止めずに動かし続ける
『うつるとも月とおもはず うつすとも水もおもはぬ 広沢の池』木枯らしに落ち葉の舞う季節となりました。皆様お変わりありませんか。磯輪垣の秀真国(しわがきのほつまのくに)よりお送りしております。もともと言挙げせぬ国と称してきたのですから大昔にはそれが当然で、不言の教え、無為の化が自ずから行われていたようです。現代はそうはいきませんからこうして道場で稽古させてもらってますよ。有難いことですね。健全な精神であればこそ健全な肉体をも所有することができるだろうということで、こころをなおすことがこの器を空けて磨くことにつながるような気がしています。人と争いたくはないですが、言いなりになって我慢するようでは身をまもれていない。じゃあどうする?本当はもっと上級になりたいもののいきなりは難しいので、少しずつ。
12月7日の稽古内容 ご指導:門川師範
①体の転換、②受け身の練習、③突き(転身)一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤天秤投げ、⑥側面入り身投げ、⑦二教おさえ込み、⑧一教からの腰投げ など
③相手の内側に上から手を入れる(結び)。来るのに合わせて当身を入れる。カウンターになる。(半身の前)
④(横に払って)相手と離れない。自分の足元へ。相手を止めて入り身するのではない。止めずに動かし続ける。(背中が自分の前にくる)
⑤(背中が自分の横くらい)自分の掌を上から下へ返す。腕の回転を相手に伝える。
⑥ ⑤で下から入れた手が上になる。
⑦(③の変形)掴もうとしない。上から挟んで胸につける。
⑧(一教を)大きく腕を回すのではなく肘が曲がっている方がしやすい。
➡合気ガールより:手足腰の一体化/恵み
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