(相手を動かす)

 師走らしい寒さになりましたね。皆様お加減はいかがでしょうか。学生の時分に前の前の監督が合気道部は社会の縮図と仰って、五倫五常のことなんじゃないかと今は思っています。うまい先生に習ったからといって自動的にうまくなるわけではないですが、真心神心を受けたからといって態度が改まるわけではないのは自分を偉いとしているからなのか。どこを真似るのかという問題がある。同じ話を聞いて私は胡蘆子捺着(知識)そんな風に現代版がガチで出てくる(智慧)心の比喩でなく体でやるんだからまさに動く禅と羨望の眼差になりますが、他の人はそんなん自分も出来ると思っているかもしれない。ならばこそ益々人と争わず能く耐え忍び光風霽月品位を保ち自然にして世界を輝かし一点の私心無き時その胸中に永遠無窮の神国が。先生はいつも神対応即ち惟神の道であります。私などはこれを書く時間を逆算して帰路につくわけだから凡庸だし、某の日も有休足りないから行かないしどんくさいんだって。しかし普通の人にできないことを平然とやってのけるから痺れる憧れるんです。

12月14日の稽古内容 ご指導:門川師範

①体の転換、②受け身の練習、③逆半身片手持ち四方投げ(裏)、④入り身投げ、⑤回転投げ、⑥(転換)一教おさえ込み、⑦(転換)呼吸投げ、⑧二教おさえ込み、⑨座技呼吸法 など

③(①で相手を前に出して自分は相手の後ろになる。片方の手で相手が持っていられるように切らさない。切れるからもう片方の手で掴みにいくのではない)

④(体の変更。相手と同じ方を向く)相手の前に足が出ていないように。

⑤今度は更に手を入れ替えて足元に。

⑥転換して横に捌くが、相手が戻ってから向かい合うと転換した意味がないので、相手が立ち直る前に捌く。

⑦(天地投げで逆回転するように体を開く。弛めて戻るのに合わす)

⑧技をやろうとすると手が切れる。片手だが相手の手が離れないようにする。

➡合気ガールより:何のために捌くのか

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