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手と中心を合わせる

 東山にも雪が積もってスキー場のような迫力でした。底冷えのする寒さですが、皆様お変わりありませんでしょうか。日向と日陰で雪の溶けるのに歴然とした違いがあります。お日様の力は偉大ですね。うまくいかないのは大概、間と姿勢が関係しているようです。そして、間という言葉にならないものを感じるのが気を使うということなんですね。感じないと分からないことが沢山あるということは、感じるほどに見えてくる景色が変わってくるということになります。先生みたいにというのは遠すぎるので、その間?にいるお友達とかを、そういうふうになれるようにと…。皆と同じスタートラインにやっと立てたのかな~と思いますが、それで感じたことをどう相手に伝えられるのか? 1月28日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ・力を抜いて振る。肩で止めずに流す。自分の中心線のどこか、胸や肚と手を合わせる。胸にライトが付いていて照らすように。 ⑤持たれてから違うエンジンをかけるのではない。相手の引き出しから出すのを手伝ってあげる。エンジンをかけておく。入っている。受けは腰にくるかもしれないが足裏へ流す。入っているから(相手がついてきて)肚が遅れてずれるので浮く。浮かそうとしてもそうならない。 ⑥振りかぶって振り下ろす。相手の立ち上がるのに合わせて手伝う。 ⑦胸を持たれていても両手は自由に動く。 ・背中をやわらかく。イヌワシが時速130Kmで衝突しないのは自動操縦だから。人間だけが固くしている。 ・重心は心の重さ。体重ではない。どういう心なのか。やってやろうと思うのか、どうにかして合わそうとするのか。合わそうとするエンジンをかける。気にもつながる。 ・対立をなくす。 ➡合気ガールより:OFFになってるのを自分で気付く前に先生が…。何回も同じことを言われているのに、まだまだ修行が足りません‼

(技が出来る状態/スキのない動き)

 ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。武道センターの近くでも雪が残っていますね。こんなに雪も降って道も凍っているのに歩きながらスマホを見ている人はどういう了見なんでしょう。自分からリスクを上げるなんてどうかしてるぜ!…というようなことを稽古中にしているかもしれません。要注意ですね。越年稽古で、自分の出来る範囲で相手を出す(動かす)、そうならない分は捌いて補うという事をしました。但し、いつまでも補っていてよいのかという問題があるので、二人で作り上げるけれども、自分の割合を上げるようにする。…それってどうするの~というのをかんがえる(感じる)のが稽古です。渋い‼ 1月26日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③相半身片手持ち一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤(一教裏)回転投げ、⑥座技正面打ち一教おさえ込み、⑦正面打ち小手返し、⑧引き倒し、⑨呼吸投げ、⑩三教おさえ込み、⑪座技呼吸法 など ③(接点を通じて)相手の側面が出てくるようにする。そうならなければ自分が捌く。 ④ ③と同様に背中を出す。相手を肩に付けてずっと離れないようにする。肩に付けても動いて離れているようではいけない。 ⑤相手の肩をおさえて起き上がれない状態にして頭をおさえる。逆になると起き上がれる。技は形を順番で覚えるのではなく、どうしたら起き上がれないかを考える。 ⑥左右連続でする。おさえ込んだ後も気を切らさずに(構えて)いつでも相手に攻めていけるようにする。 ⑦打ち終わった後に相手の手を下げようとしても下がらないので、打ち込みを止めない。少し足すようにして(打ち終わりよりも進ませる)。 ⑧(⑦と同様に膝を使って①のように崩し自分は真後ろになるのでその回転を使って後ろ側へ倒す) ⑨(相手を前に進ませる)腕を上から回転させても下から回転させてもよいが、下からの場合は肘関節がきまるので注意する。 ⑩止めてから「三教」をするのではなく、捌いたら三教になっているように。 ➡合気ガールより:たとえば白帯の人が初めてその技をするとしても、受けの方で動きが分かっていれば相手が行えるようにできる…という話でしたよ。勝手にやるのとはまた違いますが。

間合い

 大雪ですね!一面銀世界、吹雪が追い風となって体が運ばれ、まるで日本海側の冬景色です。一層冷え込みますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。あるシャチの群れは、波を使って狩りをします。流氷上にいるアザラシの個体をまずは目視して(頭を水面から縦に出し横についている目で見るのですが、ジョーズの背びれより圧巻です)一旦標的から遠ざかります。そして遠くから獲物目がけて近づき、波を起こしてアザラシを流氷から海へ落とすのです。また、流氷が大きくそれが出来ない場合は同様の方法で氷を粉々に割ります。この時辺りは砕けた流氷だらけで狩りがしにくい為、小さくなった流氷ごとアザラシを何もない広い海へと運びます。そこで邪魔されず安全に獲物を仕留めるのでした。生き抜くために…、シャチ先輩‼ 1月23日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身掌肩当て呼吸投げ、③相半身片手持ち(転換)呼吸投げ(角落とし)、④逆半身片手持ち(転換)呼吸投げ、⑤横面打ち入り身投げ、⑥両手持ち四方投げ、⑦諸手持ち(転換)呼吸法、⑧相半身片手持ち入り身投げ、⑨突き入り身投げ、⑩座り技(片手持ち)呼吸法、 背伸びの運動 など ②持たれてから感じるのではない。その前に自分から相手に働きかけている。それが間合い。(働きかけが無い場合)相手と近くても遠く感じる。(ある場合)遠くても近く感じる。距離ではない。 ・相手に受けをとってもらえるようにしている。相手が(違う人に)変わればどうするのか違う方法を考えなくてはいけない。 ③(転換/斜。肚、エンジン)「おいで~」という動きになっているか。おいでと言いつつ拒んでいるようではいけない。 ④色んな捌きでする(③を逆半身で、転換、②) ⑤相手と近づけば前に行っても良い(巻き込み)。技ができる状態を捌きで作っていく。 ⑥振りかぶって振り下ろす。(単独ではなく)技の形の中に間合いが含まれている。 ⑦体全体でする。腰は動かない。通過点。 ⑧(のみこむ) ⑨入り身の練習。体の捌きは攻撃が当たらないよう(スレスレで)。それを手が邪魔しない。 ⑩なんでも止めようと(踏ん張ったり固まったり)するのではなく、感じる。相手がどういう力を使おうとしているのかを。 ➡合気ガールより:吸い込まれて重力のGを感じる前に体は既に膝を着いてます。びっくり!新手のスタンド使い、ではなく修行したらこうなるんだって、

重心の乗せ方/間

 厳しい寒さの中に射す陽の光にさやけさの感じられる朝ですね。皆様ご機嫌いかがでしょうか。先日合気道部の昇段審査の練習に参加しました。2時間の内にもどんどん…最初より良くなってる~羨ましい限りです。このくらい真っ白な気持ちで臨みたいですね。ホワホワの新雪で作った雪うさぎのように。私は人が数ヶ月くらいで辿り着きそうなところを数年かかってやってますけど、ちょっと良くなったかなって思ったらまた別のところをすっかり忘れていたりで、まったくもう!見てとる、受けて感じるなんだから、両方やる、ボーっと休憩しない! 1月21日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち角落とし、③(転換)呼吸投げ、④肩持ち一教、⑤正面打ち一教おさえ込み、⑥入り身投げ、⑦突き入り身の練習(角落とし)、⑧天地投げ、 背伸びの運動 など ②進む(スッと通るところへ。斜に)。ガチッと持たれても(引っ張ったり押し付けたりしない)。隙間を埋める。立ったり座ったりしても良い。 ③今度は(相手を)前に。転換しても良い。 ④(入ったり、行こう、やろうとしない。掌と掌を合わせた雰囲気を変えずにのみこむ)重心の乗せ方。重みが乗る。 ⑤打ち技でもする。 ⑥一教の雰囲気で。 ⑦相手がその場で突いても自分には当たらない。わざわざ自分が当たりに行く必要はない。突いてくる位置は分かっているので、それに合わせる。肩ごと。体が残らないように。 ➡合気ガールより:ちょっと感度がアップしたら、先生たちにまるで初めて会ったみたいにすごい!って実感したので、新鮮です。上がるごとにそうなるんでしょうねぇ。楽しみですし、自分がしないといけません。

流す

 寒中お見舞い申し上げます。先日までの暖かさと打って変わり底冷えのする毎日ですが、皆様お元気ですか。先日、元琴勇輝の北陣親方が「もろ手突き」という決まり手について解説されていました。名前の通り両方の手で交互に突いて相手を土俵から出すのですが、手だけでするのではなく肩甲骨を意識して下から回転をかける、そして円を描くように進み、空間ごと動かすようにする…というような内容でした。突き自体が姿勢を低くして、出足の回転が重要らしいのですが、私の悩んでいるようなことってだいたい説明がつきそうです。素の自分じゃなくて研ぎ澄ましている方でずっといれば良いのですが、頭で考え出すと止まりますね。だから体に入れていくしかない。そうだ、今年も、稽古しよう! 1月16日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②相半身片手持ち(転換)呼吸投げ、③後ろ両手持ち呼吸投げ、④相半身片手持ち(転換)一教おさえ込み、⑤横面打ち(内転換)呼吸投げ、⑥四方投げ、⑦入り身投げ、⑧座技胸持ち二教おさえ込み、⑨胸持ち一教(からの二教おさえ込み)、⑩胸持ち(転換)小手返し、⑪座技呼吸法、 背伸びの運動 など ②流す。決して(引っ張ったり無視して入ったり)していない。体が動いてくれば、エンジンをかける(振る) ③ひとつにまとめる。上下、横、斜め、自由に振れる/斬れる。重みがのる。芯が大事。 ④流す。力を抜くほど流れる。固めない。 ⑥握りこまず掌で。 ⑨(喰い込む) ⑩持ちに来る前に合わせる。 ➡合気ガールより:流したり止めないようにするには瘤を作らないってことですかね。だから川上からなのか~⁉

全体の渦に巻き込む/一つにまとめる

 例年になく穏やかな日々が続く今日この頃ですが、大寒を控えております。お体おいとい下さいませ。前回は自主稽古でした。『常に主となる』どれだけ稽古できるかは自分次第ですね!一切アテンドが無い状況だったので、かえって相手が何をしようとしているのか感じようと集中出来たかもしれません。お手本の見様も、似ているだけに自分が改善するところも分かりやすいのかなぁ。2月は自主稽古が多いですから、皆様是非東山いきいきセンターへもご参加下さいね。…と言ったところで、それでもやっぱり先生に会いたーい!(知らんがな) 1月14日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②諸手持ち(転換)呼吸法、③呼吸投げ、④後ろ両手持ち呼吸投げ/一教おさえ込み、⑤胸持ち二教おさえ込み、⑥呼吸投げ(一教の変形)、⑦横面打ち呼吸投げ(角落とし)、⑧四方投げ、⑨入り身投げ、⑩座技呼吸法を逆半身片手持ちでする、 背伸びの運動 など ②(振る)自由に使える。(転換)芯。(流す)一つにまとめる。 ③自然に(振る、斬る) ④(技をしようとして固めたりやろうとしない)肚。 ⑤持たれてからだけでなく、持たせる前にもする(個体/流体) ・体をほぐす。曲がるところは曲げていく。棒のようにしたら折れやすい。しなやかに。 ⑥(斜めに捌く)的確に、中心(全体)をとらえる。 ⑦(いこうとしない、やろうとしない、相手に向かわない)全体の渦に巻き込む。気を抜いたり手元に執着すると相手にとって近い。間を感じる。相手との間は変わらない。しかし相手からは遠い、自分からは近い。一点に流すこともできる。 ⑧隙間を埋める。いこうとして自分で邪魔しない。重みが乗る。 ⑩流れを感じる。間、力の使い方。 ➡合気ガールより:私の場合は…ゾウさんやヘビさんに、なりきる。

流れる/避けない

 『正月(むつき)立つ春の初めにかくしつつ相し笑みてば時じけめやも』松の内の賑わいも過ぎ、ようやく平生の暮らしが戻って参りました。皆様新たなお気持ちで精進されている事と存じます。本日は大阪本部道場にて鏡開き式がありました。感染症予防のため直会はありませんが、こうして皆で集まって歓談できるのも、お稽古できるのも、人があってのことですね。私たちも、門人の皆様が続けたいと思えるよう、また、新たに始めたい方が来て下さるよう、ご大切に、気を遣い合って稽古いたしましょう。お子さんなどは稽古後「片付けが楽しかった」と…、これが惟神ー!鳶の目、兎の耳と申しますが、先生が言っていないことでも怠けずにやる、なりきる‼ 1月7日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち(転換)呼吸法/角落とし、③呼吸投げ、④突きで②をする、⑤相半身片手持ち一教おさえ込み(表/裏)、⑥諸手持ち(転換)呼吸投げ、⑦両手持ち四方投げ、⑧逆半身片手持ち呼吸投げ、⑨正面打ち一教おさえ込み、⑩入り身投げ、⑪座り技呼吸法、 背伸びの運動 など ②③ガチッと持たれてもスッと広げる(上段/下段) ④避けない。 ⑤吸い込む、吸い取る。 ⑥諸手持ちの方が力を抜いたら流れる。 ⑦振りかぶって振り下ろす。 ⑧ひといきに出来なくてもよい。途中からする方が出来るものでもないが、それでも出来るところを探す。 ⑨手刀または掌でする。 ⑩一教からの変形(避けずに喰い込む)。入り身の捌き。離れたら技が出来ないのでくっつく。 ⑪最初は正座。相手が耐えられなくなるまで。→膝行→起座。(相手を捉える) ➡合気ガールより:なななんと、今年の鏡開きは…代表理事田中先生と、合気ガールでさせて頂きました。幸先良いですね~。これはもう、福娘、でしょう。師範の奉納演武と共に、動画がアップされるのを楽しみにお待ちくださいませ。