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相手を動かせているのか

 桜の季節となりました。暖かい日が続いております。皆様ご機嫌いかがでしょうか。相手が無理なくついてくるときは自分も無理なく体を使えているようです。草木が太陽に向かって伸びていき、水が低きに流れるが如くに、あるがままの自然な姿というところでしょうか。それは相手が自然に体を使った結果自分が無理なく動かされた(勢いが凄すぎて私の体がもたなかったというときもありますが)のを噛み締めて自ら深く体得する、そうでなければ決して他の人に伝うることはできない道であります。受けて感じることをしないと見ても何がどうなっているのか推測が難しいですが、感じるには…感じようとする。以上!現場からお伝えしました。 3月28日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③突き(内転換)一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤呼吸投げ(天秤投げ)、⑥(転換)四方投げ、⑦自由技、⑧肘極め二教おさえ込み、⑨座技呼吸法 など ③捌いたら相手の外。相手の中にならないようにする。 ④相手を払わない。自分の前になるように。 ⑤ ④と同じ。 ⑥相手が前に出れば表、そうでなければ裏に入る。相手の位置によって変わる。相手の肩のところに自分の肩がはまるようにする。自分の思う通りに相手を動かせているのか。そうでないならいつまでたっても技ができそうなところに自分が動くしかない。自分が動いている時相手は何をしているか。動けない状態ならよいが、待ってくれているだけで自由に動けるなら非常に危険。 ⑧相手の掌が相手の方へ向く。相手の腕を全部握り込むのではなく肩が乗るようにする。 ➡合気ガールより:中心と結ぶ

肚を充実させる

 春陽の候、菜の花畑が広がっていますね。皆様お元気ですか。下から下からをいつもやっている宇良ですが、大阪場所でも沈んで一瞬相手の視界から消えていました。当然相手だって下からくるんだから本当凄いと思います。体重も増やして最早小兵でもないし。俵を利用しての攻防が特徴的な宇良ですが、アースするとか技ができる間を取るとかそういうの全部分かりやすくやってくれているので感心します。バランスを崩しても戻るのが早いしすぐに下から攻めている。一方で、それだけ柔軟性があるのと形勢逆転できる色々な可能性があるから粘るんですが、誰が見ても挽回不能となれば手を離さなければ相手や自分が怪我をする危険があるという…肝に銘じておきます!反対に離せば斬られる場合もありますから、相手が何をしようとしているのか感じられるように、お互い身を守れるようにしたいですね。 3月25日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち呼吸法/(転換)呼吸投げ、③四方投げ、④諸手持ち(転換)呼吸法、⑤二教、⑥逆半身片手持ち(転換)四方投げ、⑦突き角落とし、⑧横面打ち一教おさえ込み、⑨正面打ち入り身投げ、⑩逆半身片手持ち振りかぶって斬り下ろす、⑪正面打ち一教おさえ込み、⑫(片手持ち)座技呼吸法、 背伸びの運動 など ②前後。(結び立ち) ③肚から。手でやろうとしない。肚(中心)が教えてくれる。 ④下段。肚を充実させる。 ⑤二教をしようとしてぶつけて止めない。その先へ斬っている。感じて上中下段。但しいつまでも執着しない。 ⑥(転換→トンと当てる)つながっていれば相手が倒れても続いていく。(立ったり座ったりする) ⑦体当て。体当たり(衝突)はしていない。捌き(出す、攻めながら下がる)。または吸収する。捌きと体の使い方。 ⑧中心を捉えて下から。 ⑨下から。脇は空けない。回り込まれる(隙) ⑩自分が入る。受けもついていって自分の身を守れるようにする。取れればてほどきになり斬られる。 ⑪下から。中心を捉える。相手は浮く。自分は浮かない。 ➡合気ガールより:連動

相手の外

 桜がちらほら咲き始めています。春分の時期を迎えましたが先日は雪が積もっていましたね。時節柄ご自愛くださいませ。さて、先週の演武会では皆様お疲れ様でした。先生たちのスキのない大迫力の演武は公式YouTubeチャンネルでご覧ください。振り返ってみるに、落ち着いてできたのは受けをお願いした皆を私が信頼してるからなんだなと気付きました。かしこいズ有難う。先生の追っかけ活動で私は夜の稽古もついていったんですが、補講というか延長戦というか行って良かったです!その際、白帯の中高生くらいの女の子だけ上手にできていたんですよ。他は皆変に力を入れるのがダメなのは分かるけど…要はその反対だから抵抗できないんですね。合氣道ってこういうことなんやというのが色々あって、本当に長く短い一日でした。 3月21日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③横面打ち一教おさえ込み、④四方投げ、⑤入り身投げ、⑥回転投げ、⑦自由技、⑧三教おさえ込み(立)、⑨座技呼吸法 など ③斜めに捌く。相手の内側にならないよう外側へ捌く。 ④相手の方へ自分の足先が向いているように。 ⑤(相手を前に出す、自分が入る)技をしようとして相手と離れて行かず密着する。 ⑥触れているところを通じてそこだけでなく体全体を動かす。(肘) ⑧相手の腕の下をくぐろうとしない。 ➡合気ガールより:何処から合わせるのか

体が入る

 水仙の花がたくさん咲いていますね。天地も躍動する春、皆様お加減はいかがでしょうか。先日吹田市立武道館洗心館にて春季特別大会が盛大に執り行われました。午前の部は研鑽会、午後の部は演武会で、沢山の参加者で暑いくらいでしたね。研鑽会では翁先生や田中万川先生が目指された合氣道について、田中万川先生に師事された先生方にご指導いただきました。普段習っていること全部や本に書いてあるけどよくワカランような内容が凝縮されていて(私にとっては)漠然としていたものを輪郭がはっきりするよう分かりやすく解説していただき稽古しました。凄い!2日間くらいの講習会でするような内容を2時間でするという大変濃い時間でしたね。これまで続けてきて良かったなと感じ入りましたし、これからもそれを目指して稽古しようと改めて思わされましたよ。後、まだやってないのに先生たちは私の演武の内容が見えるのかと冷や汗が…千里眼?(つづく) 3月18日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち(転換)側面入り身投げ/入り身投げ、③呼吸投げ、④呼吸投げ(角落とし)、⑤(内転換)四方投げ、⑥胸持ち一教、⑦突き小手返し、⑧正面打ち入り身投げ、⑨後ろ両片持ち呼吸投げ、⑩呼吸投げ、⑪座技正面打ち一教運動、 背伸びの運動 など ②(体の変更、足を引く、手ほどき)体をほぐす。半身。力を抜く。 ③ ①をしっかりする。手を返す。整える。中心に集める。 ④(転換→外へ転換して座る) ⑤(半身半立ちでするようにふりかぶってふりおろす) ⑥(持たせないでする)握ろうとせず添えるように。斬る、突く。手刀。 ⑦中心 ⑧(体が回る) ⑨(振り向く)上からいかない。下から。 ⑩(お辞儀) ⑪体が入る。呼吸法。前、左右(斜) ➡合気ガールより:ストン、ポン/腰振りは使う前提

何の技でもできる動き

 新玉ねぎの季節になりました。桃の花も満開です。皆様いかがお過ごしでしょうか。ワインの原料は葡萄ですが、珍しい苺100%で作られたスパークリングワインを頂きましょうということで、いつものおかずをワインに合う一品に変化させてみました。ポテトサラダを基本に、鹿肉のベーコンを使ってお酒のアテに…この燻製だけでも充分なのですがパンチも効いて赤ワイン向けなのでポテト+とろけるチーズ+マヨネーズで調和を。マスタードときゅうりの代わりに辛子漬けを細かく切ったものを少々、隠し味に甘酒を使って和洋折衷の前菜に仕立てて。お酒が無限に進んでしまう!ほんのりとした苺の甘さと梅や桃を思わせる芳醇な香り、ロゼよりも赤い苺色。ひな祭りが遅れてやってきました。ポテトサラダの基本が分かっていたら色々応用はききます。ただ、言わないとポテトサラダとは思わないし何が入っているが芋と肉以外分からないでしょう。新玉ねぎも入ってます! 3月14日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③相半身片手持ち一教おさえ込み(裏)、④入り身投げ、⑤呼吸投げ、⑥自由技/演武の練習 など ③いきなり掴みにいくのではなく、振りかぶって指先が上を向く。振り下ろすときに下→おさえ込むのでしっかり掴む。 ④ ③から(入り身して)相手と密着し今回は転換せずに技をする。転換することもできる。 合気道の稽古は型が決まっているのでお互い何をするか分かっている。知っているから意地悪して止められるのではなく、いかに分かっていないように出来るか。稽古でなく実際は(例えば試合のある武道等)お互い何をするのか分からない。分かれば止めようとする方法もあるので相手に何をするか分からないようにする。どの段階で入り身投げをすると分かるのか。何の技をするか分かるような動きではなく何の技でもできるような動きをする。 ⑤ ④から呼吸投げ(首~肩にかける手が間に) ➡合気ガールより:どの技をするときも捌きは同じ

スーッと伸びていく/同化する

 仲春のみぎり、うららかな春の陽射しに心が弾みます。皆様お変わりありませんでしょうか。今日は昨日の続き、明日は今日の続きなんだな~と稽古をしていると実感します。順調に階段を上っていくようにはなりませんが、それでもひとつずつ丁寧に。やるとやらないでは全然違いますね。今できることは今する。最初の頃はできるようになるのが想像できなかったけれど皆が先生のする通りにしてやれてるっぽいから自分もその通りにすればできるようになるんだろう多分っていうのを信じてやってきて良かったですよ。皆様の辛抱強さ?有難いです。全然アカンっていう時も多いからまだまだ良くなるってことで今後ともよろしくお願いいたします。 3月11日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②突きの捌き(呼吸投げ)、③逆半身片手持ち(転換)呼吸投げ、④諸手持ち呼吸投、⑤逆半身片手持ち(内転換)四方投げ、⑥入り身投げ、⑦正面打ち入り身投げ、⑧胸持ち二教おさえ込み/小手返し、⑨相半身片手持ち一教おさえ込み、⑩諸手持ち(中心まで通す)、 背伸びの運動 など ②(ビートを合わす)同化する ③スーッと伸びていく。中心(自分の前)にあれば力はいらない ④先の先へ(短刀を持っているように) ⑤(斬り下ろす。渦に巻き込む) ⑥てほどき(同じ方を向く) ⑦(中心を捉える)下から ⑧中心をとってる。肘。上からしているわけではない。下側から ⑨振りかぶって斬り下ろす。時には突く。 ⑩(肘で上からぶつからず、伸ばす。通す)詰まっていたら間を取る ➡合気ガールより:エンジンかけとく/良い状態を作れば中心に重力が集まる

肩を返す/手と足の一致

 ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。今日は霰が降っていましたね。山を登ると猛吹雪でした。『いかめしき音や霰の檜木笠』あられはお餅を手で割って出たぽろぽろ細かいものを煎ったときの跳ね上がる音や焼きあがった姿が霰に似ていたことが由来だとか。手で割るのはお供えした鏡餅を鏡開きでお下げして食べるときに神様や家族円満を願ったお餅を刃物で切らないことからです。お供えしたりお掃除したりするように、大事にしたり綺麗にしたり、巡って良くなりますように…。春を待ちわびて。 3月7日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③逆半身片手持ち一教おさえ込み、④四方投げ、⑤回転投げ、⑥呼吸投げ、⑦自由技、⑧腰投げ、⑨座技呼吸法 など ③斜めに捌く。親指を下に(回転させ)肩を返す。形だけするのではなく手と足を一致させる。 ④ ③と同じ捌き。(肩が返るので)下から(自然なてこ) ⑤相手の手だけ下げるのではなく全体が下がるように ⑥(その場で)呼吸法のように親指が上を向く(相手は前に出る) ⑧ ⑥から転換して相手と90°になるように ➡合気ガールより:逆半身と相半身は全然違うがそれでも同じことができる

未来

 啓蟄の候、皆様ご機嫌いかがでしょうか。餃子を作る時は、餃子の皮とあんのどちらかが余ってしまうのですが、どちらも余らずちょうど作り終えるとなんとも気分が良いものですね。30枚入りの餃子の皮を買って、作っている内にあと何枚という最後が見えてくると…多少は調整できます。餃子は完成した美味しいものも売っていますが、調理するときの工程が全部楽しいので時間があれば作ってしまいますね。やっているときは夢中だから気付かないのですが、同じ姿勢で作業しているので後で腰が固まって痛いなと思ったり。そんな感じで稽古するときもだめな方をやってしまったら後でこれは多分もう変になっているだろうなと気付きますが既に時遅し。また繰り返し。何事も先を見据えて良くなるように…。今をご大切にしなくては。そして稽古できることに感謝しよう。 3月4日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち呼吸投げ、③諸手持ち(転換)呼吸投げ、④横面打ち呼吸投げ、⑤突き角落とし、⑥後ろ両手持ち呼吸投げ、⑦後ろ両肘持ち呼吸投げ、⑧両手持ち一教おさえ込み、⑨四方投げ、⑩座技正面打ち一教おさえ込み、⑪諸手持ち(転換)二教おさえ込み、⑫天地投げ、 背伸びの運動 など ②(内)転換、(六方)手と足が反対になる。手だけでなく体全体を使う。 ③(吸い込んで吐き出す、もらって返す) ④ふりかぶってきりおろす。力を抜くのは腕だけでなく膝。畳と調和する。切れ味鋭くなる。 ⑤押し合い、ぶつかり合いではなく触れているところ(※今回は肘)を通じて中心へ。 ⑥(開いて閉じる) ⑦吸い上げる ⑧(②と同じ捌き) ⑨間は未来。将来相手と出会うところ。 ⑩(重なる、交わる) ⑪いこう、やろうとせず中心へ ⑫流れ過ぎない ➡合気ガールより:触れる時に振りかぶる。触れた時に斬り下ろす

重みが乗る

 本日は上巳の節句でした。皆様お元気ですか。いつも先生に魔法をかけられていますがカボチャか馬車どちらが本当の姿かということではなく、良い方を優勢にしていくしかないというところです。さて、ひな祭りにいただく菱餅は桃色、白、緑の三色で魔除け、清浄、健康を表しています。また、雪の下に新芽が芽吹き、雪の上に花が咲いているという春の情景を表現しているんですね。土台があるからこそ生命が力強く伸びていき躍動するのでしょう。だから一に稽古、二に稽古、三四が稽古で五が情熱! 3月2日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち(内転換)呼吸投げ、③肩持ち(内転換)呼吸投げ、④横面打ち呼吸投げ、⑤一教おさえ込み、⑥両手持ち四方投げ、⑦後ろ両手持ち呼吸投げ、⑧三教おさえ込み、⑨突き小手返し、⑩正面打ち入り身投げ、⑪諸手持ち呼吸法、⑫二教、 背伸びの運動 など ②体全部を使う。∞ ③中心、肚とつなげる。肚にまとめる。 ④ひとつにまとめる。斬り下ろす。袈裟斬り。 ⑤相手より腰を落とす。腕の力を抜く。重みが乗る(手で押さない。足元) ⑥踏ん張るのではなく弛める(下がったら上がってくる) ⑦(肘→肚つなげる)半身で ⑧指一本ずつ締める(肘まで→肩まで→中心へ) ⑨斬り下ろすのと同じ(交わる。中心に集める) ⑩鍔迫り合い。相手が来れば来させるしそうでなければ自分が進む。 ⑪スーッと伸びていく。斬り下ろす。相手が上から乗ってきて踏ん張っていたら下段に。 ⑫鍛錬。電気が走る+重みが乗る。痛いだけでは耐えられる。 ➡合気ガールより:三角体

止めない

 3月になりました。三寒四温と言いますが、昨日は冬の寒さで今日はぽかぽか陽気でしたね。寒暖定まらぬ時期お体おいとい下さい。上達するために稽古に来ているのにその逆になるようでは稽古の仕方が間違っているということになります。相手次第ではなく自分の弱さに打ち克つことができるのか。看脚下、やるべきことをしているのか。しようとしているか。見ようとする、感じようとする努力をしているだろうか。いつでも好条件がそろっているわけではないし、時分もあります。それでも自分が主催者に…なる。なりきる。そして厄災から身を守るには無防備ではいけませんし、かしこくもならないといけませんね。反省! 2月29日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③正面打ち一教おさえ込み(裏)、④入り身投げ、⑤小手返し、⑥四方投げ、⑦自由技、⑧一教からの二教おさえ込み、⑨座技呼吸法 など ③相手の攻撃を止めない(避けずに体捌きでなく手捌きで軌道を変える) ④止めずに(一緒に) ⑤(内側から合わせて)足元へ(※体捌きあり) ⑥(⑤を外側で合わせてする) ⑧裏の形で。いきなり二教しようとせず③で相手の肩をしっかり落としてする。 ➡合気ガールより:体の転換にだいたいの動きは全部入っている