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工夫

 暖かい日が続いております。今日は絶好の晴天となりました。皆様お変わりありませんでしょうか。本日の演武大会は人数制限はありますものの、盛大に執り行われ無事終わりました。武道センター道場は第2部の最後から3番目でしたよ。自分が演武をしている時は、他のメンバーが何をしているか見られませんので、動画がアップされるのが待ち遠しいですね。昨日は稽古が休みでしたが、自主稽古にて演武の練習が出来て良かったです。ただ、本番は雰囲気も違いますから、全く練習通りとはいきませんね。それでも練習している間によくなるよう色々試してみたりと、良い経験になったのではないでしょうか。合気ガールは、自分なりに、今年の大阪合気会のテーマに沿って演武しました。出来る出来ないじゃなくて、やったんです‼ 10月27日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③肩取り面打ち一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤三教おさえ込み、⑥十字投げ、⑦自由技/演武の練習 など ・まず(自分から中心へ)当てる。横に払うのではなく上下を使う。回っているのでそう見えるかもしれないが。 ④自分の手が相手の腕の下になると返しにくい。間になるようにする。相手の攻撃は防ぐ。手で払うのではなく体で回る。相手に当身を入れられる。 ⑤体を斬るように。(肩取りの方を)くぐるようになるが、あまり頭を下げるのも危険なので相手の肘を上げるなどの工夫が必要。 ・前でしているのは大まかな形。例えば体の転換で相手の側面に入る。それにどういった工夫がいるのかは、人によって体格も違うので、それぞれが考えないといけない。 ⑥(十字投げをする際に相手に掌が向くので)返す前は掌が自分の方へ向いているように取る。 ➡合気ガールより:守りながら攻めている 追伸:演武大会で伺った有難いお話は、今年も次回お届けいたします。お楽しみに~!

ひっつく/ちょっと不安定

 ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。10月もあっという間でしたね。秋深き隣は何をする人ぞと申しますが、コロナの影響でお稽古に来られなくなった方達は今どうされているのでしょうか。いつでも復帰お待ちしております。勿論、新しい方も大歓迎ですよ。さて、何をするのかは一度は教えてもらっている、いや、繰り返し言われているのですが。それをしないのは自分の弱さか忘れているからなのか。だから心身を鍛えるのと、忘れても体が反応するように反復稽古するのでしょう。ただし…という問題はあります。意識というのは不思議なもので、あり過ぎてもなさ過ぎても、ねぇ。受けを取るのに必死で何をやるか分からないくらいで意外と普通にやれたりもします?そういうときは相手の流れみたいなものを感じて集中出来ているのかもしれません。全然違う事をしてしまう場合もありますが。体捌き!心と体は一つだから、一方が崩れるともうだだだ~っとなります。視野が狭くなったときこそ手放すことでバランスを…。 10月24日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②相半身片手持ち角落とし/入り身投げ、③四方投げ、④入り身投げ、⑤逆半身片手持ち(転換)回転投げ、⑥座技正面打ち一教おさえ込み、⑦自由技/演武の練習 など ②内小手で(持たせて返す+回る。振れる間を取る。)中心へ。 ③まっすぐ入るか、相手が来るのを行かせる。肩を合わせる。ひっつく。相手が来ようとしても防げる。 ④腕(手刀)を自由に使えるように(肩口につける)。動いている内に隙間を埋めるようにする。 ⑤転換してくぐる練習。首根っこを押さえる。 ⑥ちょっと不安定。それ以上は立ち直る。ちょっと不安定にするのが結ぶコツ。こっちからあっちへどうぞという気持ちはいる。 ➡合気ガールより:受け入れる/体全体で回る

結び

 毎日暑いので気が付きませんでしたが、紅葉が始まっているんですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。ちょうど道場に向かう際、時代祭の集合場所に向かう行列とすれ違いました。以前父が楠木正成公の家臣役で出たことがありまして、衣装を着るにも大変みたいです。町会費に平安講社の賛助会費が増えた年は「へぇ~そんなんあるんや」と思っていましたが、実際に見ると、報われた感じがありますね。合気道の体の使い方をする、にあたって、日々発見もあれば試行錯誤というところですが、今ですと両足首に負担がかかってます。アース!怪我でもないし疲労なのかなと思っているのですが。しかし続けることで普通になれば今よりも効率よく使えるようになるんだろう、これまでもそうだったのだから。体の鍛錬も、全くもって重要なのですね。勝手にupdateするほど甘くないぜ。おそらく効果は忘れた頃にやってくる…筈。 10月22日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②胸持ち(内転換)呼吸投げ、③四方投げ、④横面打ち一教おさえ込み、⑤入り身投げ、⑥天地投げ、⑦自由技/演武の練習 など ②胸(の埃)を払うように(体を開いて半身を入れ替える) ③ ②から肩を合わせるか、更に描く。撫でるように。2通り。手はひっかけているだけ。 ・横面打ちでも胸持ちと同じ結びでする。 ➡合気ガールより:技をしようとしない/止めない

持たせる

 秋晴れの空がどこまでも続いています。皆様ご機嫌いかがでしょうか。先日お琴の演奏を聴く機会があったんですよ。お師匠さんとお弟子さんの合奏で、演奏が終わった後にお話を伺いました。譜面も拝見しましたが、メトロノーム通りではなく、相手との息を合わせて、せっかちな人なら早く…とするそうです。そして、何もない空白の時間をどれだけ一緒に過ごせるか。自分の弾いていない音を相手が弾く。気配を察して、目に見えないものを感じる。不思議なもので、違う流派の人とも演奏していると合ってくるそうです。音が鳴るのは裏側でギターのようになっているのですが、よく響くように内部は木目があじろに組まれていました。人目に触れないところですが、正確で美しいのです。折しも演武の練習をしております故、そうかぁ~と納得…。それを、自然と醸し出せるくらい、常からする。それ以外何もないのですね。体で覚えたら意識より先立つものがあるような時も…?けどまた忘れたり。繰り返しの日々です。 10月20日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③後ろ両手持ち一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤四方投げ、⑥小手返し、⑦自由技/演武の練習 など ③相手に持たせて(回り込んで来たら)後ろ足を下げて(合わせる。①→呼吸法。死角からくいこむ) ④ ③から後ろ足を前に出す。上げた両手を、両方下げてしまわず、前は上げたままにする(ことで技へつなげる) ・持たせる。相手が持っていられる状態でないと、相手が持つ意味がないので、攻撃が変わってしまう。相手の手が取れないようにする。 ⑥後ろ足を出したときに窮屈にならないようにする。 ➡合気ガールより:渦の描き方/膝が入る

つま先からてっぺんまで

 暗くなると冷えますが、日中はぽかぽか陽気で過ごしやすいですね。皆様お元気ですか。以下、地理の教科書より…『日本列島の島々には、背骨のような山脈が真ん中を通っています。本州の主な川々は、背骨の山脈を境にして、太平洋に注ぐものと、日本海に注ぐものがあります。本州の日本海沿岸の冬は、海の方から吹き付ける北西季節風のために、盛んに雪が降り、野も山も深い雪に覆われて、交通にも大変難儀をするところがあります。この点、太平洋沿岸とは著しい違いですが、これは主に、太平洋側と日本海側とを分ける背骨の山脈が、北西風の運ぶ湿気を遮る役目をしているからです。』…実際に起きているのはこういうことなんかなと思ってみたり。かように、自分が有利な状態を作らないといけませんね。稽古あるのみ!です。 10月17日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②相半身片手持ち角落とし/入り身投げ、③転換角落とし/入り身投げ、④正面打ち入り身投げ、⑤一教おさえ込み、⑥突き小手返し、⑦座技呼吸法、⑧自由技/演武の練習 など ②振る。下に通すか、上に返す。(持たれて)引っ張るのではない。つま先からてっぺんまで。上段、中段、下段、点ではなく、広げる。自分の軸をととのえる。相手の軸をとらえる。 ・肘当て→体当て→気当て ③振り切る。いつでも決めただけ回れるわけではない。大きくも小さくも回れるようにする。渦に巻き込む。 ④斬るように。胴/背 ⑤縦振り。中心を捉える。高さを使う。 ・最初にやっている(②③)振りを使う。体を開く。 ➡合気ガールより:姿勢にエネルギーを

相手の外

 日中は陽射しが強いですね。来週から寒くなるそうですよ。お体おいとい下さい。『最初からスタート』の最初から、どこから?先生が構えたときには「オワタ」…よく分かりますね。道場に来て体を動かし汗をかいたら稽古をしたことになるのか。毎回体の転換をするけれども、いつも何を稽古しているのか。スポーツは諦めたらそこで試合終了ですが、道を探求するには…。そういうことを突き詰めていくと、一回道場に来てどれだけ合気道の稽古ができるかは、全部自分次第なんだよな~。稽古できる場所があって、先生が来てくれて、一緒に稽古する皆がいて、なんと演武大会まである!…大変有難いことです。あとは、合気道をする。それだけだから。一歩足を踏み入れたら、二礼四拍、澄み切った心でいたい。畳を片付けて清々しい気持ちで帰るまで。 10月13日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③横面打ち(六方)一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤四方投げ、⑥腕絡み、⑦自由技/演武の練習 など ・捌いた後に、相手の外になるようにする。相手の中にいない。 ④ ③は上へ、今度は下へ。相手との位置関係は同じ。 ・どの技をするときも捌きは同じ。技によって捌きが違うと、何の技をするか相手に分かるので、止められたり返されてしまう。(捌いた後は)相半身片手持ちで相手に喰い込む形になる。何の技でもできるようにする。 ⑥(同じ方への回転で)持ち替えずにする。 ➡合気ガールより:半身なのか (追伸)畳を敷いて下さる皆様、いつも有難うございます!

気の流れ

 暗くなるのが早くなりましたね。気が付けば10月も早や10日過ぎ…言うてる間に演武会ですね!さて、体の全部を使えているかという問題があります。合気ガールの場合、手首取りをするとして、反対側の腰に剣を持つと、相手と接触している側だけでなく、後ろの足から出している指の先まで通ります。なんでって理由はうまく説明できませんけど、たぶんそうなると思ってやってみたら実際そうでした。剣の有無で551の豚まんがある時とない時くらい違いが…(※個人の感想です)。ただ、いつも剣をさしている訳にもいきませんから、なくてもあるように体を使えなくてはいけません。普段、体の半分も使えているのかなぁ。目下修行中です! 10月8日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち角落とし、③四方投げ、④呼吸投げ、⑤転換呼吸投げ、⑥(転回)側面入り身投げ/入り身投げ、⑦相半身片手持ち小手返し、⑧座技胸持ちおさえ込み、⑨自由技/演武の練習 など ・振る。立ったり座ったりする。 ④(今度は掌を上にして。座る)気の流れ ・反対側の手で広げる。 ⑥(後ろからサポート)撫でるように ⑦手は一切入れ替えない。タイミング。新しい人でもできる。相手が持たなくても良い。 ・逆発想で広げる。行こうとしない。 ➡合気ガールより:両方行けば共倒れ/全面戦争しない

肩を出す

 すっかり肌寒い季節になりましたね。皆様お変わりありませんでしょうか。里芋の皮を包丁で剥くと、ぬめりがあるので滑ってやりにくいです。それに危ない。ところが、先にお芋を丸ごと茹でれば簡単に手で剥くことができるんですよ。合気道の体の使い方を『自転車乗る』ことに例えていますが、こういうことなんだろうなぁと思います。不思議なことに、出来るようにしているのは先生や一緒にお稽古して下さる皆様で、私はただしているだけなんですよね。そういう時は、作為がなくて無心だから、そうなるようにできているのかもしれません。体が素直になる時があります。集中して。寧ろ、出来ないようにしているのは私自身と言えます。 10月6日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③正面打ち一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤小手返し、⑥呼吸投げ、⑦二教、⑧自由技/演武の練習 など ③正面打ちを(当たらない位置で内側から合わせて)お腹側へ(返す)。 ④同じ捌きで(背中側を出して入り身する。出てこなくて)難しかったら、一旦③をしてからする。 ⑤肩を出す(同じ方向へ回転) ⑥自分が入るのではなく、相手の肩を出して(回転を伝えて)相手が回ってくるようにする。 ⑦相手の腕の下側で合わす。 ➡合気ガールより:打ち技の難しさ感じまくりですが、そもそも持ち技の時も…。盤石の体勢!らせんの動き‼

半身/気持ちを切らさない

 ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。最近は新しいお仲間も増えて、喜ばしい限りですね。さて、秋の実りといえば、お芋、栗、松茸などなど…。五穀豊穣を感謝する北野天満宮の瑞饋祭りですが、3年ぶりに行列の巡行がありました。お神輿の屋根はすべて瑞饋(里芋の茎)なんです。初めて見た時はびっくりしました!他にもホオズキなど野菜や穀物で各部分を飾り付けたお神輿は、紫やオレンジ、ハロウィンのような彩りです。ちなみに、使用する野菜の栽培から飾り付け、その技術の継承など保存会により伝統が受け継がれています。祇園祭や大文字でもそうですが、実際に人がするから続いていくのですね。合気道の場合は体の使い方ですから、ただ実践あるのみです‼打てば響く体をつくる。本当、体って練れるんだな~って見ていて惚れ惚れしちゃいますが、いや、自分でやらないと致し方ありません! 10月3日の稽古内容 ご指導:大槻指導員 ①体の転換、②逆半身片手持ち角落とし、③呼吸法、④(転換)呼吸投げ、⑤四方投げ(裏)、⑥(六方)逆小手返し、⑦呼吸投げ、⑧一教おさえ込み、⑨(内転換)入り身投げ、⑩小手返し、⑪自由技/演武の練習、⑫天地投げ など ②接点を通じてお腹から。ここじゃなくて向こうへ気持ちを通す。半身のまま進む。気持ちを切らさない。 ③(攻撃線を)ちょっとずらして、足を残す。自分の前をどうぞと通す。 ⑤(振りかぶって振り下ろす) ⑦足が替わっても半身で。もう片方の手でも通る。 ⑨撫でるように。つながりを切らさない。 ➡合気ガールより:相手に向かわない/三角体