常に主となる/体を割る

 暦の上では雨水を過ぎましたね。水温む(ぬるむ)と言いますが、雪が溶けて雨になる季節となりました。本日は各地で春一番が吹いた模様です。不思議なことに、同じ梅の木でも、纏う景色によって、趣きも変わって参ります。雪の下の姿とは異なり、うららかな陽光の中で光る花々は、ほの甘い香りが春の訪れを感じさせてくれますね。皆様お変わりありませんでしょうか。春一番の後は寒の戻りがありますので、くれぐれもお体おいとい下さいませ。

2月15日の稽古内容 ご指導:吉田師範

両手持ち 呼吸法/側面入り身投げ、呼吸投げ/回転投げ、入り身投げ、横面打ち小手返し、正面打ち一教からの三教投げ(表/裏)、後ろ両手持ち呼吸投げ、天地投げ など

・スーッと通してそのままいけるようなら通す。(若しくはぶつからない方へ回る、開く)両方繋がっているのであやとりみたいになる。

・受けは体を伸ばすようにする。

・自分が常に主となる。結界を張る。

・『両手は片手のごとく』で二つは一つのごとく使う。それで体を一つにまとめたら、今度は二つを一つに割る。体を割っていく。割れるところが多いほど一つにまとまる。

・体を作っていく。それをやろうとしてどうなるものでもないので、技の形の中で自然とそうなるように感じる。

➡合気ガールより:習ったことを身につけるには…稽古あるのみですね!知っているのと出来るのとは全く違いますものね。体で覚えなければ、自動操縦にはなりませぬ厳しい世界です。踊りは三百回、落語は八百回話さないと自分のものにならないと言われているそうですよ。合気道はどうでしょうか?お稽古をするにも、場所もお相手もいなければ仕方ありませんね。感謝の気持ちを忘れず、そして…どうぞ皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

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