気の交流

 八重桜の下を通ると風が吹いて花吹雪の中にいます。コデマリの小さな可愛らしい花がたくさん咲いて、蜂が蜜を吸いに来ていました。皆様お元気にされていますか。高齢者向けの座って行う体操を、ソーシャルディスタンスの関係で会場の端で立ってしていました。片足を曲げ膝下を両手で抱えて、膝から下をぶらぶら~と揺らす。そしてそのまま足を真っ直ぐ前に突き出す。立ってやる前提のものではないなと思いつつ足裏に力を入れて一本足で立ち、バレエよろしく抱えたもう片方を直角に突き出して微動だにせずにいたところ、奥様達から凄い!と絶賛の嵐が…。何もないところで自分一人だと安定もしますが、合気道では相手がいて折衝しながら動いていますからねぇ。柳のようにしなやかに動ける方がどれほど素晴らしいか、私たちは身をもって知らされています。なんと幸せなことでしょうか。自在に動けるようになれば、もっと満ち足りるに違いありません。心と体がです。あぁ、涎が…恍惚としてしまいました…。

4月10日の稽古内容 ご指導:吉田師範

逆半身片手持ち呼吸法、四方投げ、内転換隅落とし、転換回転投げ/入り身投げ(手ほどき)、一教おさえ込み、諸手持ち呼吸法、突き小手返し、正面打ち小手返し、逆半身片手持ち呼吸投げ(天地投げをするように) など

・腰振り。スッと通す。言葉を変えると「川上になる」

・気の交流。二人で作り上げる。気はある。しかし、数学者が数式を見てビッグバンはあると分かるようなもの。実際には誰も見たことがない。

・「ありがとう」という気持ちで抱擁するように。「この野郎!」となると対立。

・心と体を1+1=2とする。0+2=2でも0.1+1.9=2でも2は同じ。どれを選びますか?

➡合気ガールより:武道を通して魂をたて直されているように感じるのですが、それは与えられた結果そうなっているので、選んだわけじゃないです。そうかぁ、凄い人たちは主体的に修行しているんですね。知らなかったぁ~。

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