技をしようとしない

 菊花の香り高い季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。私の場合は、ちょっとやってよく分からなかったりするとすぐ諦めて全然違う方にいってしまいがちですが、もう少し我慢して正しい方をやらないといけません。相変わらず自分の弱さに負けっぱなしでそれを人に助けてもらったりしています。合わせるのがうまい方へ全然できてなくても勝手に飛んでくれてたりするのを婉曲的に投げかけてみたところ、それ以来だめなときはちゃんと分からせてくれるように。何でも対応できるんだなぁ。そういう塩梅って粋ですよね。相手が出来るようにするには、その時何をしているのか分かっていないと。やれそうなのを無理に流れを止めるのは野暮ですよね。いや、こんなに人へ甘えなくてもヒントはあるわけだから、自分で敏感に気付いてその場で修正しよう…。同じことを繰り返しても結果は変わらない。当然。それよりなにより普段の自分でなくてちゃんと前でやってるやつをやる、しかもやれるって脱帽‼自分に克ってるんですね。見習おう!見てとる、受けて感じる…。

11月2日の稽古内容 ご指導:門川師範

①体の転換、②受け身の練習、③相半身片手持ち(転換)一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤呼吸投げ、⑥(外転換)四方投げ、⑦二教からの小手返し など

③腹側へ回るが(相手が動いていないのに)自分から回って背中を向けるのではなく、相手が出てくるようにする。

④まず(相手を)動かす。入り身投げをしようといくのではなく、相手が動いてきたら技ができる。

⑤外側の手が浮いてくると技がかからないので体につける。内側の手は上から下へ返す。

⑥技をしようとしない。③の変形なので、おさえ込みがちゃんとできていればふりかぶる動作になる。外転換して四方投げをしようとすると違う動きが入ってくる。何をしているのか(形ではなく中身)。

⑦二教をきめて手の甲が相手の方へ向いているのを無理に小手返ししようとせず、ゆるめて反対側に向くのに合わせてやれば無理なく技ができる。

➡合気ガールより:ネジ/一がないと二も三も四もつながらない

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