(氣の流れ)

 小寒の候、皆様お変わりありませんでしょうか。1月12日には大阪合気会本部道場にて鏡開き式が執り行われました。本部道場の三階に田中万川先生の書かれた「合気道」という看板と、その上には翁先生の「勝速日」の書があります。それと吉田先生の奉納演武について最後に門川繁美先生がお話されました。万川先生が書かれた「合気道」とは開祖植芝先生の目指された合気道のことで、翁先生は相手を斃す、対立するものに留まらず追い求めていかれた。それが勝速日で今日の奉納演武のように相手が襲い掛かってきたときには相手の攻撃できる位置にいない、触れたときには崩している。大阪合気会はずっとそれをやってきているという内容でした。私も大阪合気会の端くれとして少しでも近づけるように、感じられる幅を増やして体現すべく忍耐強く鍛錬と研鑽を重ねて参る所存でございます。

1月9日の稽古内容 ご指導:門川師範

①体の転換、②受け身の練習、③逆半身片手持ち(転身)一教おさえ込み、④四方投げ、⑤回転投げ、⑥小手返し、⑦入り身投げ、⑧自由技、⑨四教おさえ込み、⑩座技呼吸法 など

③(つながった手を斬り下ろして相手が一歩出る)自分が当てにいくのではなく相手が出てくるので当身が当たる(自分はそこにいない)。技をしようとして自分が離れていくのではなく相手が出て来る

④ ③は(一教なので)上から取ったが(四方投げだから)下から→きまる

⑤(③→)外から相手のこめかみへ。足元へ落とすが外れないように

⑥(④→)横に引っ張るのではなく縦に返す

⑦(④→)切る。その手で(導く)

⑨(⑤→)その手で(自然なてこ)

➡合気ガールより:何故その動きをするのか

コメント

このブログの人気の投稿

手刀が伸びていく/切り返す

呼吸/包み込む

中心を捉える