相手に伝わっているのか

 『太刀ふるひ前にあるかと襲ひ来る敵の後に吾は立ちけり』ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。8月23,24日は大阪合気会の夏の特別講習会でした。200名を超す参加者で冷房設備が整った中で研鑽に励みました。4人の先生のご指導で呼吸、中身、姿勢、結び等について稽古し、いずれも肚が回っているかが重要な点で、スキの無い動きについて様々な角度からアプローチした2日間でした。佐藤先生が「稽古の後に合気道談義をするのが大事」と仰ってましたが師範を囲んでなんとか行えました。佐藤先生は実際に田中万川先生にこの技どうするんですかと聞いてらしたそうで、本題にたどり着ける環境を調整しないと難しいとも感じ反省しました。そんな失敗をこれまでさんざん繰り返して(もっとかしこくなりたい)お会計や解散はスムーズにできましたね。進歩!

8月21日の稽古内容 ご指導:門川師範

①体の転換、②受け身の練習、③後ろ両手持ち一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤四方投げ、⑥呼吸投げ、⑦小手返し、⑧呼吸投げ、⑨座技呼吸法 など

③(相手が回り込んだら)一歩出してしっかり半身になり足を下げて腰を落とす(→相手を前に出す)

④このとき相手に伝わっているのか。相手に変化がなければ別の方法で技の出来る状態を作らなければならない。(③から前に出てきた相手の背部を出すが)伝わらず相手が前に出てきそうにないなら自分が前に出て相手の後ろへ捌く。どうすれば相手に伝わるのかかんがえながらする。

⑤ ④は相手の後ろへ。今度は前へ(表)

⑥(③から出てきた)相手を前方へ。自分が引くのではない。詰まると自分が更に下がらないと間が取れないので自分の方がたくさん動かないといけなくなる

⑦(③から前に出てきた)相手を自分の足元へ落とす

⑧合気落としもできるが上へ。(③で)相手の足より下げて外へ捌く(くの字)。相手がどこにいるのか、足がどこにあるのか腕の位置等から予測する。思っているところになければ足を入れられなかったりするので誤差を少なくする

➡合気ガールより:遠心力と求心力は同時に発生する。次の動き、技につながるようにする

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