合気道の剣

菖蒲の気品ある花の色が目を楽しませてくれますね。皆様お変わりありませんでしょうか。今年もベランダのバラが咲き、紫陽花の蕾が慎ましく順番を待っています。合気ガールのベランダ園芸は水を遣る以外のお世話はしていません。あとは太陽の恵みのみ…。この紫陽花も買ってきた時は派手な色と名前で大きな花を咲かせていましたが、次の年からは小ぶりで淡い色の可憐な花が咲き、本来の姿に戻ったようです。また、私はネギの根元を捨てずに栽培して再利用しますが、食べるごとに、九条ネギが分葱のようになって野草化しますね。そして、植えたわけでもないのに、気づけばほどんどの鉢が苔むしているのでした。

5月9日の稽古内容 ご指導:吉田師範

①体の転換、②諸手持ち転換呼吸投げ、③相半身片手持ち入り身投げ、④横面打ち入り身投げ、⑤相半身片手持ち一教おさえ込み、⑥三教おさえ込み、⑦逆半身片手持ち転換角落とし(上段/下段)、⑧突き回転投げ、⑨後ろ両手持ち三教おさえ込み、⑩座り技呼吸法 など

・体を作る。

③相手が持たなくても良い。

・手放す。(技をしようとして手首で)ぶつかるのでなくその先。剣の理合い。

⑤(後ろ取りのように相手とスレスレで回って)首絞めは無しで。三教するつもりで一教をする。「腕抑え」だが、腕をどうにか抑えようとするのではなく、中心を斬る。形が大事。形は体。体を作る。しかしそれだけで二十年、三十年経ってしまう場合がある。中心を斬るというのを付け加える方が良い。

⑥袈裟に斬る。剣術ではないので、剣を持たなければ分からないのではない。合気道の剣は手刀でしている。何かされてからどうにかするのではなく、アクティブに。斬っている(に等しい)。相手が避けようとするのが見える。余裕がある。

⑦ ①をちゃんとする。中途半端が一番よくない。当身は入れなくても良いが、中心を捉えるということ。どういうことかというと、斬る、突く。一つの型の中で斬ったら突く、突いたら斬るの繰り返し。

⑧手放す。技術は力を抜くこと。動かせる(描ける)のは力を抜いているから。

・心と体両方鍛える。出来ないのは心が無いから。相手をかんがえる。考えながら、稽えながら、かんながら。惟神は自動操縦モード。稽古する日数は嘘をつかない。稽古出来る時にする方が良い。

⑩肚が座っているかどうか。肚が座っている方が勝つ。

➡合気ガールより:私の陥りがちなパターンはすべて懼れから来ているので…。そういう心に打ち克つために、一に稽古、二に稽古、三四が稽古で五に情熱!パターン(行動)を変えれば結果が変わる、筈。それを体で覚えられれば、きっと…。

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