呼吸力/結びが切れないように
「見渡せば花も紅葉もなかりけり浦のとまやの秋の夕暮れ」霜降の時季となりました。今年はまだまだ暖かいですね。山奥のお寺の中は日当たりの良い庭とは対照的に真冬のように冷え切って、一見すると収納のような茶室は隠し部屋みたいでした。封建時代には厳格な階級制が設けられましたが茶の湯は四畳半の茶室の中に雑多な階級の客が無差別に饗応され、世俗的な考慮は一切風に流します。結局のところ貪慾、瞋恚、愚痴が様々な不和を引き起こすのですが、文殊菩薩の持つ剣はそういったものを断ち切るそうです。合気道は活人剣ですから実際に剣を持っていなくても飛躍すれば剣そのものであるように、稽古中はもとよりせめて道場を出るまでは、もっと!門をくぐって外に出るまでくらいは、気を抜かないようにしたい。そうでなければ先刻までやっていたことは何だったのか?勿体ないですよね。いえ、此方の話です。
10月23日の稽古内容 ご指導:吉田師範
①体の転換、②相半身片手持ち入り身投げ、③入り身投げ/四方投げ、④両手持ち四方投げ/呼吸投げ、⑤逆半身片手持ち呼吸投げ、⑥横面打ち小手返し、⑦突き(転換)二教おさえ込み、⑧諸手持ち(転換)ふりかぶってきりおろす、⑨正面打ち一教おさえ込み、⑩入り身投げ、⑪座技呼吸法、 背伸びの運動など
②ふりかぶってきりおろす、ふりかぶってきりおろす。
③(手捌き)×3種類。親指を中に入れる→四方投げ。②、くいこむ→入り身投げ
④ふりかぶってきりおろす(/突く)
⑤中心(をとらえる)結びが切れないように。相手がガチッと持って握っていられるようにする。ふりかぶってきりおろす/突く。
⑥(つながりを切らさない)
⑦近い方が良いというものではない。詰まったら反対(の半身)。体捌き、間をかんがえて呼吸力を使えるようにする。
⑧ここ(手)とここ(肚)を合わす
⑨(吸い込む)
⑩なでるように
⑪肚対肚
➡合気ガールより:外へ広げる/手刀
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