なりきる/かんじる

 6月も終わりですね。皆様お元気ですか。茅の輪くぐりを致して、水無月をいただいて、これでもう夏は万全ですね。いざ奈良へ参りましょう!親に聞いた話ですが、合気ガールは初めての運動会のかけっこで、せっかく一番だったのに遅い子のところへわざわざ戻ってきて結局最後になったそうです。これは、皆で手をつないでゴールするのとは正反対の、まだ教育にすら染められていない子どもに八紘一宇が備わっていたということ。だから私が10年間キリスト教主義の学校に通って信仰心を持てなかったのは、既にあったからです。個人的な体験ですが、合気道を続けていなければ気付けたでしょうか。お稽古できるのはいつも先生や皆様のお蔭ですね。探し出してくれてありがとうという感じ…。だったらもう本来の姿を取り戻すというか思い出す旅路哉。

6月27日の稽古内容 ご指導:吉田師範

①体の転換、②逆半身片手持ち呼吸投げ、③(②を捌いて)、④諸手持ち転換呼吸投げ、⑤正面打ち 振りかぶって振り下ろす、⑥方向を変える(一教)、⑦捌きを入れる(一教/入り身投げ)、⑧諸手持ち(転換)呼吸法、⑨天地投げ、 背伸びの運動 など

②(天地投げの天)

・受けは感じる。肩でガードして止めない。肚(中心)でアースする。受けきる。

③(足を入れ替えてくいこむ)手足が逆になる。そのまま足は出さない。肘をのばす。腰からいかなくても、自然と体が回る。(体捌きをちゃんとすれば間が詰まることはない)

・なりきる。受けも感じようとする。乗ろうとする。止めようとする試し合いをしない。我慢して踏ん張るだけが相手の為ではない。自分の為に感じる。感じることができればアウトプットできる。林檎が落ちるのを見るのではなく、自分が高いところから低いところへ飛び降りて重力を感じる。八百長ではなく、何%しか出来ていないというのもお互い感じることができる。

⑤吸い取る、吸収する。振りかぶって振り下ろす。真下にくるのでちょっと押す。

⑥相手はついてきて浮いたら戻りたくなる。戻ってしまえば物の状態。浮いているのが空の状態。空のときに方向を変える。掌、手刀で。

⑦(内側か外側に)捌きを入れる。

・辞書の上に万年筆を置いても分からないが、紙切れ一枚の上なら感じられる。鎧をとっていく。しかし辞書の上に置いたとしても感じられるように。

⑧(転換+振りかぶって振り下ろす。スッと通す)

・西洋の文化:言葉でシステム化「最初に言葉があった」言語化されないものは存在しないという考え方⇔日本の文化:そういうシステムはない(言葉にならないものをかんじる)誇ってよい。以心伝心→同化→瞑想→動く禅。エンパシー。

・ひよこの雌雄見分け方、日本にだけ学校がある。しかし方法などない。やって覚えるだけ。

➡何年も前の忘年会でお店のおばちゃんに乾杯を急かされ最後まで聞けなかったひよこの話、やっと聞けましたね!喜びもひとしおです‼

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