接続~つながりたい気持ち~

 今日は海の日でした。皆様お元気でしょうか。浦安の国よりお届けしております。海の日は、海の恩恵に感謝すると共に、海洋国日本の繁栄を願うという趣旨で祝日に制定されたそうです。合気ガールの土日月はこの海の日が山鉾巡行のようなものでしたよ。さて、講習会に参加させていただいて「あなた、初めてですね」と最初に前で先生の言うとおりにしてみる(肩を下げて流す、通す)という機会がありました。チャンスとピンチは紙一重!大変有難いです。紆余曲折を経て「初めての人でも私の言うとおりにしたら出来るんです。伝わるんです。」との事でした。形ではなくて、先生がやろうとしている事をやって下さいねという冒頭のインフォメーションだったんですね。お役に立てたんでしょうか???

7月16日の稽古内容 ご指導:吉田師範

①体の転換、②逆半身片手持ち呼吸投げ(入り身投げ、体落とし)、③(体の転換、変更、斜)呼吸法、④転換回転投げ、⑤相半身片手持ち角落とし、⑥正面打ち角落とし、⑦天地投げ、⑧諸手持ち転換二教、 背伸びの運動 など

・受けは投げられてバターンと倒れるのではなく、エネルギーを感じて、意思を持って危なくないように身を守る。畳と仲良くなるように受け身を取る。

・(取りは)投げよう、倒そうとするのではなく、まず相手とつながりたいという気持ちがある。それをどう伝えるのか。これが基本。接続。

④ ①で相手と同じ方を見る。詰まっていっぱいいっぱい→(もう片方の手も使って)広げる。姿勢が大事。目はぶれない。

⑤持たれてからではなく、相手が持ちに来る前に出す(大事なものを拾うように、刀を置くように)

⑥つながりは作っておく。離れない。(傾かない、ぶつからない)

⑦もらいながら出す。詰まったら反対側へ返せばよい。

・(打つ、突く等の攻撃が)速ければよいと思っているだろうが、そうではない。ゆっくり。感じる。打ちっぱなしは危険。そこに自分があるのか。感じれば反応できる。そうなれば自動操縦、速くてもよい。

⑧二教は痛いものだと思っているが、痛めつけようとしていれば傷めつけるようにしかならない。それで相手を怪我させて、怪我する方の鍛錬が足りないと昭和の時代は言っていた。それは情報が無かったから。今はそうではない。それでは済まされない。今は情報が無料で多くある。合気道をしていない人でも学生でも、二教が痛くないものだと既に分かっている。何十年していても白帯の人に教えを乞うことになりかねない。相手を傷めるのは自分が下手だからと思えるかという厳しい世界。皆でアップデートするなら今。

➡合気ガールより:そうは言ってもまあまあ痛いような…なんていうか…内容によって、痛みにもいろいろありますから…。痛めつけてやろうというのは嫌な感じのする痛みです。そうでないやつは、有難うございまーす!

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