意識して連動

 天狗のうちわでお馴染みヤツデの新葉が輝いています。気付けばもう二十日過ぎ…。夏日が続いていますね。皆様ご自愛くださいませ。大相撲五月場所が佳境を迎えています。そう、今回も宇良の話ですよ。土俵際でくるんと回転してあれ!?何が起こったのと物言いがつくような場面でも、宙を舞いながら相手の足が先に出るのをしっかり見てますね、彼は。静止画だとよく分かります。相撲の基本動作は重心を臍下丹田におき、体の中心軸を安定させるために工夫がなされています。そして、地に足が着いている時はいつも砂を噛むように足の指に力を入れることに気を配る。そういう動作を日々繰り返すことで自動操縦になるのでしょうね。指の先からつまさきまで、意識してるかなぁ…今日からでもしよう!

5月19日の稽古内容 ご指導:門川師範

①体の転換、②受け身の練習、③胸持ち一教おさえ込み、④四方投げ(裏)、⑤三教呼吸投げ、⑥(転換)小手返し、⑦一教呼吸投げ、⑧座り技呼吸法 など

・胸自体は動かないが、そこを意識して連動して動かす。

③相手の手の握りを取ろうとして、人差し指から小指の方を剝がそうとするより、親指の方を押し込めば取れる。親指1本の方が取れやすいので無理がない。

④胸持ちで転換する際に、片手持ちのようにするとうまくいかない。何故か。接点を中心にして回っても腕の長さがあると相手の後ろになるが、胸だと近いのでそうはならない。相手の肘を中心に回る。

⑤回った時に(三教が)自分の中心になるように。(きり下ろして相手が前に進んで来たところに合わせて呼吸投げ)下ろした手は相手の後ろになる。

⑥ ④と同じで相手の肘を前に出す。

⑦おさえ込みをしようとして相手が踏ん張ったところで反対方向へ返す。返すと決まっている時はよいが、おさえ込みをやると思っている時にそれを捨てることが出来るか。

➡合気ガールより:固まるのとは違いますもんね。受けは柳のように、立ち直る。根っこをはる。



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