余韻

 雨ですね。大雨ですね。こんな日は…雨でも晴れでも、どうぞ、ブログをご覧ください。ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。コメントも有難うございます。武道センター道場はお休みですが、ブログの方はまだまだ更新致しますので、お付き合い下さいね。さて、色々なことを忘れては繰り返す日々ですが…(目指せ自動操縦!)合気ガールが最近思い出したのは、菩薩道の教えです。10年間キリスト教主義の学校に通っていた私が新卒で働いたのは仏教の法人でした。そこで、苦しむ人の中で一緒に苦しむのが菩薩の修行だという大まかな説明がありました。ただ、合気道の修行に触れた今では受け止め方が変わってきたんです。せっかくなので聞いて下さい。菩薩は分析的・理論的な「知識」とは異なる直観的・総合的な特徴に溢れた「知慧」によっていっさいを直覚し洞察するそうです。また「慈悲」により常に他者と交わり、他者の為に尽す「利他」の実践を伴うのが菩薩の特徴だそうです。「知慧」を磨くことで常に自分が自分であるようになり、「慈悲」を磨くことで他者や世界との対立がなくなり、知慧と慈悲により自ずと天地人が調和して、大きなつながり(縁)の中で生きられるようになるとか…。「自利利他円満」こそが菩薩道の教えのようです。「こころにとどめながら、とらわれない。おかげさまの思いで、他者のために努め励む」…これって合気道で実践していることだな~と感じられるのですが、特に受けなんて、そのものじゃないですか。…道とつくものにはすべて求道的な、相通じるものがあるのかもしれませんね。

4月19日の稽古内容 ご指導:吉田師範

諸手持ち(転換/内転換)呼吸法、呼吸投げ、四方投げ、(座技/立技)正面打ち一教、突き入り身投げ、正面打ち/突き 小手返し、座技正面打ち三教おさえ込み、横面打ち外転換の捌き(繰り返し) など

・道を作っとく。

・前回の両胸持ち、両手持ち呼吸投げをしてみる。その振りを使ってする。

・肘を曲げるのがだめという訳ではない。例えば「小さく前にならえ」の状態になっても、詰まらずに、少し前に出す。少し先へ(先の先へ)。

・腰振りの延長でする。別々に止めて変えない。続ける。余韻。

・相手と気を合わす。

➡合気ガールより:この時は、時短だとエンジンかかる頃には終わっちゃう~なんて贅沢な悩みを抱えていたものです。1日でも早くお稽古が再開されるのを、切に祈っております。

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