重みが自然に丹田へ落ちる

 『白露に風の吹きしく秋の野はつらぬきとめぬ玉ぞ散りける』皆様ご機嫌いかがでしょうか。桔梗や百日紅、蓮の花が鮮やかに咲き開いています。重要文化財である旧三井下鴨別邸へ行って参りました。近代京都で初期に建設された主屋を中心に、大正期までに整えられた大規模別邸の屋敷構えが良好に保存されています。お屋敷も素敵ですがお庭も美しいのです。1階の座敷から大正ガラス越しに見るのも、お庭を歩いてみるのも違った風情があり、2階から見下ろす景色は格別ですね。前のお手本を見るとき昔のスーパーファミコンの横スクロールゲーム的な画角に処理しがちなんですが、今の昆虫図鑑みたいに360°、俯瞰でもズームでも見えるようになれば、きっと…ん?順番逆かな。できるから見える?いや相互関係、稽古あるのみ!

9月6日の稽古内容 ご指導:吉田師範

①体の転換、②逆半身片手持ち体落とし、③呼吸投げ、④呼吸法、⑤四方投げ、⑥諸手持ち一教おさえ込み、⑦手合わせ(下がって)角落とし、⑧正面打ち小手返し、⑨肩持ち一教おさえ込み、⑩座技呼吸法、 背伸運動 など

②(イヨーッ)

③肚、中心から引き出す

④(重みが乗る)

⑤中心に集める。しっかり曲げる、しっかり伸ばす

⑥袈裟斬り。曲げる、伸ばす。重みが乗る

⑦下がる。剣先に重みが乗って丹田に自然に落ちる

⑧(斬り下ろす)重みを返す

⑨(中心。袈裟斬り。しっかり曲げてしっかり伸ばす)

⑩三教…締める、四教…絞る。丹田の鍛錬にもなる。それだけではないので二教…手首で乗り越える。

➡合気ガールより:相手を利用する

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