流れ/全体をとらえる

 武道センターのもみじが色付いて参りました。皆様ご機嫌いかがでしょうか。自分のあまりの不甲斐なさに泣きたくなる日もあれば、そうやって積み重ねた日々があるから今日できることもある、稽古は嘘をつかないよね…と実感する日もあります。流水腐らず戸枢蝕まずと言いますが、常に新しく変わりながら形をとどめている水の流れは清めの意味を持ち、日本において水は古くから清浄、穢れを祓うものとされています。反対に、何かに囚われていると淀んで停滞してしまうものですね。身動きがとれなくなっているときこそ、発想を転換できればよいのですが。或いは、難しく考えなくても、体全体が通れば連動していくのか。目下、修行中の身です。

11月14日の稽古内容 ご指導:吉田師範

①体の転換、②逆半身片手持ち(転換)呼吸投げ、③角落とし/入り身投げ、④諸手持ち一教おさえ込み、⑤突き小手返し、⑥逆半身片手持ち(転換)角落とし、⑦正面打ち入り身投げ、⑧一教からの二教おさえ込み、⑨逆半身片手持ち呼吸投げ/体落とし、⑩座り技呼吸法、 背伸びの運動など

② ①を流れですると相手が回り込む。それを止めることもできるし、一緒に連れて行くこともできる。スッと広げる。

③手ほどきで手が替わっても同じ(肚が回る。ネジ)

④手首じゃなくて全体をとらえる。斬り下ろす。やわらかく鋭い。

⑤流れているか。②と同じ(広げる。動き出す)

⑥(ちょっと不安定。開いて閉じる)隙間を次々と埋める。

・ぶつかるところは外す。受けは粘る。

⑧振るのは、ぶれたり離れたりしない(お魚の術。中心線を外さない)

⑨両手で天地投げをするように(片手は両手のごとく。相手が来たら行かす)

➡合気ガールより:相手の攻撃の勢いを殺さない/つながりを切らさない

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