振りかぶって斬り下ろす

 梅雨入りしましたね。6月も半分過ぎました。皆様ご機嫌いかがでしょうか。あおによし、奈良の都の法隆寺五重塔(国宝)は現存する最古の木造建築物です。五重塔や金堂は白銀比という比率で作られており、調和のとれた姿は美しい…。軸がしっかりしていて左右対称。安定感があり、伸びやかで且つおさまりが良い…。白銀比は大和比とも呼ばれ、正方形の1辺と対角線の比も同じ1:√2です。白銀長方形は半分に折ると相似形になるのでA4等紙のサイズに採用されています。白銀比は我々の「もったいない」精神が関係しているようで、丸太から木材を切り出すには円に内接する正方形が一番無駄が少ないのだとか。白銀比は風呂敷や畳に見られますが√2=1.414…で、5:7=1.4なので、俳句も白銀比なんですね。先生のお姿から合理性の中に美しさと思いやりを見るのはあながち間違いではなかったようです。

6月13日の稽古内容 ご指導:吉田師範

①体の転換、②逆半身片手持ち転換おさえ込み(からの変形)、③逆半身片手持ち転換/両手持ち内転換四方投げ、④逆半身片手持ち呼吸投げ、⑤天地投げ、⑥正面打ち入り身投げ、⑦肩取り面打ち転換一教おさえ込み、⑧逆半身片手持ち一教からの二教おさえ込み、⑨諸手持ち呼吸法、⑩座技呼吸法、 背伸びの運動 など

② ①を片手だけでなく両方同じくらい広げる。上げない(そのまま一緒に進んで道を描く。渦の描き方)。つながっていればそのまま(天地投げの天など)色々変形にもなる。

・(腕を)固めない。全体をスッと通す。(体で行こうとしない。詰まらないようにする)

④(足を下げて)斜に体を開く。ふりかぶってふりおろす。相手にとっては同じ引っ張るだが(持たれたところを引っ張るのでなく)中から引っ張り出す。(振り子)

・振りかぶって斬り下ろす。体の変更、転換、入り身転換。進む、下がる。或いは蹲踞から。その繰り返し。

⑤天の方の手で斬るように(体を開く)

⑥天地投げのようにする。そうしたら(入り身投げの)手の形もきいてくる

⑦できるという雰囲気を作る。

⑧これはこうと思い過ぎない。

・何も考えない状態=肚が据わる ということが分かった

⑨振りかぶって振り下ろす

⑩はいどうぞ~と広げる。中心を捉える。

➡合気ガールより:『姿勢とは姿に勢いエネルギー』






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