中心をずらす

 ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。朝の霧雨で空に大きな虹がかかっていたんですよ~。西へ向かって出勤しなければ気付かなかっただろうなあ。本当にきれいでした。さて、先日偉い先生から論語の話を聞く機会があったのですが、良いこと言ってる…と今は思えますね。なんでも明治、大正生まれの方はこういうものを暗唱されていたので、何も思わなくてもスラスラと口から出てくるそうです。確かに昔、認知症のあるおばあちゃんが「東風吹かば…」とそらんじていました。それらを学校で習って覚える子どものときには意味は分からないけれど、大人になって何か困難な場面があったとき昔覚えた言葉がふいに思い出されて、ああこういうことかと生きるヒントになるそうです。私の場合は、最初に稽古するときはなんでこうするのかは分からないけどやって、今回なんかは座技のときなんかやりにくいなと感じてスッとそれが体から蘇ったときにそういえば前やったな~と記憶も思い出されて、結局それが自然な体の使い方なんだろうと納得。でもまた忘れちゃうんですよね~。引き出したのも先生だし前に教えてくれてるのも今してるのもそもそも見てやろうとしてるんかって言うのも全部先生…ぐるぐる。

11月20日の稽古内容 ご指導:吉田師範

①体の転換、②逆半身片手持ち側面入り身投げ/呼吸投げ/角落とし、③(転換)呼吸投げ、④一教おさえ込み、⑤座技正面打ち一教おさえ込み、⑥正面打ち入り身投げ、⑦小手返し、⑧突き小手返し/回転投げ、⑨横面打ち四方投げ、⑩両手持ち呼吸投げ(天地投げ)、 背伸びの運動 など

②前後。内側から、外側から(中心をとらえる)。川の流れのように。受けは受けきる。

③外に転換/すり抜ける。スレスレで。側面にくっつく。

④斜め/内転換。ぶつからない。中心をずらしている。

⑤避けない。中心をずらす。

⑥いなす。ただ下げるだけではなく腕の回転がある。剣と同じ。力を込めて握ると斬れない。

⑦(相手の)中心をずらして(自分の)中心に合わす。

⑧手と肚を合わす。結び。(柄を握る手で合わす→クロス)最初から反対の手でしても良い。

⑨わっか。無理にきめて傷めるのではない。部分だけ見ない。全体の中にポイントがある。

⑩両方上/下、斜。上下に分ける(天地投げ)

➡合気ガールより:肚対肚/ぶつからずに押す

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