どこまで伝わっているのか

 残暑お見舞い申し上げます。皆様お元気ですか。今年は大文字の火も灯され、お迎えした祖霊を無事お送り出来ましたね。ここ2年はコロナの影響で縮小点火となり、保存会の役員のみの参加だったそうです。維持継承には実践が欠かせません。合気道も自転車に乗るように、その体の使い方を会得するのですが、自転車や水泳と違って、やれば皆が出来るようになるとは限らないようですね。すべて機械化された暮らしの中で、便利さと引き換えに体の使い方の基本を忘れてしまったのでしょうか。合気ガールは久々に海水浴へ参りましたが…思い起こせば、泳ぐのも、自転車乗るのも、他の子どもより遅かったです。怖がりなんですね。故に、固まったり力んだりしてしまうのかな?それでも人より時間をかけて漸く出来るようになったんだから、合気道だってきっと…と願わずにはいられません。神様、仏様、ご先祖様、どうか見ていてくださいね。

8月18日の稽古内容 ご指導:門川師範

①体の転換、②受け身の練習、③相半身片手持ち一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤四方投げ、⑥二教おさえ込み、⑦座技呼吸法、⑧相半身片手持ち(転換)小手返し、⑨天地投げ など

③触れているところだけ動かすのではなく、そこを通じて相手の中心へ力を伝える。おさえ込みをしようとしない。

④ ③は(腹這いになるよう)前に進んだが、今度は背中側を出す。触れているところを下に返して回転を伝える。振りかぶって振り下ろす。

⑤相手を進ませて腕をくぐるようにして(入れ替わる)。(相手が来るので)当身が入る。

・相手にどこまで力が伝わっているのか。手首までなのか、肘までなのか、肩までなのか。それが分からなければ修正のしようがない。足りない分をもう片方の手でフォローする。中心迄伝わるなら片手でも出来る。

⑥二教をしようとすると力が入って相手にもそれが分かってしまうので、技をしようとしない。指の先が畳へ向くようにする(ふりかぶって斬り下ろす)。

⑧(振りかぶる動作を小さくして下へ返す)相手の中心から下まで力を伝えるようにして①→小手返し

⑨相手と向かい合わない。(地を)先に払ってしまうと相手の体が開いて正面を向いてしまう為がら空きになる。(自分の半身の)前で(きり返すように)する。

➡合気ガールより:肘がどうなっているのか

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