のびのびと

 『逆さまに横すぢかいに飛ぶときはわがものならぬわがものもなし』燕の飛び交う時季となりました。皆様お変わりありませんでしょうか。江戸期禅士の歌だそうですがどういうわけか座技呼吸法をしていて気付いたらそうなっていたので先生がそういうイキに達しておられるひとつの現れ。飛んではいなくて逆さまになってそのまま重みに任せてごろんと乗り越えていったわけですが。畳を敷くにしたって或る人はただ自分が稽古したいからと言われるし、或る人はただ早く目が覚めたからと言う。春季特別大会で理事が童心の話をされていましたが、教える、受けをとることも囚われるのか自分の食べ物を分けるようにするのか。修行も堕落も己次第。私が人にしてもらっているように自分もありたいし、難しく考えず流れに委ねようと思います。的確に、丁寧に…。

5月20日の稽古内容 ご指導:吉田師範

①体の転換、②諸手持ち(転換)呼吸法、③体落とし、④逆半身片手持ち(転換)四方投げ、⑤横面打ち(内転換)角落とし、⑥一教返しおさえ込み、⑦後ろ両肩持ち側面入り身投げ、⑧正面打ち一教おさえ込み、⑨入り身投げ、⑩突き角落とし、⑪胸持ち二教おさえ込み、⑫半身半立ち両胸持ち呼吸投げ、⑬座技呼吸法/正面打ち一教、⑭逆半身片手持ち呼吸投げ、 背伸びの運動 など

②(下!)投げるところまでいかなくて良い。

③(もしくは上)

④ ①をしっかりする(手は肚の前。三角体)

⑤緩めない(振りかぶって斬り下ろす)受けも感じる

⑥一教押し込みからいなす

⑦(体全体の力。開いて閉じる)

⑧中心。目の前にあると危ないので流す。肚から進む。三角。

⑨結びを大切に。

⑩(攻撃の線を外す)手刀でおさえる(結びと肘)杖を突くように

⑪手でやらない(体で返す)

⑫下側から(もらって返す、開いて閉じる)

⑬固まらず、のびのびと

⑭やわらかい体を作っていく

➡合気ガールより:自分で立つ/相手の全体に目を向ける、耳を傾ける

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