剣のふりかぶり

 早いもので1月も半分過ぎました。冬至を経て少しずつ日は長くなって参りましたが、これからが冬本番ですね。くれぐれもご自愛ください。先日、鰻を目の前でさばいてもらう機会がありました。目打ちする前に、ニョロニョロと動く元気な鰻の頭を殴っておとなしくさせるのですが、一番生きの良いやつが、まな板の上で体の転換みたいにぬるんとその一撃を躱したのです。避けようとか思う間もなく動いたという感じ。体の真ん中くらいを軽く手で押さえられているので、S字に動くところを動かして攻撃を外したんですね。私は感動したんですけど、当然まな板の上の鰻は二撃目で仕留められました。※鰻はこの後合気ガールが美味しく頂きました。

1月15日の稽古内容 ご指導:吉田師範

①体の転換、②相半身片手持ち呼吸投げ、③四方投げ(表/裏)、④(転換)入り身投げ、⑤一教からの呼吸投げ、⑥正面打ち一教からの呼吸投げ、⑦ ⑥からの四方投げ、⑧後ろ両手持ち三教おさえ込み、⑨二教おさえ込み、⑩天地投げ、 背伸びの運動 など

・剣をふりかぶってふりおろす。切り返す(④反対にも返していける。⑤スーッと伸びてもいける)

・剣を鞘から抜く。肚が回っている。

・何かをしようとすると軸がぶれる。自分の状態を確かめる。見たままやれば良い。

⑤~(相手が起きてくるのに合わせてする)

⑧ ガチッと持たれても同じ。剣を鞘から抜く。まっすぐはいかない。釣り竿のように(斜めに)振り下ろす。

➡合気ガールより:『思わぬ内に』と、「隙のない動き」とは?という、命による問いかけ。…に思えた、というお話。

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