肚から
秋分を迎え、吹く風もめっきり秋らしくなって参りました。皆様ご機嫌いかがでしょうか。うまくいかないときはだいたい自分が何かをしようとするあまり身動きがとれなくなっているようです。私の場合はですけどね。南米パタゴニアのバルデス半島に棲むシャチは波打ち際でオタリア(アシカの仲間)を狩ることがあります。体長5~6mある体の大きなシャチが波打ち際へ乗り上げると通常は座礁して海に戻れなくなりますが、来る波と自分で起こした波にくるまれるようにして、体が浜に着かないように襲撃します。戻る時も返す波を使い、砂だと体が埋まるので玉砂利で水深のある浜でのみ狩りを行います。また、波の向きや高さ、満潮とオタリアの活動時刻が合う時を選んで決行するのです。シャチは生まれ持って狩りが上手なのではなく、親が子どもと一緒に行う中でその条件や方法等を教えます。一方のオタリアも大人になるまでに1割程度はシャチに襲われ命を落としますが、成長に伴い体も大きくなり泳ぎもうまくなるので危険なのは生後3ヶ月までということです。
9月25日の稽古内容 ご指導:吉田師範
①体の転換、②逆半身片手持ち(転換)呼吸法、③呼吸投げ、④突き小手返し、⑤半身半立ち片手持ち四方投げ、⑥相半身片手持ち一教おさえ込み、⑦座り技呼吸法、⑧演武の練習 など
②手でいこうとしない(中心をとらえる)(前にも後ろにも行ける)。
③ ①→押し出す。接続。いかなければ自分の位置エネルギーを変える。
④流体の中に個体がある。関節をきめるだけでなく全体の流れをかんがえる。
⑤膝行と思わない。あまり意味がない。自分の足で立つ。
⑥舟漕ぎ。中心をとらえる。肚から。
⑦肚で受ける。中途半端にしない。
➡合気ガールより:つながりたい気持ち/畳と仲良くなる
(追伸)9/28,30のブログはお休みします。
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