投稿

5月, 2021の投稿を表示しています

肘がどうなっているのか

 新緑のまぶしい季節になりました。いつの間にやら5月ですね。さくらんぼの丸い赤い実がつやつやと光っているのを、カラスが食べに来ていましたよ。普段合気道のお稽古ができるのは本当に有り難いことですね、としみじみ思います。それがあるというのが心の拠りどころとなって、一本筋が通っているような、地に足の着いた状態でいられるようです。さて、生け簀のエビやサザエをさばいてもらうと、命を頂いている、と実感します。つぶらな瞳でこちらを見つめる愛らしい姿が、今ではもうお皿の上で透き通ってまだ動いている…。きれいに平らげる以外に何ができましょう。家の近所でもこんなセンセーショナルな体験は出来ました。ちなみに、私は動物の中ではチーターが好きなんです。チーターは獲物を捕まえる為に速く走る姿に特化した結果、他の肉食獣に比べて体が軽く小柄で、ライオンやハイエナには敵わずせっかく捕まえた獲物を横取りされてしまいます。狩りの時は、不用意に飛び掛かれば蹴られて大けがを負ってしまう為、獲物に追いついてしばらく並走し、相手がバランスを崩した際に死角から急所に噛みついていました。この、自分の長所も短所も知っていて、分をわきまえた合理的な生きざまに痺れます。そして、チーターの赤ちゃんは、ふわっふわでめちゃくちゃ可愛い…。 4月22日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①逆半身片手持ち転換おさえ込み、②四方投げ(裏)、③転向入り身投げ、④転換小手返しおさえ込み など ・転換して相手より後ろにいる。前にならない。いつでも自分が当て身を入れられる状態。 ・①肩を地面につける。 ・②体の転換から振りかぶる。手首を捻ると手ほどきになるので、取れないようにする。相手の腕より自分の腕を下にして肘から上げる。 ・④小手返しをきかせたまま曲がる方へ曲げる。肘を伸ばす。 ➡合気ガールより:関節を曲がる方へ曲げていくというのは合気道の素敵なところだなぁと思います。