人間を知る
日増しに暑さが厳しくなってまいりました。皆様ご機嫌いかがでしょうか。『心廣くして體胖かなり』と言いますが、せっかく稽古して固まるようでは何をしに来ているのかわかりません。しかしそういう自分の弱さと向き合うしかないのです。同じことをしていても疑うことなく行える時と惑いだめな方向に行ってしまう時があるように、心のあり方によって動きは全然違ってきます。職場で前の上司と合わない人はみんな辞めていったし、その後他の人たちは徒党を組んでその人を追い出す企てをされ今に至りますが、いずれにしろ問題から逃げているに過ぎません。推移はあれどベースは50%&50%ですから半分は自分。人の価値観や事情は様々で他者を変えることはできませんが自分の見方が変わって行動の変容に繋がれば相手の反応も変わるはず。但し、改善したいから対話しましょうという合意は要るでしょう…。
7月5日の稽古内容 ご指導:吉田師範
①体の転換、②逆半身片手持ち呼吸投げ、③呼吸法、④入り身投げ、⑤正面打ち入り身投げ、⑥諸手持ち呼吸投げ、⑦呼吸法、⑧胡坐をかいて相手に止められず後ろ受け身をとる、⑨天地投げ、 背伸びの運動 など
②(手だけで引っ張るのではなく)体全体で後退する。力は抜いて土台はストンと。ぶつかるところを流す
③人間を知る。しっかり下がる、しっかり進む、しっかり立つ、しっかり座るとはどういうことか。武道の反対は無関心。自分の状態を知る。相手の状態を知る。同化的に体を使う。運ぶ。
④(てほどき)無理やり切ろうとするのではなく鎬を削る
⑤同化的に吸収する。下がりながら中心をとってもよい
⑥自分の体は楽に。腕を出して重みが乗っているとよい。相手はしっかり持つ。上げようとする。上がるものかとすると自分が浮く。そういう風に上げようとしているんですねと同化的に。稽古だけでなく日常にも取り入れる。
⑦作為的ではなく同化的に体を使う
⑧受けは押さずに肩甲骨を支える。やろうとすると自分が浮いて畳にも同化できない。
➡合気ガールより:ガチッと持たれても動き出す/受け身を取るように自然に
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