臍から手、剣が伸びる

 『さし昇る朝日のごとく爽かに有たまほしきは心なりけり』新しい年を迎えました。謹んでお慶び申し上げます。旧年中は大変お世話になりありがとうございます。今年も「一に稽古、二に稽古、三四が稽古で五が情熱!」ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。大晦日の越年稽古では、何かをしようとするのではなく正しい動きの中で結果としてそうなっているようにするという内容を稽古しました。合気道は実践哲学、ただ行動と顛末しかないのが痺れる渋さです。そういうものが他にもあるのか知りませんが私が事実行っているのだからこんなに幸せなことがあるのだろうか。する/しない、見る/見ない、単純であるが故に厳しい。そして2025年も「できるできないじゃなくてやるんです!」ハイ‼

1月6日の稽古内容 ご指導:吉田師範

①体の転換、②諸手持ち呼吸法、③(転換)呼吸投げ、④呼吸投げ、⑤一教おさえ込み、⑥逆半身片手持ち(内転換)角落とし、⑦四方投げ、⑧正面打ち小手返し、⑨半身半立ち両胸持ち呼吸投げ、 背伸びの運動 など

②臍下の中心ラインから手が伸びる。片方だけでなく両方の手を使う。

③(武器を持っているように)反対側も使う。手、腕だけでするのではなく腕に集約される。臍から手、剣が伸びる。(相手が杖を持つ/抜刀する手首を持つ)。転換する捌きの中で自分の中心へ。

④(③から正座)膝が緩む。ストン。手が下がるのではなく中心、肚が下がる。全体で。

⑤中心をずらす(球、円)。もう片方の手を出すのは早い方が良い。後からいけない。胴を斬るように(最初からの流れで)体の両側を無理なく使う。

⑥今度は上から乗せておく(広げる。両方)技と思わずに

⑦(⑥から)相手のばねがあれば四方投げまでつなげる

⑧相手の中心、攻撃のラインを避ける。片方だけでなく返す時にもう片方も添えることで(自分の中心の前になる。片方だけだと外れる)

⑨肘に添える。慣れてくれば下段(⑥⑦)

➡合気ガールより:調和

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