同化する

 立冬を迎えました。皆様いかがお過ごしでしょうか。先日紅葉を観に旧鞍馬街道沿いにある秘境の楽園のような庭園へお邪魔しました。京都でも、観光客にあまり知られていないようなところはあるんですね。雨上がりの霧がかすみ立つ景色、晴れ渡る空より降り注ぐ陽光に照らされた苔や紅葉の輝き。凛とした空気、静寂の中で川の流れる音が清らかに響きます。なんとこのお庭は土地の持ち主の方が社員さんや地元の方と重機の入る事の出来ないところに手仕事でひとつひとつ石を運んで造り上げられたそうです。そして今も大事にお手入れをされているので、風情のある階段を上るにも苔を踏まないように用心して歩きます。すると自分の体も労わることになると気付きました。着物を着ていればそんな歩きようになるのですが…。

11月6日の稽古内容 ご指導:門川師範

①体の転換、②受け身の練習、③突きおさえ込み、④四方投げ(裏)、⑤(転換)呼吸投げ、⑥入り身投げ、⑦肘極め二教おさえ込み、⑧自由技、⑨角落とし など

③中心とつなげて、相手の手だけ、頭だけ下がるのではなく腰が下がる(ことで垂直に一緒に下がる)。

④(相手の)体が進む

⑤相手が浮く(梃)。相手の肩を上げようとすると特に身長差がある場合自分も浮いてしまう。そうではなく(絡ませた)腕の下の方を使う。

⑥(③④→)同化する

⑦相手の小指側、尺骨の方を取る(回転させ肘が上になる)。相手の肘は曲がっていても伸びていてもこの場合影響はない。脇で挟む。横からの力

⑨(相手の)体を残さない

➡合気ガールより:どこが動いているのか

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