何のために捌くのか

 花の姿こそ見えませんが、金木犀の香りがふわっと広がる瞬間がありますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。さて、合気道練習上の心得『四、指導者の教導は僅かに其の一端を教ふるに過ぎず、之が活用の妙は自己の不断の練習に依り初めて体得し得るものとす』とありますね。「指導者から教わった基本を正しく理解し、それに則ったうえで幅広くとらえていくことが大切です。」今日フォーカスされていなければやらなくてよいという道理はありませんから、先入観にとらわれず、見たまま感じたままするのが良さそうですね。お手本と全く同じにはなりませんが、補うにしても小手先ではどうにもなりません。うまくいかないときは、基本に立ち返るというか、フローチャートの最初から、いやそのものを見直さないと…。玉鷲くらい自分から喰い込む気持ちで‼相手も全力で向かってきますものね。

9月29日の稽古内容 ご指導:門川師範

①体の転換、②受け身の練習、③両手持ちの崩しからストレッチ、④一教(裏)おさえ込み、⑤入り身投げ、⑥回転投げ、⑦自由技/演武の練習 など

③相手の前に出ている(肩を返して出てきたもう片方も返してひっくり返す)

④ ③をしながら斜めに捌く。相手の外側になるように(相手が出てこなければその分自分が入る。肩を返した同じ方へ回転を加える)

⑤今度は同じ捌きで下へ返す。肩より後ろになるように。何のために捌くのか。動くために捌くのではない。

⑥(相手が吊り出てきたところで)腕をくぐるようにして外側へ捌く。相手の前にならないようにする。

➡合気ガールより:ひとつになる

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