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自分の状態を確認する

 あっという間にもう11月ですね。早いものです。『月日は百代の過客にて行き交う年もまた旅人なり』なんて…。皆様お元気にされていますか。合気ガールの場合は、合気道に出会ってからというもの、現実がフィクションを凌駕して日常と非日常が逆転しました。蝶になって舞う夢を自分が見ているのか、私は蝶の夢なのか…。この道は本来の姿を取り戻す旅のようです。転がり続けるさすらいの日々…。時間と場所に囚われず働く人々をノマドワーカーと言いますが、我らはさながら間に触れる修行の旅人でしょうか。ボーっとしたり考え過ぎたりせずに、体が動けば唯それで良いのですが。 10月23日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち角落とし(入り身投げの前段階)、③相半身片手持ち入り身投げ、④体落としからの一教おさえ込み、⑤小手返し、⑥正面打ち四方投げ、⑦胸持ち呼吸投げ、⑧座り技胸持ち二教からの返し技三教、⑨正面打ち呼吸投げ、⑩天地投げ、 背伸びの運動 など ・(斜、振り子)ほぐす。 ④肩甲骨からほぐすようにする。 ・(8の字) ⑥(手刀を合わせて反対の手で斬っちゃう) ⑦(肩の力を抜く。胴を斬るように一歩下げる) ⑧二教されている肘を相手の胸に付ける。返して回り込む。本来返そうとして返せるものじゃないが、ほぐす為にやっている。 ・(もらう。ふりかぶってふりおろす。) ・自分の状態を確認する。 ➡合気ガールより:偏りのないニュートラルな状態なのか。心が曇ると違うところへ焦点を当ててしまいがちですね…。反省。

(相手の状態が変わる)

 日中は穏やかな光で暖かいですね。皆様ご機嫌麗しく存じます。仮に、合気道がコールアンドレスポンスだとすれば、レスポンスの力が高いほどに見える景色が変わってきそうです。形は概念的、観念的ですが、稽古は直覚的なものを探究していくような気がします。しかし自動操縦に至るまでには意識してそれを体に覚えさせる気の遠くなるような作業がありましょう…。まずは己を一致させるところからですね。私の心がかたくななのか、そうさせない恐怖体験でもあったのか…いずれにしろ、行うことは同じです。 10月21日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③後ろ両手持ち一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤後ろ両肩持ち呼吸法、⑥呼吸投げ、⑦後ろ襟絞め(転換)四方投げ、⑧襟絞め十字投げ など ③相手と密着する。 ④(密着した状態から)後ろの手は上げたまま前の手は下げて(体を開く)。(体の全部を使う) ⑤(④でしたことを後ろ両肩持ちでする。)(一歩出して)相手を振って(反対の肩を出し)相手の腕と腕の間へ。上下を使って崩す。 ⑥今度は腕の下へ。 ⑦頸動脈を圧迫されるので、首が締まらない方へ自分の頭を向ける。 ⑧(両手で前から頸動脈を圧迫されるので)上の手で締まらないように向く。(下の腕を使う) ➡合気ガールより:またもやこの世の最上級のソファみたいに包み込まれたのです。

受け入れる

 秋晴れの良いお天気ですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。仕事等で、人に対して正しいと思う事を押し付けたり、答えを言って従わせようとする場面を見ると、品が無いなぁと思うようになりました。新約聖書のパウロの手紙に「愛は忍耐強い」とあるのですが、私は長年???でした。「愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。不義を喜ばず、真実を喜ぶ。すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。」と続きます。でも最近になって、頂いた愛のお蔭で腑に落ちました。だから今分からない事でも、やりようによっては分かる日が来る、生きてさえいれば…と信じて。一に稽古、二に稽古、三四が稽古で五に情熱‼ 10月18日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②相半身片手持ち四方投げ、③入り身投げ、④呼吸投げ、⑤七教おさえ込み、⑥胸持ちの捌き(呼吸投げ)、⑦諸手持ち一教おさえ込み、⑧二教からの(逆)小手返し、⑨突き(内転換)一教おさえ込み、⑩逆半身片手持ち呼吸投げ、⑪座り技呼吸法/返し技、背伸びの運動 など ・肩の力を抜く。 ②体ごと入る。内小手で持たせて返す(斜/転換)相手の体を切るようにする。 ④振りかぶる。引っ張らず、その先へ切り下ろす。 ⑤(②からおさえ込み) ⑥(足を入れ替える) ⑦(つまらないように片足→着地で間をとる。畳をかみしめるように) ⑧⑦と逆に回る。ちゃんと小手をきめて取っている。 ⑨触れているところではなく、その先に意識をのばす。 ⑩もらう。相手の内側に入る。 ⑪相手が中心にグッとくるのをまずは受け入れる。弾いて拒否しない。 ➡合気ガールより:背伸びの運動をしたら、人それぞれ体って違うんだな~と実感します。

8の字

 ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。大阪合気会の記念誌がなんと会員一人ずつに配布されています。大変貴重な内容で、本来なら秘伝として一代に一人と限定して相伝していくようなものですよね。それを一般会員に至るまで解放して、どうぞ合気道を探求して下さいという気前の良さ。懐の深さと言いますか、計り知れないものがあります。皆でやらないと意味ないよという事でもありましょうか。昔、松本人志さんが『寸止め海峡』という単独ライブを、料金を定めず、観たお客さんがそれぞれに思う金額を支払って帰るというシステムでされました。記念誌の内容は値段のつけられない極意というべきものですが、それを遍く解放する心意気への感謝や賛同の気持ちを表現する方法のひとつは寄付ですね。寄付の心については2020年12月末のブログに記載しております。宜しければご参照下さいませ。 10月16日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち呼吸投げ、③角落とし、④入り身投げ(の前段階)、⑤突き小手返し、⑥諸手持ち(転換)四方投げ、⑦呼吸法、⑧一教/呼吸投げ、⑨二教、⑩背伸びの運動 など ・受けはガチッと持つ。 ②(姿勢、軸をスッと内側/外側に回る) ・ここ(接点)じゃない、その先へ(例えば相手の足の間、後方) ④(スレスレ) ⑥(何もない空間を使う)四方投げと思わず(スッと通してスッと切り下ろす。正座もできるし立って切り下ろすこともできる) ⑦(強い力で抑えられて腕が上がらない状態でも、そこではなく、振り向くようにしてその回転の反動で自然とふりかぶる)8の字。 ・自分の状態を確かめる。 ⑧いつもと逆に回る。 ⑨二教しようとして相手の腕が伸びていたらそのまま(袈裟に切り下ろせば一教となる)(二教は心臓を突き刺すように) ⑩持ってる方がする。背中を合わせ、膝をやわらかく沈み、ランドセルを背負うようにする。 ➡合気ガールより:これまで色々書いておりますが、概ね大きく逸れる事はなかったかなと胸を撫でおろしています…。私の理解の度合いには関係なく、先生たちの教えが内に染み渡って刻まれているという事でしょう。

攻撃が当たらないようにする

 今宵はまあるい大きな月が出ています。早速ですが、10月10日に行われた大阪合気会の演武大会動画がYoutubeにアップされましたね!皆様ご覧になりましたか。まだの方は先生たちの恰好良いお姿を是非見ていただきたいです。尚、第一部の10大阪イオン道場で先生が受けを取っておられますのと、11至誠塾道場では佐藤道場長が出ておられます。お見逃しのないように…。その他、一部二部共に前の役員席に座ってらっしゃる先生方も出演されていますので、見ごたえあり!です。ちなみに、武道センター道場は第二部の6番でした。動画の途中で、たま~に最前列で正座している合気ガールが見切れて映っていますよ。しっかり演武を見た後は、『ウォーリーをさがせ!』みたいな感じでお楽しみください。 10月14日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③突き(内転換)一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤呼吸投げ、⑥(転換)四方投げ(裏)、⑦肘極め、⑧自由技 など ・横から突きを払うのではなく、上からまっすぐ差し込むようにする。そうすることで攻撃が自分の方へ届くのを防ぐ。また、相手の方へ入らず、相手の攻撃が当たらないところでする。(打ち終わってからは無理なので、突きはじめるところから合わせる) ③上から肩を出すように回転させる。引っ張って引き込むのではない。 ④下から回転させて自分の足元へ導く。 ⑤肩を出す。 ⑥(①と同じように崩して中心をとらえ、相手の肘を出すようにする。①がちゃんとできているか、相手の前でしていないか。) ⑦(転換しつつ相手の腕を回転させてとる。この時、おさえ込みの形に崩している。肘をのばして逆関節にきめる。危険なので稽古では急にしないように。) ➡合気ガールより:今何をしようとしているのか。外的要因につられずに、やるべきことをやるだけ。その為にも、チェックポイントを持つ、のかなぁ。稽古をするのかしないのか、時間を有意義に使うのか、全部自分次第ですね…。

転換と斜(体捌き)

前日まで夏の陽気でしたのに、冬のように肌寒くなりましたね。皆様、風邪など召されませぬようお気を付けください。映画『もののけ姫』でシシ神が歩くと、その蹄が触れた場所の草は、早送りのように生まれて芽が出て成長して枯れるという一生が一瞬で巡ります。先生が②をする時に、この植物が伸びていく力強く美しい生命の息吹みたいなものが見えて、ハッと息をのむ次第です。昔のアイヌ民族の暮らしみたいに自然と共に生きれば、もっと色々気づくことがあるかもしれませんね。今このマテリアルワールドで貴重な体験が出来るのは、実践を通して心身を鍛えているからでしょう。そしてそれは一人では到底できないことなのです。有難うございます。 10月11日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②諸手持ち(転換)呼吸法、③四方投げ、④二教からの入り身投げ、⑤横面打ちの捌き(斜に切り下ろす)、⑥(内転換)四方投げ、⑦呼吸投げ、⑧一教おさえ込み、⑨角落とし、⑩胸持ち二教おさえ込み、 背伸びの運動 など ・(出す)のび。 ③いきなり行かず中心を捉えて吸い込む。(剣を畳において向きを変えてまた置くように) ④袈裟に斬るように二教へ入る。中心へ食い込む。 ⑤斜。(当たってから下ろすのでなく、パッと触れた時には切り下ろしている)剣を持っているのと同じ手になる。 ⑥手だけでやっても無理。体ごと進む(頭をつけるように) ⑦(両手を張る。前の手も掴まれたとして無理のない動きをする) ⑧斜/転換でしてみる。(スッと片足で立って一歩出して踏みしめる) ⑨一刀を二刀に(両手を広げてしてみる)斜/転換。 ⑩斜。そこではないその先へ。例:横面打ちで、打ち込みではなく相手の首根っこを触れるように。 ➡合気ガールより:発熱があれば道場にも来られませんから、暖かくして過ごしましょう。体調不良時はご無理なさいませんように…。

二つの軸

 10月も半分過ぎましたね。宣言が解除されて以来、見学に来られる方もちらほらいらっしゃいます。興味を持っていただけるのは嬉しいですね。気になる方はどうぞお越しくださいませ。さて、何故武器を使うのか、ということですが…私のように感度があまり高くないような者にとっては、武器があることで色々「見える化」する効果も…。全部感じられたら良いのですが、その不足分を補うとしたら…。 10月9日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、② ①からそのまま進んで相手を連れて行く、③ ②から回って正座(呼吸投げ)、④ ②から回ってふりかぶってふりおろす(手ほどき)、⑤逆半身片手持ち(転換)四方投げ、⑥入り身投げ/角落とし、⑦正面打ち回転投げ(裏)/呼吸投げ、⑧二教おさえ込み(裏)、⑨後ろ両手持ち三教おさえ込み、⑩座り技呼吸法の返し技 など ・お互いに良い状態を作る。二刀を一刀に。 ③二足を一足に。両膝を同時に着くのがミソ。 ・進む体の使い方、回る体の使い方 二つの軸がある。 ⑤投げずに下ろす(正座) ⑥⑤と同じように四方投げをするように(捌きを)する。盤石。 ・切り下ろす意識。正面打ちと思って止めない。そこで止めたらそれ以上いかなくなる。 ⑧自分が入って窮屈になるのでなく、相手を自分の前に進ませて間をとる。間=時空=気=のび ・持たれてからやろうとしてもなくなる。誘うと簡単に言うが、誘いがある。主催者、誘発者となる。 ⑨(正面打ちから手刀を合わせて切り下ろす→斬られないよう回り込む)(二つの軸) ・例えば転換して相手と同じ目線で同じ景色を見るように。 ⑩相手が座り技呼吸法をしようとしてまっすぐくるので、それを左右どちらかに斜へ。受けと取りが入れ替わる。 ➡合気ガールより:簡単に…、思い当たる節あり!…堪忍してください…。猛省です。

(隙のない)

 夕方になると涼しいですね。皆様お元気にされていますでしょうか。日曜からぐっと気温が下がるようですね。ご自愛くださいませ。さて、お待たせしました。演武会にて。門川繁美先生より、合気道は争わない武道で、世界中探しても他にそのような武道はないというお話がありました。相手と勝ち負けを競うのはスポーツですが、合気道では、己の心の中の「相手と争う心」に打ち勝つことを成し遂げるのです。つまり、二者対立でなく争わないから敵が無い(ひとつになる)のかな~と思いますが、どうでしょう??それに至る道のりについては普段の稽古で先生方が示して下さっていますから、私たちが生きている内に到達できるかは分かりませんが、皆で深化していきましょう。…あれ?途中から吉田先生の語録です。 10月7日の稽古 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③肩取り正面打ち一教おさえ込み、④入り身投げ(の変形)、⑤小手返し(十字投げ)、⑥二教おさえ込み、⑦自由技 など ・相手に掴まれているところを使う(そこを支点にして回る。体を開いて死角へ)(※後ろから掴まれて振り向いた、という想定) ・受けは追いかける。追いかけ続ける(ことで取りのどこに隙があるのか分かる) ③は上から。④は下から(親指と人差し指の間で掬ってくるんとしたら肩取りの方の腕と結ぶみたいにして首を絞めるようになる+膝カックン) ⑤相手が肩取りを離さなければ十字投げ、離せば小手返しになる。 ⑥相手の肩を大きく回す。 ➡合気ガールより:学ぶは真似るとも言いますが…意図せず邪気払いとなっていたのです。

高さを使う

 皆様ご機嫌いかがでしょうか。演武大会は感染症対策のもと盛大に開かれ無事終わりました。私たち武道センターチームは当日も中央で堂々と練習していたので、その成果は出せたと思います。練習に協力して下さった皆様、本当に有難うございました。出場特権とでも言いますか、最前列で演武を拝見できるのは良いのですが、見学している時でさえも対角線上から先生が鋭い眼光で見守って下さる故、気を抜く暇も無く本番に臨めました。出番の後もこの調子でしたから、帰ってから普段の稽古よりヘトヘトだったような気が…。出場だけでなく修行まで出来て私はなんて幸せなんだろう!先生たちの演武は圧巻の迫力でしたので、皆様どうぞYoutubeを楽しみにお待ち下さいませ。 10月4日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②相半身片手持ち一教呼吸投げ(表/裏)、③一教からの二教おさえ込み、④一教からの腕返し、⑤正面打ち(転換)角落とし、⑥逆半身片手持ち四方投げ、⑦一教おさえ込み、⑧(内小手)呼吸法/小手返し、⑨突き小手返し、 背伸びの運動 など ・(ふりかぶってふりおろす)高さを使う。結んでつながっていれば、相手の攻撃の方向を変えることができる。 ・何もない空間を使う。間=気 後の祭りにならないように。 ②感じて、いけるところを探す。 ・内側からもらう。 ⑥(スッと正座にもなる) ・相手がきてからやるとなくなる(エンジンかけとく→つながる)一巡りする ⑧(杖みたいにする) ➡合気ガールより:演武そのものというより、最後の互いに礼が一番の出来でした。気持ちと体が一致したんでしょう。演武会で伺った有難いお話については次回お届けいたします。

全体にスッと通す

 毎日暑いですね~!皆様いかがお過ごしでしょうか。見渡せば、茜射す陽の夜との境目はグラデーションで移り変わっていきます。私は皆様の優しさに支えられているな~と本当に実感します。演武会も、全ての道場が出場されるわけではないようですし、道場ごとに出場できる人数も限られています。それでも、出来るという事が大変ありがたいことですね。身が引き締まる思いですが、あまり気にしすぎず自然体で臨みます。お察しの通り、合気ガールは出場致しますよ。出来る出来ないじゃなくて、やります。 10月2日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち呼吸投げ、③転換一教おさえ込み、④角落とし(上中下段)、⑤正面打ち三教おさえ込み(表/裏)、⑥小手返し、⑦突き入り身投げ、⑧座って四教 など ・全体にスッと通す(肘まで通す) ②(天地投げの天/から回って切り下ろす)剣を抜くように手刀で誘う。 ③(当身をいれる。※当てない。守りながら攻めている) ・内側から吸い取る。もらう。 ・肘まで通して相手を浮かせる。 ・(短棒でつなげるようにして、通っているので肩のラインを崩せる) ➡合気ガールより:この1年間こういうことをずっとやってきてるんですから、大丈夫、やれるはず。『うまいかうまくないかじゃなくて、気が入っているかどうか』…殻にこもらず、気持ちを落ち着ければ平常通りです。

軌道

 ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。普段通りの稽古時間に戻ったら、道場に向かう頃には夜の帳がおりていました。虫の声や、金木犀の香りが秋の訪れを感じさせますね。アリジゴクはウスバカゲロウの幼虫です。ウスバカゲロウは儚い命と誤解されますが、10日以上は生きるようで、羽化の翌朝に消えるのは幼虫が水棲のカゲロウの仲間です。アリジゴクの巣穴づくりを観察すると、後ずさりして土を跳ね上げ、最初は『J』の字を描きます。『J』が『U』になって『U』が『の』の字になります。『の』から『〇』に変化して、渦巻きを描いて深く掘り進み、すり鉢状の穴の完成です。植物が伸びて葉を広げるのは太陽に向かって上に、穴に落ちた虫が斜面を登っても滑り落ちる仕掛けは下へ。命! 9月30日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③横面打ち(内転換)一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤小手返し、⑥(転換)腕絡み、⑦自由技 など ・(相手の前、打ち込みの軌道上にいない。相手が踏み込んで打ち下ろす前に合わせる。)軌道に合わせて相手を大きく動かす。引き込まない。(反対の肩を出す気持ちで回る) ④自分の前に相手が来るようにする。 ⑤崩したら転換しないでそのまま小手返し。 ⑥(肘関節を畳んで相手を進ませる) ➡合気ガールより:虫が字を知っているはずもないので、効率的に動いた結果、そうなっただけ…。砂の代わりに、相手を見る事で、どうなっているか推測できる、という事でしょうか?

鍛錬(丹練)

 10月になりましたね。お稽古の時間は通常通りに戻りましたよ。嬉しいことに、懐かしいお仲間の復帰がありました。この調子で皆戻ってきてくれたら良いですね!時短で道場に来られなかった方も是非、再会いたしましょう。お待ちしております。さて、柿本人麻呂が万葉集の中で日本を「言挙げせぬ国」と表現しています。言い立てる事をしないという意味のようです。仕事等で何かを始めるときに既得権益を守ろうとする人の抵抗にあう場面も…。はっきりNOと言わず、角を立てないようお断りするのは気遣いでしょうか。口に出す内容は自分にも周りにも影響がありますから、なるべくプラスの表現を心掛けたいものです。しかし忖度して誤りをそのままにしておくのは問題から逃げているだけだったり…。言ったら気を悪くしないかと思われないように、信頼関係を築くことが大切になってきますね。感謝と反省の日々です。 9月27日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち呼吸投げ、③相半身片手持ち呼吸投げ/回転投げ、④逆半身片手持ち入り身投げ、⑤横面打ちの捌きの練習(呼吸投げ)、⑥逆半身片手持ち二教おさえ込み、⑦正面打ち二教おさえ込み(裏) など ・(切り上げて切り下ろすのを)スッとする為に鍛錬している。 ②(正座することもできるし、相手の肘をきかせることもできる) ③両手を使う(もう片方の手も取らせるようにして誘う) ④(手ほどき+バトンタッチ) ⑤(体を開く) ➡合気ガールより:素振りの時、上半身が流れないようにと気を付けているんでした!