川上になる

 桜の森の満開の花の下で、タンポポや菜の花が咲いていますね。皆さん気分は上々ですか。天気が良ければ「なんてお稽古日和なのかしら」と思い、雨が降れば「どこも行けないし、そうだ、お稽古しよう」と思うもの…。ご縁というのは不思議なものですね。WITH コロナ時代にお稽古を続けていけること、ひとえに、先生や皆様のお蔭です。AFTER コロナと言うよりは、感染症が流行する前からの積み重ねのような気がします。そして、毎回会っているので分かりにくいですが、皆のお稽古している成果を感じると、やっぱり先生たちは凄いな~と思うのでした。

3月22日の稽古内容 ご指導:吉田師範

逆半身片手持ち呼吸法(転向/転換)、四方投げ(裏)、諸手持ち一教おさえ込み、正面打ち一教おさえ込み、呼吸投げ/隅落とし、横面打ち入り身投げ、小手返し、逆半身片手持ち 天/地 など

・受けはガチッと持つ。それをスッと流す。詰まるところがないということ。スーッと流して通していけば返せるところがある。やろうとしてぶつけると詰まる。

・掴めるときはわしづかみする。回転投げ…首根っこをおさえる。

・振りかぶって、いつまでもじっとしていたら相手も変わるし攻撃される。スッと上げたら斬り下ろす。

・相手を意識して固まるのではなく、相手がいてもスッと斬り下ろす。相手と同化するが、相手に向かわず自分の内面に向かう。丁寧に素振りするのと同じ。

・相手の攻撃を待つと相手が川上。自分から誘って動く。川上になる。

➡合気ガールより:先生が前で正面打ちの素振りをされたとき、美しすぎて痺れました~。私は合理的な人やものに憧れますが、合理性の中に何を見るかと言いますと、美しさと思いやりなのです。時間を先取りするには川上になるのが必須ですね…。

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