(螺旋の気/喰い込み)

晴れていても蒸しますね。皆様お変わりありませんでしょうか。体を暑さに慣らしていくことを暑熱順化と申しますが、稽古していれば自然にそうなりますね。大日本武徳会では武道の目的を「酷暑厳寒に耐える身体と、如何なる場合にも動ぜず泰然自若たる度胸を養成すること」心身の鍛錬にあると強調されたそうです。盆地は夏暑く冬寒いのでうってつけですね。さて、桓武天皇が平安京の大内裏、太極殿の北西にある道場で武技を奨励したと言われており、現在の旧武徳殿も太極殿を模した平安神宮北西にあります。戦後GHQにより武道は学校では課外活動に至るまで禁止されましたが(武道の中止による余剰の時間は体操に充当しろと)、後に柔道、剣道、弓道とスポーツ化することで体育に復活したそうです。私が当たり前のように合気道部で活動できたのは…たくさんの人が苦労していたんだなぁ…。

6月16日の稽古内容 ご指導:門川師範

①体の転換、②受け身の練習、③逆半身片手持ち転換おさえ込み、④回転投げ、⑤入り身投げ、⑥四方投げ、⑦小手返し、⑧腰投げ、⑨二教 など

③(①で相手を前に出して、完全に回り込む前に)相手の腕をくぐるようにして捌く。(手だけでなく中心まで力を伝える)

④相手の横に並ぶ。

⑤ ④から更に真後ろへ。

⑥相手の体が開かないようにする。死角をとる。

⑦ ⑥より少し手前でとる。手首だけでなく肘まできかせる。

⑧ ⑥⑦は相手の腕の外側、今度は内側から。相手の足がどこにあるか確認して自分の足を入れる。

⑨相手の手が外れないように。

➡合気ガールより:何の為に体の転換をするのか

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