見えなくても感じる

 そろそろ咲き始めた桜の花が、一夜明ければ桜の森になっていました。日を追うごとに満開へ近づいていきますね。皆様お元気ですか。仕事なんかしていますと、それぞれ何にとらわれているのかと、人様のことはよぅく見えるものですが…。私などは三歩進めば大概のことは忘れているので、こうやって振り返る機会があるのは有難いことですね。とらわれる心が敵をつくっているのですから、それが無ければ反抗心を抱かせることもなく円滑に…。しかし、洗濯機を買い替える際、業者さんが来る前日に下部の汚れをきれいにするほどの気の使い方ができるかと言いますと…重いし、持ち上げて動かすという発想がない。せいぜい家全体を片付けて掃除するくらいしかしていません。そういうところの差なんだろうと思います。宮沢賢治の童話に出てくるような透明度。凡庸か圧倒的かの話でした!

3月23日の稽古内容 ご指導:門川師範

①体の転換、②受け身の練習、③後ろ両手持ち一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤呼吸投げ、⑥小手返し、⑦三教おさえ込み、⑧座技呼吸法 など

③相手に持たせて(回り込んで来るようにして)手を引っ張るのではなく、一歩下げて体が下がることで手が前にくるようにする。相手との隙間がないよう密着する。

④(背部を出すため)相手を前に出すか、そうならなければ自分が捌く。沈んだ時に相手が浮いて来るかどうかは分かる。

⑤(振り向いて)自分の足が相手の後ろになるようにする。

・相手が強く持つほどそれ以外の動きができなくなるので、取れやすくなる。

⑥(前に進み)自分の手をまっすぐ下ろせば親指が引っかかる。自分の手が横向きになっていたりするとどこに引っかかるか分からない。見えなくても感じる。

⑦三教は肘より手首が前になると相手が下がってかからないので、肘より手首が後ろになるようにする。

➡合気ガールより:餅のようにくっつく(膝をやわらかく)

コメント

このブログの人気の投稿

自分の中心に合わせる

前後の軸

(自分の前Ⅱ)