体の全部を使う

旧武徳殿の紅葉が盛りを迎えております。皆様ご機嫌いかがでしょうか。石畳に積もる落葉は川のようにうねる流水紋様となり、そのまま袋帯の柄になりそうです。橋の上から鴨川を見渡すと、夜は南側に先斗町や木屋町の灯りが点り、昼は北側の山々が赤や黄色のモザイク模様を写します。今しか見られない景色を目に焼き付けて、今やらないといけない事をやる。なんとも幸せなことですね。

 11月19日の稽古内容 ご指導:門川師範

両手持ち転換一教おさえ込み、入り身投げ、小手返し、腰投げ、二教(ストレッチ)など

相手の方へ引くのではなく、自分の肩を出していくイメージで回る。相手に押し込まれないように。押し込まれたら引いてしまう。

合氣道だけでなく武道は全般的にそうかもしれないが、体の全部を使う。バラバラにしない。

外側の手で相手をどこまで導くかコントロールする。相手に任せていると行き過ぎて技が出来ない。

➡合気ガールより:両手(諸手)で出来ない事は片手で出来ている筈もなく…。だから『両手(諸手)は片手のごとく、片手は両手(諸手)のごとく』なんですね。

コメント

このブログの人気の投稿

自分の中心に合わせる

前後の軸

(自分の前Ⅱ)