体捌き

ひと月お目にかからない間に、もう夏がすぐそこまで来ていますね!洗濯した道着がすぐに乾くのは嬉しいです。皆様いかがお過ごしでしょうか。我らが旧武徳殿は、映画『るろうに剣心 The Final』にちょっぴり登場していますよ。さて、合気道練習上の心得3、「練習は常に愉快に実施するを要す」とありますね。「厳しい稽古の苦しさを苦痛と感じないようになるまで修行すれば、稽古することが愉快になるという心得」です。そして「愉快に」は「不愉快な思いをしない、させない」ことで「ニコニコ笑って」という意味ではありません。「自分がされて嫌なことは人にしないということです。相手を尊重し、投げて、投げられ、互いに高め合っていく稽古は充実感があります。終わった後には清々しい気持ちになるような稽古。それを毎日積み重ねることに喜びがあるでしょう。」正に、気を合わす道…といったところでしょうか。5、「日々の練習に際しては先ず体の変化より始め逐次強度を高め身体に無理を生ぜしめざるを要す」に従い、1ヶ月間眠っていた体がほぐれるように、無理せずやっていきましょうね。

6月5日の稽古内容 ご指導:吉田師範

体の転換、逆半身片手持ち 呼吸投げ/回転投げ/呼吸法、入り身投げ、突き隅落とし、正面打ち小手返し、座技胸持ち二教おさえ込み、横面打ち四方投げ、天地投げ など

・体捌きをきちんとすれば重みが乗る。

・(押したり止めたり力をこめるのではなく)「どうぞ」その先へ流す。捌きは入れるなら一歩出してもよい。

・相手に気を使う。無理やりしない。気を使うとは、間。体捌き。

・崩している<原因>から技ができる<結果>のではない。その前に何があるかよく考えないといけない。(気、姿勢→だから体捌きをきちんとする)

・「心気体」技はツール。日本は気の文化。

・転換、捌きで器を作る。容器があれば中身の稽古になる。

・重みを乗せる。体捌きをちゃんとすれば間が詰まることがない。

・気を使うのは楽しいより重苦しいもの。

➡合気ガールより:だから私が泣きながらしているのは本来の姿ということですね!「一に稽古、二に稽古、三四が稽古で五が情熱」その心は…稽古は裏切らない、ということに尽きるのではないでしょうか。1年前から挑戦していたことが、出来るとまではいきませんがちょっと近づいたかな?という進歩がありました。しかもそれは先生や一緒にしてくれる皆様の成果で、私の体は依り代みたいなものです。その感じが色々と繋がっていけばよいのですが、相変わらず同じところで躓いている体たらくです。ショートカットなんてないので、地道に前提となるようなことを毎回すれば、良い方を体で覚えるようになりましょう。以上、現場からお伝えしました。

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