体全部が進む/やわらかさの中に一点重みがある

 日毎に涼しさが増し秋の気配を感じるようになりましたね。季節の変わり目、お体おいとい下さいませ。(前回の続き)真夏に大阪府連で演武をしたときの自分の映像と見比べてみて、良くなっているところもあるし、課題も見えました。こういうのはピアノの発表会みたいなもので普段の稽古の成果が発揮されますからなるようにしかなりません。だからこそ私はこれからも尊敬している皆さんのようにちゃんとできるようになりたいですね。厳しい稽古に耐え抜く清々しさが魂の美しさに。姿勢や立ち居振舞いから醸し出されるのを感じているのかな。そんなわけで、一に稽古、二に稽古、三四が稽古で五が情熱‼

9月30日の稽古内容 ご指導:吉田師範

①体の転換、②肩当て(前/側面)呼吸投げ、③両肩当て呼吸投げ、④逆半身片手持ち四方投げ、⑤肩取り面打ち呼吸投げ、⑥正面打ち一教おさえ込み、⑦入り身投げ、⑧両手持ち(内→外/外→内:二教)中心へ、⑨諸手持ち呼吸法、 背伸びの運動 など

②ストンと前へ進む(1本足→進む→送る→正座)。但し相手の正面は外して斜へ。体全部が進む。(剣や杖がスッと通るように)

③頭を下げる。その場ではなく前へ進む

④スパッと下へ斬り下ろす→体が進む

⑤体の当たりがある→転換(反対側もつなげる)

⑥鎬を削る(中心を捉える)

⑦(いきなり技ではなく中心へ)肚へ来たら受けは尻もちをつく→中から引き出す。(重心移動)

やわらかいだけ、固いだけでもだめ。陰陽の図のようにやわらかさの中に一点重みがある。陰。この前の演武のテーマは陰。奈良のときは陽。

⑧何もしなければ力は空中へ広がっていく。来てくれたものを空中へ放さない。吸収する。

⑨下段。(体が進む)

➡合気ガールより:スゥー

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