軌道

 ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。普段通りの稽古時間に戻ったら、道場に向かう頃には夜の帳がおりていました。虫の声や、金木犀の香りが秋の訪れを感じさせますね。アリジゴクはウスバカゲロウの幼虫です。ウスバカゲロウは儚い命と誤解されますが、10日以上は生きるようで、羽化の翌朝に消えるのは幼虫が水棲のカゲロウの仲間です。アリジゴクの巣穴づくりを観察すると、後ずさりして土を跳ね上げ、最初は『J』の字を描きます。『J』が『U』になって『U』が『の』の字になります。『の』から『〇』に変化して、渦巻きを描いて深く掘り進み、すり鉢状の穴の完成です。植物が伸びて葉を広げるのは太陽に向かって上に、穴に落ちた虫が斜面を登っても滑り落ちる仕掛けは下へ。命!

9月30日の稽古内容 ご指導:門川師範

①体の転換、②受け身の練習、③横面打ち(内転換)一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤小手返し、⑥(転換)腕絡み、⑦自由技 など

・(相手の前、打ち込みの軌道上にいない。相手が踏み込んで打ち下ろす前に合わせる。)軌道に合わせて相手を大きく動かす。引き込まない。(反対の肩を出す気持ちで回る)

④自分の前に相手が来るようにする。

⑤崩したら転換しないでそのまま小手返し。

⑥(肘関節を畳んで相手を進ませる)

➡合気ガールより:虫が字を知っているはずもないので、効率的に動いた結果、そうなっただけ…。砂の代わりに、相手を見る事で、どうなっているか推測できる、という事でしょうか?

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