持たせる

 秋晴れの空がどこまでも続いています。皆様ご機嫌いかがでしょうか。先日お琴の演奏を聴く機会があったんですよ。お師匠さんとお弟子さんの合奏で、演奏が終わった後にお話を伺いました。譜面も拝見しましたが、メトロノーム通りではなく、相手との息を合わせて、せっかちな人なら早く…とするそうです。そして、何もない空白の時間をどれだけ一緒に過ごせるか。自分の弾いていない音を相手が弾く。気配を察して、目に見えないものを感じる。不思議なもので、違う流派の人とも演奏していると合ってくるそうです。音が鳴るのは裏側でギターのようになっているのですが、よく響くように内部は木目があじろに組まれていました。人目に触れないところですが、正確で美しいのです。折しも演武の練習をしております故、そうかぁ~と納得…。それを、自然と醸し出せるくらい、常からする。それ以外何もないのですね。体で覚えたら意識より先立つものがあるような時も…?けどまた忘れたり。繰り返しの日々です。

10月20日の稽古内容 ご指導:門川師範

①体の転換、②受け身の練習、③後ろ両手持ち一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤四方投げ、⑥小手返し、⑦自由技/演武の練習 など

③相手に持たせて(回り込んで来たら)後ろ足を下げて(合わせる。①→呼吸法。死角からくいこむ)

④ ③から後ろ足を前に出す。上げた両手を、両方下げてしまわず、前は上げたままにする(ことで技へつなげる)

・持たせる。相手が持っていられる状態でないと、相手が持つ意味がないので、攻撃が変わってしまう。相手の手が取れないようにする。

⑥後ろ足を出したときに窮屈にならないようにする。

➡合気ガールより:渦の描き方/膝が入る

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