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全ての動きには意味がある

 ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。ひらひらと花びらが降ってきて、風が吹けば花吹雪が舞っております。咲くときは咲き、散る時は散る、潔く身を任せればよいのですね。ソメイヨシノは全部クローンで、江戸時代に植木職人がこの美しい桜を接ぎ木して日本中に広めたそうです。桜は至る所で見られますが、同じ花でも学校や河原よりも神社仏閣や旧武徳殿にある方が美しさが際立つように感じます。以前、他所で桜を見た際は、花は沢山咲いているのに全然ロマンチックになりませんでした。屋台とか出てたから?反対に、桜の季節でなくても庭園を拝観すると、都会の喧騒を忘れ雨の音にすべて吸い込まれるような、背景の山と庭、目の前の景色と心象風景が重なり、なんとも言えない心持になります。本来備わっている生命の美しさと人の技術の結晶…なんでしょうか。道場に一歩足を踏み入れると気が引き締まる。稽古が終われば清々しい気持ちで帰っていく。そういう空気を皆で作っていきたいですね。 3月30日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③逆半身片手持ち一教おさえ込み、④四方投げ、⑤入り身投げ、⑥三教呼吸投げ、⑦転換呼吸投げ、⑧座技呼吸法 など ・斜めに捌く。捌いたときに相手の正面にならないようにする。手も一緒に動くと相手がついてくるので、手は動かさない。足捌き+手捌き。何のために捌くのか。相手の死角へ捌いている。 ④肩がきまるようにする。 ⑤技をする方へ自分が邪魔しないように手捌きをする。上へ回転するので下から手を入れる(反対なら逆になる)。全ての動きには意味がある。 ⑥肘より手首が後ろになるようにする。 ⑦ ①で相手よりも後ろになる。 ➡合気ガールより:体の全部を使う/体を割る

変えない

 良いお天気が続いてどこも人が多いですね。吸い込んだ空気に桜の香りが溶け込んでいます。皆様いかがお過ごしでしょうか。今の溢れる人波を見れば、あの自粛の日々が嘘のようですが、こうして稽古できる場所があって、人が集まり、合気道の稽古ができるということに日々感謝ですね。更衣室があって、畳があるというのは本当に有難いことです。コロナも5類になることですし、今後は色々な行事も出来るでしょうから、私たちも心機一転、新しく合気道を始める方やまた再開したいというような方をお迎えできるよう日々精進して参りましょう。 3月27日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち呼吸法、③転換呼吸法、④四方投げ、⑤呼吸投げ、⑥横面打ち小手返し、⑦入り身投げ、⑧諸手持ち呼吸法、⑨座技呼吸法、 背伸びの運動 など ②足を引かずに残す ③転換しても同じ。そこから足を一歩だしても下げても出来る。変えない(触れているところは)。相手はどんどん変わっていく。 ④無理につかもうとしない。手はクロスする。振りかぶって振り下ろす→つかめる。①で相手と縦に重なっているのが理想だが、大概はそうならない。ずれる。そうならなくても(まとめる) ⑤出す、回る/回る→③のようにスッと入る ⑥内転換。手は替えるが雰囲気変えない。 ・斬る、乗せる、回る、全部同じ。変えない。 ⑧(※②とやり方を変える)。下段。持つ方も他の攻撃をされるかもしれないのを感じる。集める。 ➡合気ガールより:つながりを切らさない

感じるモードへの転換

 武道センターの桜も満開となりました。皆様ご機嫌いかがでしょうか。先生が説明されているときの背景の桜、風流です。感じるにはどうしたらよいのかというのをずっと悩んでいますが、心の問題でもあります。先日お会いした方は白帯の若い女性でしたが「相手が固いからって自分も腕力で固くなるんじゃなく、固いなら固いなりに自分が腰を落として合わせばいいというのが今日分かった」という趣旨のことを言われていました。啓蒙的だなぁと感銘を受け、私は自分が固いと言われる方だけど、それなりに何かそういう精神になれないかと。しばらくして実際にやってみて、出来る出来ないはともかく、まずまずの感触でした。良いとか悪いとか判断しないで、感じたままやれれば一番良いですが、我慢するのでもなく勝手に動くのでもなく、ちょうど良い塩梅を探していきたいですね。 3月25日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②諸手持ち側面入り身投げ、③一教おさえ込み、④転換呼吸投げ、⑤正面打ち入り身投げ、⑥逆半身片手持ち四方投げ、⑦一教おさえ込み、⑧呼吸投げ、⑨座技呼吸法、 背伸びの運動 など ②下段。ストン、ポン。相手が取りやすいように。誘い。半身から半身。振りかぶって振り下ろす。 ③相手が回り込んできたら一教。 ④上中下段。 ⑤まっすぐ打つ。力を抜いて感じられるように、固めない。 ⑥立ち技から半身半立ちになるようにする。 ・腕力で止めるのは肚が空っぽ。中心から。肚が重くなる。体の使い方。感じるモードへの転換。 ⑧この練習は捌きは重要じゃない。そこじゃない。 ➡合気ガールより:なりきる/響く

見えなくても感じる

 そろそろ咲き始めた桜の花が、一夜明ければ桜の森になっていました。日を追うごとに満開へ近づいていきますね。皆様お元気ですか。仕事なんかしていますと、それぞれ何にとらわれているのかと、人様のことはよぅく見えるものですが…。私などは三歩進めば大概のことは忘れているので、こうやって振り返る機会があるのは有難いことですね。とらわれる心が敵をつくっているのですから、それが無ければ反抗心を抱かせることもなく円滑に…。しかし、洗濯機を買い替える際、業者さんが来る前日に下部の汚れをきれいにするほどの気の使い方ができるかと言いますと…重いし、持ち上げて動かすという発想がない。せいぜい家全体を片付けて掃除するくらいしかしていません。そういうところの差なんだろうと思います。宮沢賢治の童話に出てくるような透明度。凡庸か圧倒的かの話でした! 3月23日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③後ろ両手持ち一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤呼吸投げ、⑥小手返し、⑦三教おさえ込み、⑧座技呼吸法 など ③相手に持たせて(回り込んで来るようにして)手を引っ張るのではなく、一歩下げて体が下がることで手が前にくるようにする。相手との隙間がないよう密着する。 ④(背部を出すため)相手を前に出すか、そうならなければ自分が捌く。沈んだ時に相手が浮いて来るかどうかは分かる。 ⑤(振り向いて)自分の足が相手の後ろになるようにする。 ・相手が強く持つほどそれ以外の動きができなくなるので、取れやすくなる。 ⑥(前に進み)自分の手をまっすぐ下ろせば親指が引っかかる。自分の手が横向きになっていたりするとどこに引っかかるか分からない。見えなくても感じる。 ⑦三教は肘より手首が前になると相手が下がってかからないので、肘より手首が後ろになるようにする。 ➡合気ガールより:餅のようにくっつく(膝をやわらかく)

心身

 桜が咲いたと思えば雨…しっとりと露を含んだ蕾も健気で愛らしいものですね。花粉の厳しい季節となりました。皆様ご自愛くださいませ。先日の春季特別大会では、合同稽古と演武大会がありました。合同稽古では前半は持たせると持たれるの違い、後半は先々の気について指導していただきました(それが今回演武のテーマでもあったのです。私は反省大賞ですが、今しかできないことを今やると決めましたから清々しいです)。また、門川理事のご挨拶では、武道はいわれのない暴力から身をまもる、また病魔から身をまもるもの、免疫をつけて、人間の持つ力を最大限発揮できるようになるものであるというお話がありました。私は長い一日だったのですが、全部通して、先生が仰った通りで、正解なんてなくて自分で見つけるものなんだな~というのをつまさきからてっぺんまで実感できた日でしたよ。 3月21日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち転換角落とし、③回転投げ、④三教呼吸投げ、⑤相半身片手持ち入り身投げ、⑥正面打ち入り身投げ、⑦横面打ち角落とし、⑧小手返し、⑨逆半身片手持ち呼吸投げ、 背伸びの運動など ②半身から半身。そうでない方へはいかない。経過がある。途中で(切り返して)いくことはある。 ・心身。心と体の使い方。連動している。テクニックではない。相手に目を向ける、耳を傾ける。求聞。 ・間打ち(間斬り)、間取り。密教と同じ。言えるようなものではない。体で覚えるしかない。アメノミナカヌシ。身中。 ⑤(掌を前に返して相手と同じ方を向く)後ろからダンスするようにそのままどこまでもつれていける ⑥気の流れ。タイミング。ここからじゃない、もっと前。 ⑦下から(すり上げるようにして合わす)。下からという形をやるわけじゃない。 ・固ければ固いなりに1㎜でも伸ばしていくようにすればいい。やわらかくないとできないわけじゃない。 ⑨捌きは工夫する。 ➡合気ガールより:唯々ありがとうございます

(相手の状態がどうなっているのか)

 桜が開花しましたね。例年より早いです。まだ梅も桃も咲いているし、地面には椿が落ちていますが、少しずつ順番に見られる方が趣があって贅沢な気がします。さて、合気道は動く禅と称されますが、禅のモットーは「言葉に頼るな」というそうです。禅の鍛錬法は真理を身をもって体験することで、知的作用や体系的な学説に訴えない。真理は伝え難きものだから。私は禅よりも先に合気道を知ったので、体を使わずにそれをする方が想像がつきませんが…見たり感じたことを自分でするための方法が型で、どう使うかは自分次第なのかなと思います。見る、感じることができるように、空っぽの器、精密なセンサー目指す今日も稽古明日も稽古! 3月16日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③正面打ち一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤三教おさえ込み、⑥呼吸投げ、⑦自由技、⑧座技呼吸法 など ③一歩下がって打たせる。正面にいると当たるので相手の攻撃の届かないところに捌く。 ④ ③は上に返したが、今度は下へ(肩を回転させる)。 ⑤(技をかけにいくのではなく捌いたらかかっている)相手が後ろに下がったら三教がきかないので、下がらないようにする。 ⑥相手(の肩が出て体)が回ってきたらそのまま入るが、そうならなければ自分が転換する。 ➡合気ガールより:見えない剣…を突き付けられたら?帯板の下のところがひんやりして膝から崩れ落ちるという、技も何もいらない。

感じるモード

 日ごと春らしい季節に近づく今日この頃ですが、皆様お変わりありませんでしょうか。今年はうさぎ年で、武道センターの近くにあるうさぎの神社はお正月初詣に長蛇の列ができていました。そして最近は、マイナンバーカードセンターに行列が…。人とは弱いものですね。自分の弱さは変えられなくても、行動パターンを変えれば結果も変わるかなと考えています。私はずっと朝食がパン食だったのですが、今はご飯になりました。それも、すぐに長年の習慣を変えられたわけではなく、糠漬け作ったりお味噌汁作ったりお魚焼いたり玄米炊いたり、未開封のクルミの蜂蜜漬けも無視して、段階を踏んで現在のスタイルに落ち着きました。だから急には変わらないかもしれませんが、百合根を一枚ずつ剥がすように、試行錯誤を繰り返し切り替えていきたいものです。 3月13日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち呼吸法(上段/下段)、③諸手持ち呼吸法(上/下)、④逆半身片手持ち振りかぶって振り下ろす、⑤おさえ込みの前段階の崩し、⑥諸手持ち一教おさえ込み、⑦後ろ両手持ち呼吸投げ、⑧三教おさえ込み、⑨横面打ち小手返し、⑩座技呼吸法、 背伸びの運動 など ・感じる。出力系でいかない(投げよう、いこう、やろうとしない) ⑤捌きは色々ある。筋肉を鎧にして固めない。それは辞書の上に万年筆を置くようなもの。感じ取れない。 ⑥(受け取りが入れ替わるように続けられる) ・感じるモード。肚が重くなる。 ⑨掌、手刀でする(感じられるように)。間が大事、捌きが大事。手の捻り方なんて重要じゃない。(触れているところは)レーダーと同じ。技の形にこだわらずにする。 ➡合気ガールより:感じることが出来なければ何回やっても同じ→感じられるようになれば変わる。感じる稽古をする。

構えて持たせる

 ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。早咲きの桜がどこも満開で暑いくらいですね。合気道部の昇段審査が無事終わりました。OBになると合気道を続けているかに関わらず多くの人は太っていくのかな~?私は体形もさほど変わりませんが、色々とあんまり成長していないような…。入部して、最初はグッと握って強く持つように言われますけど、いつまでもそのままで良いわけないですよね。そこから余分なものが削ぎ落されたら良くなっていくのかもしれませんが。誰の所為でもないから、自我の問題?人の協力があって出来るときは、全然力もいらないし、普段自分が認識している世界とは別物かなと思います。根本的なところが改善できれば…。地道に、丁寧にやる他ありません。 3月9日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③両手持ち(転換)おさえ込み、④入り身投げ、⑤四方投げ、⑥呼吸投げ、⑦小手返し、⑧二教(ストレッチ)、⑨座り技呼吸法 など ③しっかり構えて相手に持たせる。両手を揃えたら上になる方へ回る。技を急いでしない(相手を動かして技ができる間を取る) ④ ③は上から取ったが、今度は下へ。相手の手首に当てたときに親指側に回転させる。 ⑤(舟漕ぎ、トンと当てる)肘が決まるので注意する。それができたら転換して行う。 ⑥腰を乗せれば腰投げ。四教ですることが多いが、親指を残して自分の腕を使える状態でする。(一教の崩しをしっかりする)それでどこまで崩せばよいか分かれば、同じことを四教で出来るようにする。 ⑦手鏡を返す。中途半端ではなく、親指が上を向くようにする。 ⑧(両手で二教)二教をかけようとすると取れてかからない。伸ばすのは低い位置だと腹を打つので高い位置でする。 ➡合気ガールより:避けない

ストン、ポン

 満開の梅も良いですが、蕾のほころんでゆく様は奥ゆかしく愛らしいものですね。春が来ました。皆様いかがお過ごしでしょうか。姫路の武道館で講習会のあと懇親会は酒造の酒蔵で行われるのですが、売店で試飲ができます。海外輸出用に作られた『柔道』(創業者の弟さんがフランス柔道の父と言われていることに由来)という純米大吟醸をいただいたところ、華やかな香りが広がるとっても瑞々しいまろやかなお酒でした。こんなに美味しくては進みが早く、気付けば時遅しという危険も孕んでいますよね。先生が前でしてはるのを見ていたら、透明感があって清廉なのになんか色気があるというか、それでこのお酒を思い出して、人が手間暇かけた結晶を見たり感じたりできる、この瞬間立ち会えていることすら奇跡なのにその上自分も当事者ってもの凄いことだと感動しましたが、…説明終わってました。集・中・してください‼時は一方向にしか流れないって。 3月6日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち(転換)呼吸法/呼吸投げ、③入り身投げ/角落とし、④四方投げ、⑤正面打ち一教、⑥後ろ両手持ち呼吸投げ(上/下)、⑦肩取り面打ち呼吸投げ、⑧胸持ち二教おさえ込み、⑨四教、⑩自主稽古、 背伸びの運動など ②(体の変更)(舟漕ぎ)スゥーと吸い込んでトンと当てる。 ・手で愛撫する(斬る/突き刺す)。流体。 ④スゥー、ポンと乗せる。決して握ったり捻ったりしない。剣を持つのと同じ。卵。 ⑤吸い込む。振りかぶって振り下ろす。ここ(手元)ではなく(遠くの山並みを見て深呼吸するように)せめてここ(腕の付け根) ⑥右と左の連動。 ・相手が来ていないのに自分が行く必要はない。来なければ入る。win-winの関係。転換、入り身転換。勢い、体の大きさ、力の強弱、瞬時に判断して感じ取る。拍子。 ・先々の気、気の流れ。後は鍛錬(ガチッと持たれても通る体を作る) ⑧(持ちに来たところを)ストン、ポン! ➡合気ガールより:『やわらかく鋭い、やわらかく重い』

連動/捌きと手の使い方

 日中は暖かい稽古日和ですが、春まだ浅く朝夕は冷え込みますね。皆様ご機嫌いかがでしょうか。「おいで」を京都弁では「おいない」「来よし」と言います。若い世代ではディープな京都弁を使いませんが、私はおばあちゃん子だったので耳慣れなくもないです。よく、お茶漬けを出されたら帰れの合図と揶揄されますが、言いにくいことでも配慮して気付いてもらう心遣いなので、私は京都のこういうところは良い文化だと感じています。どちらかと言えば、相手を傷付けないようにベクトルが向いていると思いますので。ただ、そうやって周りは皆気を使っているのに全く響かず空気を読まない言動をしたら、どんくさいわぁかなんなぁと思われてもしゃあないですよね。おそらく京都だけでなく日ノ本全体…。大阪の方なんて本当合理的でしびれますもの。※個人の感想です。 3月4日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち(転換)角落とし/呼吸法、③角落とし/入り身投げ、④四方投げ、⑤一教、⑥正面打ち一教おさえ込み、⑦肩取り面打ち呼吸投げ、⑧突き小手返し、⑨逆半身片手持ち呼吸投げ、⑩天地投げ、 背伸びの運動 など ②転換/舟漕ぎ。 ③おいでと誘う。トンと中心に当てる。上段/下段。上:包み込むように(下:突き刺す) ④捌きと手の使い方。投げようとしていない。振りかぶって振り下ろす。 ・右と左の連動。調和。 ⑤(ガチッと持つ。的確に中心を捉える。受け身を取るのを助けてあげる) ⑦(中心を守って中心を攻める)(自分の腕は伸びていて相手の肘は曲がっている)のりしろがある。 ⑧引き込んで吐き出す。ヨイショー ⑨捌きは色々ある。肩が詰まらないように。いきそうなら足を進める。 ⑩ ②③と⑨で天地投げ。 ➡合気ガールより:稽古外でも、前に先生がいらしたら戦慄いて足が進まなかったことがありますが、振り向いたときに先生が歩いて来られる先に自分がいたら、先生と分かっていても背筋が凍るんです。実際にはしないけど何でもできるから!?スカウターいらずだなぁ。いや、私が気を抜いているからです。完。

余裕

 花の蕾がほころんで、弥生の名に相応しく益々と草木が芽吹いていきますね。本日は桃の節句です。桃は物事や生命の兆しを表し、邪気を払う神聖なものとして用いられてきました。そういえば昔合気道部ではGWに走って川に入っていましたが、今から思えば禊だったのですね。さて、一昨年の府立体育会館の合同稽古会で、肚を土台に…ってやったよなと今回思い出したのですが、自分のメモを見てみたら、その時わからなかったことでも今はもうちょっとわかることもあるし、いやそれ今もやってるやつ!というのもありました。だから素直に稽古していたら出来るようになるものもあるのでしょう。そうなるようにしてもらっているので…。形に囚われれば本質は捉えにくいですから、やはり「つべこべ言わずに受け身とって感じる!」ハイ‼ 3月2日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③諸手持ち呼吸法、④(転換)一教おさえ込み、⑤(転換)四方投げ、⑥(転換)入り身投げ、⑦(転換)十字投げ、⑧二教 など ③振りかぶる。指先から。 ④諸手持ちで転換して相半身片手持ちの形で技を稽古することが多いが、今回は逆半身片手持ちの形で行う。諸手持ちなのでどちらでも出来る。(斜めに捌く)。転換や捌きをいい加減にしない。 ⑤肘肩を相手と重ねるように(下から喰い込む) ⑥親指が下になるように(払わない) ・心の余裕を持つ。例えば先生に技がかからないのは、かからないのではないかと最初から気持ちが負けているから。追い詰められて何もできないのではなく、ひとつの技だけでなく何でもできる。意地悪されても腕を折ればそんなことは二度としてこなくなる。実際には折らないがいつでもできる。 ⑦捌く際に親指を残しておくと引っ掛けられる。 ➡合気ガールより:(吸収する)足の形になる