ととのえる

 クチナシの花が咲き、甘い香りが夏の訪れを感じさせます。蒸し暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。自転車乗りたいのは何故かと考えたときに、幕末三舟の一人、山岡鉄舟は、無刀について「心の外に刀はない」と教えて下さっています。優劣の考えが自分の中にある内(優者へ立ち向かうときは心の動きが止まり太刀も動かず、劣者に対しては心は伸びやかになり太刀は思うままに動く)は無敵とは言えず心の問題。無刀=無心、心をとどめない状態になれば無敵となるそうです。無敵となるのは相手に勝って名利を求める為ではなく、ただ心胆練磨の術を積み、心を明らかなものにすることによって、自分もまた天地と同根一体なのだという理を釈然と理解できる境地に到達したいという目的があるだけ。…高尚に述べればこうですが、やさしく言えば、かんながライフを送りたい!です。つべこべ言わずに受け身とって感じる!ハイ‼

6月20日の稽古内容 ご指導:吉田師範

①体の転換、②逆半身片手持ち(転換)呼吸法/呼吸投げ、③呼吸投げ、④諸手持ち転換一教おさえ込み、⑤両手持ち四方投げ、⑥相半身片手持ち小手返し、⑦入り身投げ(からの呼吸投げ)、⑧胸持ち二教、⑨天地投げ、 背伸びの運動 など

・調える。両手を肚の前におく。

②上段/下段。上中下とある。相手が起き上がってくるのに合わせて。/起きてこない場合もある。(開いて閉じる)

③(天地投げの天)

・肚を回す。土台を作る。

④振りかぶって振り下ろす。

・剣を鞘から抜くように。そこに腰があるだけ。両方で(同じように)いかない。引いて、出す。

⑤普段あまり言わないが、捌いている。二刀を一刀にかえす。

⑥手鏡を返す。相手にとって後の祭りになる。(ポンと叩いたら響く)

⑦(入り身投げの手の形)いかなければ返す。

⑧これも言わないが(押さずに、左右へきゅっと締める)

・東京と大阪で違いがあるわけではない。同じ植芝先生の教科書どおり。しかし、実際にやってみて「わあ」というところを探す。

➡合気ガールより:先生みたいになりたいと思ってやってますが、先生は教えることでも更に深まるから、どんどん差は開いていくばかりですね。さて、どーする!?…とりあえず言われたことが出来ないとお話にもなりません。

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