入り身しても動いている内に相手を追い抜かして前にいたら危ない。自分の周りを相手が動いているなら、相手が動くのに合わせて自分も動けばよいが、勝手に動くのでそうなってしまう。 ・隙がどこにあるのか。取りの視点だけで返されないようにと考えても分からない。どの時に反撃できるのか等受けの視点がいる。そうすれば自分が取りをする際、どこに隙が出来やすいかが分かる。 ⑥相手が逃げられないようにする。 ⑦上から押しても逃げられるので、小手返しと同じようにしっかり掴んできめる。 ⑧自分がくぐるのではなく、相手が進む。技をかけにいくのではなく、相手がかかりにくるようになる。 ➡合気ガールより:わしづかみ

振る/剣を鞘から抜くように

 昨日は雪が舞っていましたが今日は晴れですね。毎日寒いですが皆様お元気にされていますでしょうか。着物に汚れがついたらしみ落としのクリーニングをお願いしますし、ダクトを業者さんに掃除してもらったら換気の効率は上がります。お手入れが行き届けば良く使える、という事でしょうか。私たちは日々の稽古で心身ともに健康を維持しています。但し、それも場所を使えて、皆がいてこそ…。有難い事ですね。阪神淡路大震災から27年経ちました。いつ何があるかなんて分かりません。だから今を大切に、稽古に励みます。出来れば生きている内に…今年は…自転車乗る。 1月17日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②相半身片手持ち(転換)四方切り、③逆半身片手持ち/相半身片手持ち呼吸投げ、④相半身片手持ち三教おさえ込み、⑤入り身投げ、⑥両手持ち一教おさえ込み、⑦胸持ち呼吸投げ、⑧一教おさえ込み、⑨横面打ち(外転換)呼吸投げ、⑩天地投げ、 背伸びの運動 など ②(切り上げて切り下ろす) ③逆半身でも相半身でも同じではないが同じようにできる。離れずくっつく。 ・振る。 ・剣を鞘から抜くように。 ・入り身、転換、切り下ろす。 ④手刀で切り上げる。⑤深く入ったら入り身投げになる。 ・撫でるように。 ⑨外転換をしよう、回ろうと思わない。(スレスレ、沈む) ⑩鞘は横だけでなく縦にも抜ける。 ➡合気ガールより:△〇□

剣のふりかぶり

 早いもので1月も半分過ぎました。冬至を経て少しずつ日は長くなって参りましたが、これからが冬本番ですね。くれぐれもご自愛ください。先日、鰻を目の前でさばいてもらう機会がありました。目打ちする前に、ニョロニョロと動く元気な鰻の頭を殴っておとなしくさせるのですが、一番生きの良いやつが、まな板の上で体の転換みたいにぬるんとその一撃を躱したのです。避けようとか思う間もなく動いたという感じ。体の真ん中くらいを軽く手で押さえられているので、S字に動くところを動かして攻撃を外したんですね。私は感動したんですけど、当然まな板の上の鰻は二撃目で仕留められました。※鰻はこの後合気ガールが美味しく頂きました。 1月15日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②相半身片手持ち呼吸投げ、③四方投げ(表/裏)、④(転換)入り身投げ、⑤一教からの呼吸投げ、⑥正面打ち一教からの呼吸投げ、⑦ ⑥からの四方投げ、⑧後ろ両手持ち三教おさえ込み、⑨二教おさえ込み、⑩天地投げ、 背伸びの運動 など ・剣をふりかぶってふりおろす。切り返す(④反対にも返していける。⑤スーッと伸びてもいける) ・剣を鞘から抜く。肚が回っている。 ・何かをしようとすると軸がぶれる。自分の状態を確かめる。見たままやれば良い。 ⑤~(相手が起きてくるのに合わせてする) ⑧ ガチッと持たれても同じ。剣を鞘から抜く。まっすぐはいかない。釣り竿のように(斜めに)振り下ろす。 ➡合気ガールより:『思わぬ内に』と、「隙のない動き」とは?という、命による問いかけ。…に思えた、というお話。

攻撃が変わっても同じ

朝起きたら一面真っ白の雪景色でした。積もった雪に太陽の光が反射すると眩しいですね。昼過ぎには溶けてしまいました。皆様、お変わりありませんでしょうか。前回(鏡開き式)の続きです。合気道は取りと受けと二人で作り出すものだから、取りが勝手に動いて受けがついてこれないようでも、受けが好き勝手に動いて取り過ぎているのもよくありませんね。しかし受けの方は取りにいく、そういうせめぎ合いがあるというのが前提になります。…と言うのは簡単ですが、行うのは…。ましてや使うとなると…。 1月13日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③横面打ち一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤呼吸投げ、⑥小手返し、⑦四方投げ、⑧逆半身片手持ち+横面打ち四方投げ、⑨両手持ち四方投げ、⑩両手持ち自由技、⑪座技呼吸法 など ・捌いて技をするときに、相手が自分の体の横にずれているようでは出来ない。前、自分の足元にくるようにする。 ④相手の真後ろ、⑤(相手が前に倒れるように)、⑥転換、⑦(相手が後ろへ倒れるように) ⑧ ⑦を逆半身片手持ちでする ⑨ ⑧を両手持ちでする。 ⑩ ③~⑦を両手持ちでする。③~⑦をして、⑧~⑨をしているので両手持ちでも出来るということになる。 ➡合気ガールより:なりきる。

肚を回す

 今朝も雪が降っていました。毎日寒い日が続きますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。前回に続きまして、今回は鏡開き式レポートですよ。年頭のご挨拶にて、私たちの目指すものが、開祖や万川先生の目指した合気道と同じになるように、2つのことを意識しましょうというお話がありました。一つ目は「隙のない動き」で、二つ目は「食い込む」。それってどういう状態なのかな?…という疑問は、鏡開き式の様子はYouTubeにアップされるでしょうから、先生の奉納演武をご覧ください。ご挨拶でのお話は記念誌の内容に則したものでもありますが、普段のお稽古で先生方が教えて下さる中にそれらの要素が盛り込まれています故、今年も『一に稽古、二に稽古、三四が稽古で五に情熱』ですね。 1月8日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち(転換)呼吸法、③呼吸投げ/回転投げ、④一教(二教)おさえ込み、⑤入り身投げ、⑥肩取り正面打ち呼吸投げ、⑦正面打ち一教おさえ込み、⑧両手持ち呼吸投げ、⑨天地投げ など ②体の転換、もう一つの転換(体の変更)、入り身転換。 ・こう(正面衝突)はぶつかる。スッと通す。柄杓で水を撒くように。 ・末端ではいかない。全体を捉える。それにはどうするのか。肚を回せば良い。 ④当身を入れる。外からではなく、中心から。捌いてから戻すのではなく、中から(もらう+肚を回す) ⑤肚が回ったら相手の攻撃が当たらない。それに手足もついてきている。 ⑥自分から打っていくのか、相手が打ってきたのを捌くのかという問題があるが、それを超えたところ。それが「正勝吾勝勝速日」 ⑦ふりかぶってふりおろす(撫でるように) ➡合気ガールより:合気ガールの今年の抱負は…『姿勢とは姿に勢いエネルギー』

死角を作る

 ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。コメントも有難うございます。さて、お待ちかねの越年稽古レポートですが「攻撃が変わっても同じ」というテーマでした。例えば入り身投げなら正面打ちでも両手持ちでも相手を入り身投げができる状態にする。だから一つ覚えれば他の攻撃になってもできる。…あれはあれ、これはこれ、ではなく全部繋がってるんですね。普段の稽古だと攻撃を決めて技を変えるスタイルですが、攻撃を変えて一つの技をするのを繰り返したので(全編門川理事と稽古していた事も相まって)え、これってツァラトゥストラがかく語ってる永劫回帰…?修正しないとずっとループ。0.1でも0.01でもよくなれ!とても1時間とは思えませんでした。今年こそ、道のりは未だ遠くても。目指せ超人! 1月6日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③両手持ち四方斬り(表/裏)、④正面打ち入り身投げ、⑤小手返し、⑥回転投げ、⑦横面打ち四方投げ、⑧側面入り身投げ、⑨座技呼吸法 など ③相半身(表)でも、逆半身(裏)でも、捌いた後は同じ状態になるようにする。受けはつま先立ちで(ストレッチ) ・攻撃を避けても相手に追いかけられる(為死角にならない)。攻撃が当たらないように死角をとる、と言うより死角を作る。動いている間に相手が回り込んで自分の正面にいるようでは危険。常に相手の死角に自分がいるようにする。 ⑤相手が追いかけて回り込んできたところを返す。強い勢いで払うと相手はついてこない。例えば落ちた紙幣を拾うとき風が吹いたとする。弱い風なら追いかけられるが、突風ならどこにいったか分からず諦めることになる。 ⑦相手の手の中ではなく外に自分がいるようにする。横面打ちを(縦に)切り下ろす。横の方向だと自分が切られてしまう。四方投げをしようとして相手を横に引っ張っても強いままなので、しっかり入る。 ➡合気ガールより:受けが攻撃し続けないと分からないですね。でもちゃんとされたら無間地獄になってます。直さないからですね。私は何をやってるんだー!

正位置

『新しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事』皆様、新年あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。大晦日から元旦の朝まで雪が降っていましたね。お正月の大雪は豊年の瑞兆だそうです。万葉集は編者大伴家持が祝言性豊かなこの歌で締め括り、万世の後まで伝えようとする志を示したようです。私たちも、連綿と続く流れの中で今を生かされているという感謝の気持ちをこめて、合気の道を後世へ伝える端くれとして、2022年も精進いたしましょう。 12月25日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち(転換)入り身投げ/回転投げ、③相半身片手持ち四方投げ(四方斬り)、④呼吸投げ、⑤(二教)小手返し、⑥諸手持ち呼吸法、⑦一教おさえ込み、⑧後ろ両手持ち三教おさえ込み、⑨座技呼吸法、 背伸びの運動 など ②当身を入れ捌く。当身は入れなくても良い(中心を捉える)。後ろへ回って回転投げ。 ③(剣で切り上げるように。おいでと誘ってさあと返す。ふりかぶってふりおろす) ④(③から切り上げつつ転換する) ・正位置(自分の状態を確認する) ・水を撒くように。広げる。 ⑧三教をすると思わず、呼吸投げをするつもりで。 ・これはこれ、あれはあれ、と思わず何でもできるようにする。 ➡合気ガールより:年末移動している時に、ちょうど綾部の上空で雲の合間から光の柱が5本くらい天から注いでいたんです。これは何かの兆しじゃないのと思ったりして…。しかし稽古中に???と言っている間に年が明けてました。越年稽古の模様は次回お届けいたします。お楽しみに~。