転換と斜(体捌き)
前日まで夏の陽気でしたのに、冬のように肌寒くなりましたね。皆様、風邪など召されませぬようお気を付けください。映画『もののけ姫』でシシ神が歩くと、その蹄が触れた場所の草は、早送りのように生まれて芽が出て成長して枯れるという一生が一瞬で巡ります。先生が②をする時に、この植物が伸びていく力強く美しい生命の息吹みたいなものが見えて、ハッと息をのむ次第です。昔のアイヌ民族の暮らしみたいに自然と共に生きれば、もっと色々気づくことがあるかもしれませんね。今このマテリアルワールドで貴重な体験が出来るのは、実践を通して心身を鍛えているからでしょう。そしてそれは一人では到底できないことなのです。有難うございます。
10月11日の稽古内容 ご指導:吉田師範
①体の転換、②諸手持ち(転換)呼吸法、③四方投げ、④二教からの入り身投げ、⑤横面打ちの捌き(斜に切り下ろす)、⑥(内転換)四方投げ、⑦呼吸投げ、⑧一教おさえ込み、⑨角落とし、⑩胸持ち二教おさえ込み、 背伸びの運動 など
・(出す)のび。
③いきなり行かず中心を捉えて吸い込む。(剣を畳において向きを変えてまた置くように)
④袈裟に斬るように二教へ入る。中心へ食い込む。
⑤斜。(当たってから下ろすのでなく、パッと触れた時には切り下ろしている)剣を持っているのと同じ手になる。
⑥手だけでやっても無理。体ごと進む(頭をつけるように)
⑦(両手を張る。前の手も掴まれたとして無理のない動きをする)
⑧斜/転換でしてみる。(スッと片足で立って一歩出して踏みしめる)
⑨一刀を二刀に(両手を広げてしてみる)斜/転換。
⑩斜。そこではないその先へ。例:横面打ちで、打ち込みではなく相手の首根っこを触れるように。
➡合気ガールより:発熱があれば道場にも来られませんから、暖かくして過ごしましょう。体調不良時はご無理なさいませんように…。
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