ストン、ポン

 満開の梅も良いですが、蕾のほころんでゆく様は奥ゆかしく愛らしいものですね。春が来ました。皆様いかがお過ごしでしょうか。姫路の武道館で講習会のあと懇親会は酒造の酒蔵で行われるのですが、売店で試飲ができます。海外輸出用に作られた『柔道』(創業者の弟さんがフランス柔道の父と言われていることに由来)という純米大吟醸をいただいたところ、華やかな香りが広がるとっても瑞々しいまろやかなお酒でした。こんなに美味しくては進みが早く、気付けば時遅しという危険も孕んでいますよね。先生が前でしてはるのを見ていたら、透明感があって清廉なのになんか色気があるというか、それでこのお酒を思い出して、人が手間暇かけた結晶を見たり感じたりできる、この瞬間立ち会えていることすら奇跡なのにその上自分も当事者ってもの凄いことだと感動しましたが、…説明終わってました。集・中・してください‼時は一方向にしか流れないって。

3月6日の稽古内容 ご指導:吉田師範

①体の転換、②逆半身片手持ち(転換)呼吸法/呼吸投げ、③入り身投げ/角落とし、④四方投げ、⑤正面打ち一教、⑥後ろ両手持ち呼吸投げ(上/下)、⑦肩取り面打ち呼吸投げ、⑧胸持ち二教おさえ込み、⑨四教、⑩自主稽古、 背伸びの運動など

②(体の変更)(舟漕ぎ)スゥーと吸い込んでトンと当てる。

・手で愛撫する(斬る/突き刺す)。流体。

④スゥー、ポンと乗せる。決して握ったり捻ったりしない。剣を持つのと同じ。卵。

⑤吸い込む。振りかぶって振り下ろす。ここ(手元)ではなく(遠くの山並みを見て深呼吸するように)せめてここ(腕の付け根)

⑥右と左の連動。

・相手が来ていないのに自分が行く必要はない。来なければ入る。win-winの関係。転換、入り身転換。勢い、体の大きさ、力の強弱、瞬時に判断して感じ取る。拍子。

・先々の気、気の流れ。後は鍛錬(ガチッと持たれても通る体を作る)

⑧(持ちに来たところを)ストン、ポン!

➡合気ガールより:『やわらかく鋭い、やわらかく重い』




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