自分の前(相手との位置関係)

 稽古中にヒグラシの鳴く声が聞こえて参りましたね。猛暑のみぎり、皆様いかがお過ごしでしょうか。コメントもありがとうございます。この調子で師範から個別にご指導いただいたことは共有してくださるとうれしいです。陥りがちなパターンは共通ですから。ご記載の入り身投げにつきましては現道主の動画などご視聴されるとよいと思われますが、見たところでわかるのかという問題もありますので、合気道学校の受講をお勧め致します。「武道の『研究』をしているのか、武道そのものをやっているのか、そこをはき違えてはいけない」と二代目道主が仰っています。「自分勝手な稽古は行わず己を無にして指導者の教えを守らなければ、正しい合気道は身につかない。」「道場で手ほどきされた基本で事足れりと満足せず、絶えず自分自身で工夫しながら教えられたことを咀嚼し自分のものにしなければならぬ。」とのことです。厳しい世界ですからこそ皆で良い方向へ…。

7月27日の稽古内容 ご指導:門川師範

①体の転換、②受け身の練習、③横面打ち(斜め)一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤回転投げ、⑥(転身)側面入り身投げ、⑦小手返し、⑧座技呼吸法、⑨横面打ち(外転換)四方投げ、⑩(転換)腕絡み など

③斜めに捌く(→側面)。一教は(前に)押すのではなく自分の足元へ。

④(相手の前に自分がいるのではなく)自分の前に相手がいるようにする。横になったりしない。

⑤転換しているときも常に自分の前に相手がいる。ほったらかして行かない。

⑥転身の動き。よく似たものに内転換(回り込む)がある。斜め(入り身)、転身、転換、どれをしているのか。捌いたときに相手が自分の(中心、肚の)前にいるようにする。→相手と横並び

⑦→足元

⑨相手と遠ければ後ろから、近ければ前から進む。相手との距離によって変わる。

⑩今度は転換で肘を曲げて相手を前に進ませる。(進ませながら触れているところを絡ませる)

➡合気ガールより:死角/陰の力持ち


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