中心へ食い込む

皆様ご機嫌いかがですか。昨年の12月には旧武徳殿で合同稽古会を開催致しましたね。あの頃は現在の状況を誰も想像できませんでした。出来る時にやって良かったなぁと心から思います。それもこれも、皆様のお蔭ですね。そして、先生には、本当に、もう…言い尽くし得ない感謝の気持ち。さあ、皆様、寄付致しましょう!というのは冗談ですが、その時は分からなくても、後になって、先生の仰る通りにして良かったなぁといつも実感します。だから分からないなりに信じてやる、ただそれだけです。必ず良いことがあると知っているからです。2020年は自粛期間を経て、自分にとって本当に大切なものが何かよく分かりました。『アンネの日記』で(隠れ家生活とステイホームは比較になりませんが)アンネは次のように述べています。「私は是非とも何かを得たい。夫や子供たちの他に、この一身を捧げても悔いないような何かを。」

12月24日の稽古内容 ご指導:門川師範

正面打ち入り身投げ、呼吸投げ、四方投げ、小手返し、回転投げ、座技呼吸法 など

・(相手を待つのではなく)自分から打ちにいくようにする。

・相手と密着する。離れていたら出来ない。膝蹴りできるくらいに(しないけど)。

・(自分が無理矢理)相手の前に出るのではなく、相手を回転させて技が出来る状態にする。

・相手の反対側の手で殴られないように崩す。

・武術と武道の違い。相手を殺す技術が、世の中が平和になって殺す必要が無くなり(殺すことではなく)それを使って人を育てることが目的になった。しかし、その技術が生かされているのか。いつでも相手の首を絞められる状態か。相手を倒せないからしないのではなく、相手を倒すことが出来るが敢えてしないだけ。投げるのは相手を開放すること。一方向からだけ物事を見るのではなく、いろんな見方や方法を知っていないと全貌が見えない。

➡合気ガールより:宮本武蔵先輩も「何時にても、役にたつやうに稽古し、万事において、役にたつやうにおしゆる事、是兵法の実の道也。」と仰っていますね。先生の教えを我々がどう受け止めて生かしていけるのかという事でしょうか。先生のお話はさながら素敵なクリスマスプレゼントでした。2021年も心を新たに頑張ります!


コメント

  1. 高石道場生

    きちんとご挨拶出来てませんような気がするです。

    今年もいろいろありがとうございました。

    良いお年をお迎え下さい

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