相手を動かし続ける

 暑さも和らいで参りました。赤とんぼが沢山飛んでいますね。皆様お加減はいかがでしょうか。先日大きい会議をした際にPC機器のトラブルがありまして、その時に消防署の副署長さんが解決してくれました。後で副署長が最初対応してくれた係長に、同じことは2回までなら良いが3回目はしてはいけない。その場合は助けを呼ぶとか他の方法をするように注意されてました。さすが消防士。宮本武蔵も言ってたよな~稽古の時の私やんと思ってとっても心に響きました。それで結局何が起こっていたのかを副署長に聞いて翌日振り返りのミーティングでそもそもの解決策を提示出来たのはまあ良かったです。因みに、なんで同じ対応をしてしまったのかは1つ目の不具合はそれでうまくいったから、固執しちゃったんですね。次にまた別の不具合が起こって原因は他にあったのに状況の変化を冷静に見られなかった。稽古の時は…自分で自分を追い込んで何もできなくなっているという感じですが。そういう自分に打ち克つこと、見たり感じたりできるようさんざめく自己を静めることも稽古です。

9月18日の稽古内容 ご指導:門川師範

①体の転換、②受け身の練習、③正面打ち(内転換)一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤回転投げ、⑥(外転換)四方投げ、⑦呼吸投げ、⑧演武の練習 など

③(攻撃線を外す。中心線を外さない)相手の体が戻らず指先の方へ進んでいくようにする

④(③から相手の背中が出てくるように勧める)腕の長さは決まっている。それより少し遠いと相手は崩れる。遠すぎるともう一歩出て立ち直る。それの繰り返しなので、相手が立ち直らないよう小さい歩幅で動かし続ける

⑤(④から足元へ)相手を動かし続けるには手→肘→肩と同じところを通らないといけない。バラバラになると止まる

⑥(③から)外転換。回る方向が分からなくなれば、当身を入れる気持ちで自然な動きをすればよい。

⑦(③から)相手の後ろに足が入る。下:合気落とし。相手にぶつかりに行かない。

➡合気ガールより:相手を止めて入り身するのではない。止めずに動かし続ける

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