肚から

 若葉の青々と生い茂る今日この頃、最近は風が強い日が多いですね。暑かったと思えば肌寒い日も。ご自愛くださいませ。さて、京都の西郊に位置する高雄、槇尾、栂尾は三尾と呼ばれ古来より紅葉の名勝として、また四季折々の美しさを育む地として知られてきました。自然豊かな山間の地でそれぞれの麓には名刹が佇み、真言密教発祥の地でもあり千年以上の悠久の歴史を刻んでいます。そぞろ歩けば清滝川のせせらぎ、鳥の声…見上げればどこも一面の青もみじ。葉から漏れ透ける光。シオカラトンボ。湧き水や川の音は心地よくずっと聞いていられるのですが、それは絶えず流れているからなのでしょう。高山寺の愛染明王像が六臂の各手に法具や弓等を執って座られていますが、こういう手とか腕の感じが…愛の手なんかなぁと思ったり。

5月11日の稽古内容 ご指導:吉田師範

①体の転換、②逆半身片手持ち呼吸投げ、③胸持ち呼吸投げ、④逆半身片手持ち(転換)角落とし、⑤回転投げ、⑥諸手持ち(転換)呼吸法、⑦正面打ち一教おさえ込み、⑧回転投げ、⑨相半身片手持ち小手返し、⑩両手持ち呼吸投げ、⑪天地投げ、 背伸びの運動 など

②(歩く)肚から進む。(左手は右手の動きの中。自分を守って中心を攻める)

③ ②を胸持ちでする

④(持たれてから何かしようとするのではない)相手にグッと強く持たれて固まったのか、自分で自分を殺しているのか。悠長に待っている時間はない。ぶつかったときにどう変化するのか。たとえば円転。

⑤下から。中心。

⑥進む(転換)のと振りかぶりを合わせる

⑦上段に振りかぶる。

⑧ぶつかれば足を下げる

⑨手は肚の前

⑩肚から上げる

⑪天の手、或いは地

➡合気ガールより:川上になる/何処から合わせるのか

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